木下けい子さんのレビュー一覧

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

コミック繋がり

丸ごと一冊ひとつのストーリーでした。

まずコミックから読みまして・・・つながりのある
こちらの小説を読みました。

なぁんとなく・・・勝手なイメージで「篤史さん」は
もっともっとオトナな感じかと思ってましたw
大人は大人なんですが、やっぱり今までの経験から
とっても臆病になっているんですね。
だから、拗ねる感じだとか後ろ向きな感じだとか
そういうところが、なんとなく子供っぽく…

1

CHERRY 小説

月村奎  木下けい子 

あっという間に読めてしまう面白さ

プライド高くて鼻っ柱強くて同世代の中では威張ってて感じの悪い我儘王子は、外見の良さに見合うように勉強もできて、みんなに舐められないようにしっかりしていなくてはと虚勢を張ってる可愛い生き物でした。
弱い犬ほどよく吠えるタイプでもあり、いやあもうチワワですな。
実際にこんなコが会社に入ってきたら…大人じゃない私は真っ向からいじめちゃうけど(笑)
全部お見通しで、なにもかも受け入れてくれる余裕のあ…

7

スローリズム 小説

杉原理生  木下けい子 

スローペースでマイペース

タイトル通り、ほんとにスローペースな恋のお話。

本書が始まるずっと以前から二人の関係は始まっていて、それが非常にスローです。長い間親友で、何も変わっていないし、これで完結しているとも言える、この先も変わらないであろう関係を長年続けています。
それを変えるには物語的には、何か大きな外からの圧力か、内面の圧力…もう我慢できない!みたいな気持ちの高まりが必要に思えますが、これといって大きな事件は…

1

さいはてのゆき 小説

いちか凛  木下けい子 

誠実さがある

作者さんのデビュー作品ですね。

大変に真摯に誠実な、とても素直な作品だったという感想です。

槍ヶ岳の山小屋を舞台に
登山家の両親を山で亡くし、山小屋経営をしている祖父に引き取られて育った主人公が、祖父が倒れたことにより、その山小屋経営を引き継ぐことになる。
その祖父の元に来た時に出会った大学生との邂逅が、現在の時間軸の中に挟み込まれながら
生死を支配する”山”という存在の中から主…

7

身近な恋だと思うけど コミック

木下けい子 

久しぶりにとっても純粋な気持ちに

「いつも王子様が」が大好き。だけどこれは原作物だったとオリジナルを急に読みたくなり電子版を購入。
なんでもっと早くに読まなかったのだろう。好きだー。このふんわかした雰囲気とストーリー。

ノンケ同士のゆるりとしたさわやかなお話。これがきゅんきゅん来て初恋でも思い出す感じ(^^ゞ

会社員の亨さんと大学生悠真のものがたり。
二人は同じアパートのお隣さん。悠真が友達のゲイの山田くんに襲われ…

3

身近な恋だと思うけど コミック

木下けい子 

かわいい大学生

まるごと一冊がひとつのストーリーでした。

大学生のかわいい悠真くん。
男に狙われやすいタイプらしんだけど
言動なんかはとっても普通の大学生。
お隣の享さんも、すご~く普通のリーマンですねー。
でもって、重要な役割にあるのが「山田」くんw
ちょいちょいしか出て来ないんだけども
この「山田」くんが居るから2人はお近付きになったわけですね。

一冊の中に、この山田くんとのやり取りや…

0

蜜色パンケーキ コミック

木下けい子 

ほぼヘタレ攻め!!

表題作の3編(含描き下ろしショート)と、短編3作が収められています。

「蜜色パンケーキ」は、ヘタレ攻め(俳優)と、男前パティシエ受けなのですが、パティシエの男前攻めというのがとっても好きな私は楽しく読ませてもらいました。

「愛のために」も、ヘタレ攻め、しかもかつての同級生、一途片思いヘタレ攻め(でも仕事はできる)と、これまた大好きな要素が詰まっていて、お話のテンポも良くて面白かったです…

1

甘い恋 小説

星野伶  木下けい子 

パンが

食べたくなる。

2

さいはてのゆき 小説

いちか凛  木下けい子 

山に萌え

絵師さんから初読みの作家さんの小説を選ぶことが時々あるが、
木下けい子さんの挿絵からは、今まで度々「あたり」を引き当ててきた。
夕映月子さん、安西リカさん、杉原理生さん……
そして何より一穂ミチさん。
今回もそれを楽しみに手にとった、デビュー作だという作品。

結果。
個人的にはとても面白かったのだが、
BLということを忘れて読んでしまった作品。
最後に、あらあらまとまるの?君達…

7

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

すごい泣いちゃった

一言でごめんなさい。
素敵な人に愛されて良かったねって、心から思えました。
家族との関係の部分で、号泣して鼻水垂れました。
辛い過去のくだりを読むと胸が締め付けられちゃうけど、未来を見て生きていこうって、思えるようになるといいなあ。
読んで良かったです。

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