木下けい子さんのレビュー一覧

嘘つきと弱虫 小説

久我有加  木下けい子 

腹黒×天然

駅メロ作成会社社員×地図製作会社社員。

大学時代に親友だった攻めと、4年ぶりに再会した社会人の受け。大学生の頃に告白されたものの、そのときちょうど精神的に参っていたタイミングだったせいで必要以上にきつい言葉で罵り、そのまま疎遠になっていた。再会した攻めは、もう自分には彼氏がいるから仲直りしようと言ってきて、受けもそれを了承し再び友達付き合いが始まる。しかし、行方不明だった受けの弟が見つかった…

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トーキョートレイン(表題作 新宿ダーリン) コミック

木下けい子 

そうして、今日も東京の電車は走り続ける

東京都心の電車の中で繰り広げられる恋物語4編を1冊に
まとめたものでした。
どの話も甘酸っぱい恋でいっぱいです。
エロシーンは少なめですが、どの話も胸が熱くなるような話ばかりで
心もほんわかします。
木下ワールド全開ってところでしょうか。

   ◆◆   吉祥寺の戦士   ◆◆

大学生(攻め)とパン屋さん(受け)の話です。
電車の中で攻めは運命(!)の出会いをします。
そ…

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CHERRY 小説

月村奎  木下けい子 

完璧な王子様の仮面を脱ぎ捨てて

タイトルの『CHERRY』はDTの意味での「チェリー」。草食系の気弱な男の子がDTなら「なるほど」ってなるんですけど、『CHEERY』の主人公は、

容姿端麗、実家は資産家、学部賞を貰えるほどの秀才、しかし性格だけは傲岸不遜なワールドイズマインを地でいく「王子様」なのです!

本人曰く振ったことはあっても振られたことはない!だそうで……
そんな子が…そんな子が…童貞なのです!!!
童貞…

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トーキョートレイン(表題作 新宿ダーリン) コミック

木下けい子 

東京の駅をテーマに、いろいろな萌♪

吉祥寺、練馬、用賀、秋葉原、新宿……
東京の各駅をテーマにした4カップルのオムニバス。

どれも木下さんらしい、キュンとして可愛くって、
でもその可愛さがあざとくなくて自然体のどこかにいそうな男子達。
ちょっとした表情とか、男っぽい仕草とか好きだなぁ。

吉祥寺:今時の大学生と修行中のパン職人、
練馬&用賀:練馬実家暮らしと秋田出身用賀暮らしの二人のリーマン。
秋葉原:秋…

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トーキョートレイン(表題作 新宿ダーリン) コミック

木下けい子 

オムニバス

東京の駅、っていうかその土地を舞台に物語が描かれています。場所によって雰囲気が違うのは、東京ならではですよね。(もちろん他府県でも都市によって特徴があるんでしょうが、東京ほどバラエティに富んだ県はなかなかないと思います) 私は上京してきたので、楽しく読みました。特に「練馬の王子」と「用賀の騎士」が。いまだに、関東周辺の生まれ育った場所へのコンプレックスはよくわかりませんが。(大阪出身なので、大阪が…

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秋のときめきベストセレクション2011 グッズ

小さいながら大ボリューム!

B6サイズの小冊子ですが、結構読み応えがあります。番外編に本の表紙イラストが使われています。

愁堂れな「下克上にはわけがある 番外編」
瀬谷が同期の飲み会にも参加せず評判が落ちていると聞いて、島田がたまには行けよと進めたところ不機嫌になり…。島田は「お前」呼び(本文では「瀬谷」呼び)ですが、瀬谷は「幸也さん」呼びなのが萌えました!

妃川螢「イリーガル・ラヴ 番外編」
久遠寺の誕生日…

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キスブルー KISS BLUE コミック

木下けい子 

2巻迄読んでのレビューです。

何気なく読んだ作品。
むちゃむちゃハマりました!
せつなさMAXでした!!

よくある「友達から恋人」の同級生のお話なのですが、
とても丁寧に書かれていまして、
先に恋をする友坂のせつなさは半端なかったです。
またこの2人、本当仲がいいんだなーという2人で、
それがまったく無理がないんですよ!
「こいつが近くにいてくれて良かった」って思った所、
お互い相手を大事に思ってる所、

4

松前先生と美貌の作家(ぼく) 小説

遠野春日  木下けい子 

出版関係BLにハズレは少ない気がします。

由利先生シリーズ(?)が好きなので、帯付きを探して購入。
わーい!由利先生と平蔵だ!(あ、才蔵って…笑)
六車くんも愛らしく、それだけで満点あげたい気分です。
そういう目的で購入いたしましたが、それがなくても私は好きなお話でした。個人的に出版関係の話にハズレは少ない気がします。

俺様受けの春之さんが、あほ可愛いです。
ひねくれてそうで実は結構素直だったりするところが、ああ、この人は育…

4

下克上にはわけがある 小説

愁堂れな  木下けい子 

しかしてその実態は。

リーマン、スーツ、年下攻め。
三拍子揃っていて非常に満足したお話。

島田がこっぴどく振られるところから始まるのですが、まず香川のヒドさに憤りました。
ある意味香川とは対照的と言っていい程の瀬谷くん。
誠実で真っ直ぐで、多少頼りなさがあるもののそこが可愛かったりして。
頼りないといっても瀬谷は決して使えない部下ではなく、仕事に対しても誠実なところが好感が持てます。

最初から最後ま…

4

ブレッド・ウィナー 小説

月村奎  木下けい子 

家族愛

妻の連れ子である双子を抱えて生活する太一の前に現れた同級生の北川。
不運がつづき人生に投げやりになっている太一をそっと後押ししていく北川の優しさがあふれている作品。
太一と双子ちゃんとの親子愛もかわいさあり、せつなさありで心あたたまります。

BL作品の要素はあるのだけど、どちらかというと家族愛がメインのお話に感じました。
そこに少し物足りなさはありましたが、作品としてはとてもあたたかく…

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