木下けい子さんのレビュー一覧

素敵な入れ替わり 小説

小林典雅  木下けい子 

愛のなせるわざ?

年の差ものです。
我が息子と同じよう幼い頃から面倒をみてきたお隣さんの子供(高校生)に絆されるアラフォーにも驚きですが、そうなるキッカケが更にぶっ飛んでました(笑)
息子と入れ替わるというトンデモ設定で、小ネタたっぷりな典雅先生らしいユーモア溢れてます。
…が、個人的にギャグがいまひとつはまらなかったという。
私はいい年してるので各ネタは分かるんですが、ドタバタすぎたのかも??

攻め…

0

ひねもすのたり君と僕 コミック

木下けい子 

思いやれば思いやるほど、結ばれるのは難しい

惚れっぽいばかりかダメンズばかり好きになる尚ちゃんが失恋する度に、解りづらい優しさで慰めてくれる幼馴染みの洋ちゃんは、中学の頃から尚ちゃんが好き。でも、自分は尚ちゃんの好みのタイプじゃないから彼をこっそり見守るだけで……という『様式美』の様なお話なのかと思って読んでいたのですけれど、読み進めながら二つのことに疑問を感じてしまうのでした。
①一緒にいて心地良い人と、恋に落ちゃう人って違うものなんで…

1

リアリストによるロマンチシズム コミック

木下けい子 

偏屈俺サマ攻めの本質は甘えん坊

幼いころから天才肌ゆえに人から遠巻きにされて育った攻めは、人気の経済学者として多忙な日々。アシスタントを今まで何十人と雇ってみたけどどいつもこいつも腫れ物に触るように扱うばかりで使えないやつばかり。
アシスタントに求める絶対条件は「普通に接してくれるひと」
それを聞いた学生時代からただ一人の友人が、それならうちの息子はどうだ?と紹介してくれることになり…。

めでたくアシスタントに採用され…

3

恋愛志願 小説

岩本薫  木下けい子 

入り込めなかった

モデルのような美形兄弟(二人とも受け)、
未来を嘱望された陶芸家からサラリーマンになった美丈夫、
俺様傲慢天才シェフ、
受けを手荒く扱う傲慢で下衆な当て馬に、
倒れる父親…
フィクション感が強くて何だか入り込めませんでした
ドラマっぽいというか、現実味がないというか
弟の方の受けは大人しくて言動が子どもっぽく、高校生のようでした

イラストも合っていないように思いました
攻めは…

1

スローリズム 小説

杉原理生  木下けい子 

微熱な恋

ここのレビューを読んで、「名作」という意見と「じれったい」「イライラする」という意見の両方あることを知った上での購入。
「私、白黒はっきりして欲しいと思っちゃうトコあるからダメかなー……」と不安を感じつつ読みました。
しかし結果的には、私は全くストレスなく読むことができました。むしろ、のめり込んで読めたとさえ言える。
なんで自分はハマれたんだろうと考えた時、この作品の攻め・受けの「大人らしさ…

6

好きだからキスしたの? コミック

木下けい子 

綾瀬め~~~

前回同様、モダモダジワジワなDK同士の初々しい恋愛模様でした。
でも今回は甘々ほのぼのだけでなくショッキングな展開が!!なんと、綾瀬君、蒼ちゃんが初めてじゃなかったのですね…(´д`|||)蒼ちゃんじゃなくても、「何だよ!1巻ラストの俺のキュン返せよ!」って気分です((怒))。物理的な痛みへの恐怖に加え、相手が女の子と全部経験してしまっていることへの不安から、過剰に拒否反応を示してしまうのも仕方…

1

キスよりやさしく コミック

木下けい子 

モダモダしてるのが良い

この作品がシリーズものだと気づかず3冊目にあたるこの作品から読んでしまいました。
本当はキスもしらないくせにー>好きだからキスしたの?ー>キスよりやさしくの順で読めば、二人の出会いから、順を追ってストーリーが楽しめたと思うのですが読み終わってから前作2作品を読みました。
巻数がついてないとなかなかシリーズものと気づかないので、巻数つけてくれるとわかりやすいのですが、なかなかBLの作品はわかりに…

8

嘘つきと弱虫 小説

久我有加  木下けい子 

匂い立つ『濡れ場』

電子書籍で読了。挿絵有り。

学生当時の告白に、その時の理由があったにせよ「気持ち悪い」発言をしてしまい、友人づきあいすら消滅してしまった後の再会ものです。
自分の気持ちに気づいた後の小暮くんは、若干グルグルしますが、きちんと筋を通そうとする所など潔く、気持ちがよい。好感が持てました。

特筆すべきはその後の色っぽさ!
小暮くんが『地図マニア』という、オタクと言っても枯れている分野(偏…

1

キスも知らないくせに コミック

木下けい子 

とにかく藤沢が可愛い

とにかく藤沢が可愛い。木下先生の描かれるDKはどうしてこんなにも可愛いのでしょう!?
これは綾瀬じゃなくても、ついホモに走っちゃいますよね。というか、親友の類君はこれまでよく友達の座に留まっていられましたね。
二人の不器用で幼い初恋に、終始きゅんきゅんしっぱなしでした。今回はキス止まりだったのですが、二人の初めてのお泊りなんぞ出てきた日には、読んでるこっちの方が緊張して過呼吸になりそうです。

1

キスよりやさしく コミック

木下けい子 

ほっこりじんわり

うわあ…萌えた〜!キュンキュンきた〜!
語彙力乏しいですが、読後萌え転がりました(//∇//)

「キスも知らないくせに」「好きだからキスしたの?」の続編。
前2作でHには至ってない二人、今作は二人とも「やりたい」気持ちでいっぱいです。
綾瀬のおばさん家族が不在という絶好のチャンスも藤沢が怖気づいたり、二年生になりクラス離れたり…とうまくいきません。
このモダモダした感じが焦れったいの…

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