木下けい子さんのレビュー一覧

下克上にはわけがある 小説

愁堂れな  木下けい子 

現代の水戸黄門系ラブストーリー?

最初タイトルが変わっていたので気づかなかったのですが
タイトルを変更しての新装版でした。
お話は2年も付き合っていた恋人に一方的に別れを告げられ
思いを断ち切れずにいた受け様が、酔った勢いで会社の
同じ課内の新人社員と一夜を共にし、いつの間にか、
受け様の心には新人君が・・・と言うようなお話です。
設定はありきたりなのですが、読み終わると心地良い
余韻に浸れる秀作です。
受け様が突…

7

わが愛しのドクター コミック

木下けい子 

ほのぼの~

他の木下さんの作品と比べると、私的には萌え度が低かったのですが、作者さんご自身がおっしゃっている通り、木下さん史上「最もぼんやりな主人公」が読めます(笑)。

その道では天才的な頭脳を持っているのに、恋愛に関しては無欲で超ニブいドクターがとても可愛い。
そのドクターに片想いしている助手も、恋愛に関しては無欲で、そのせいかとってもヘタレ。
この攻めの気持ちも、ドクターが失った大切な人に対する…

2

由利先生と愛しき日々 コミック

木下けい子 

けなげ~。

「由利先生」シリーズの2作目。

いや~~~~~~、六車くんのかわいさ全開w
 
これでもかってほどの由利先生の我儘を
一生懸命聞く六車くん。
この六車くんの困った時の“眉が八の字になった顔”が
何度登場するやらw

そして新キャラも登場。
六車くん的には、由利先生の方が我儘と言うことだけど
ワタクシには地味な由利先生よりハデな新キャラの方が
上を行くような気がしましたが(…

3

下克上にはわけがある 小説

愁堂れな  木下けい子 

切なさの涙の後に、スカっと爽快!

04年リーフからの出版作品の新装版なんですが題名が変わってます。
最初切なくて悲しい主人公の失恋から始まって、一体下克上とは何ぞや?
誰がその下克上をどうやってするんだろう?
なんて読み進めるうちに、あ、そっかー能力の下克上?なんて思ったら!?
やられましたwwwそっちの下克上かwww印篭出しちゃったよwww
でもね、主人公の一人称で進む物語だったので、すごく胸が苦しくて痛くて、辛くて悲…

4

SWEET SWEET HOME 小説

桂生青依  木下けい子 

ほっこり


最初から最後まであたたかい気持ちでよめました*

血のつながりはないのに自分を引き取ってくれた秀一郎さんに特別な感情を抱いてしまった知晶

そのことに罪悪感を覚え家を出ていこうとする、という何ともありがちというか先の読めるお話ではあるんですが

何と言ってもキャラクターが魅力的なんです!!

まず主人公の知晶。
両親を喪い天涯孤独の身の上でありながら、今は健気に家事と弟(というか子供?w)的存在...

0

愛こそすべて コミック

木下けい子 

いいな、こういうオッサン…

ダサいオッサン攻めが素晴らしかったです。
こういう人に惚れられたらシアワセだよね。旦那にしたらシアワセだよね。ちょっとウザイけど、間違いなくシアワセだよ。
運が悪いというより男の趣味が悪かった受けが、はじめて「いいひと」と付き合うことになる。
付き合うまでの過程も良かったけど、付き合いはじめてからのもどかしさも良かったです。
受けがしっかりゲイな男なのも私の趣味に合ってました。エッチしたくてモンモ…

3

うちの王子いりませんか コミック

木下けい子 

高校生ってかわいい

この作品!雑誌から買っていてすごく大好きな作品です!
木下けい子先生の作品で私こうゆうカワイイ受けくんが好きみたいです。
Hシーンはないんですけど
なんかこのミスマッチな組み合わせが面白いといかなんとういか
亮平は不良みたいなんですけど、
王子といると二人が初々しく写るといいますか!
亮平の赤面もなんだかかわいいなと思いました。
でもやっぱり王子がかわいくてしかたない。
バスでの突…

6

オールトの雲 小説

一穂ミチ  木下けい子 

幼馴染

ふんわり可愛い作品でした。
母の死~もろもろ含めてちょっと切ないぶぶんありきではあるものの
後半の甘い二人に当てられた(〃艸〃)ムフッ

2人の出会いは幼少期。
美しい母につれられた、これまた天使みたいな少年。
俺が守ってやらなくちゃ。
そんなこんなな始まりから~なお話ですね。
対人に不器用な攻と、名前のとおり太陽みたいな受。
ずっと一緒にいたのが当たり前で、俺がと思っていた相手…

2

由利先生と愛しき日々 コミック

木下けい子 

いや~神ですね、これは。

1巻読んでから、この巻を入手して、ずっと今まで読まずに置いてました。
好きなものは後にとって置く性格なので、なんとなく「まだ読まなくても大丈夫、まだ待てる」って感じで(笑)。

そして、
六車君にやられました。
あの、切なそうな表情に、もう何度も何度も胸が痛かった・・・
なんて悲しそうな顔で耐えているんだ、君は!!!
ガラスのように繊細で、たおやかで健気で、ほんとうに竜胆の花のようで…

8

由利先生と愛しき日々 コミック

木下けい子 

由利先生の口調がたまらんのデス!!

内容は、他の方が書いてらっしゃる通りなんですが、私の感想としては「新しいな!」です。この時代をテーマに持ってきたこともそうですが、木下先生の雰囲気ととてもマッチしていて、BLながらにここまで風流さを感じさせるとは流石ですよ。
由利先生!!カッコイイです大人です!なんでそんなに余裕なんすか?!
特にその話し方、「君」だとか「~かね?」だとか、も、本当に作家先生!って感じでドキドキしてしまいます/…

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