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水無月さらら 明神翼
幸成
ネタバレ
読んでるこっちまで本当にイライラしてしまうクズな男だったよ、芦田という男は! 浅野の方が芦田を先に好きになって恋人になったのかな?と思ってたけど、芦田の方が土下座までして付き合いが始まったのか。なのにこんな最低の男だったんだね。そりゃ胃潰瘍にもなるわ…。でもそのおかげで佐久間さんと出会えて今までの分(子供のころからも含め)甘やかされていけばいいと思う。だって愛こそすべての人ですから、絶対に浅野を傷…
崎谷はるひ 明神翼
M+M
2012年にダリア文庫「あるいて、あした」という題名で発売されていて、そちらには同人誌掲載作品の短編2作品が収録されています。基本的にも改稿されていないようですが、表紙と同様に挿絵のイラストがリニューアルされていますので、明神先生のファンの方は見比べられると面白いかもしれません。 実家の酒屋を手伝うことになった一夏(受け)は、配達先のバーテンダーである川上を好きになりますが、川上(攻め)は義…
夏乃穂足 明神翼
1冊ぜんぶ表題作です。有紀(受け)の視点でストーリーは進みます。 あらすじで勝手に育成モノかと思っていたので、嶋崎(攻め)は昔はモテていてセフレ30人いたという絶倫男でビックリでした。外見を整える・デートの練習をするという「女慣れ」マニュアルの必要性ではなく、過去の失恋からの立ち直りと新しい恋へ向かうという話でした。 嶋崎の「愛されなかった理由を知りたい」が目的だったのに、有紀のレッス…
はるぽん
建築士の順也(受け)は、仕事はできるが人見知りでツンツントゲトゲしている。彼をハリネズミみたいだと思い、気にかけている企業医の佐久間(攻め)は、最初はあまりの顔と人当たりの良さに順也から胡散臭いと思われていたが、面倒を見ているうちにだんだんと懐かれていく。そんな折、トラブルに巻き込まれた順也を自宅で匿うことになるが…。 受けはロクデナシの元カレに作品を盗作され、行きたかった海外短期留学も…
森本あき 明神翼
大学生の叶羽(受け)は、小さい頃からの幼なじみで警察官の佑星(攻め)と、恋人として同棲している。大好きな恋人との暮らしに不満はないのだが、唯一の問題は、佑星が迷子の動物を時々預かって連れ帰ってくることだ。実は大の動物嫌いの叶羽は、自分のせいで動物好きな佑星がペットも飼えないのを引け目に感じていて、絶対に嫌だとは言えなくて…。 うーん…個人的に激しく微妙でした。受けの叶羽の視点の話なのです…
若月京子 明神翼
麗音
若月さんの、溺愛される受けの話はたまに読みたくなります。 深刻な事件も長引かず痛いことも少なくて楽しく読めました。 猛虎(トラちゃん)は絵を描くこと特に機械や乗り物マシン系が得意で描いていると時を忘れ時には寝食も忘れ倒れるほど集中してしまう子です。 絵以外は覇気がなく人を押しのけてでもという気概もないせいか就職もままならずフリーターをしながら好きな絵を描いて暮らしています。 どうしても…
恵庭 明神翼
物語の始まりが別れを予感するプロローグで、777日目に別れるまでの恋人同士の話のようで、よもやバッドエンドか、あるいは、それでも前向きに再生していこうとする終わり方じゃあるまいかと切ない気持ちになりました。 出会いから1年めのお祝いの日の事から始まり飛び飛びで二人の日常の出来事が語られるのですが、それがなんだかおかしくて笑いがいっぱいでした。 夕食の時に喧嘩腰になった時、せっかくの酢豚が無…
chi-co 明神翼
マキヲ
不思議で、切なくて、いつまでも印象に残りそうな、ふとした瞬間に「その後」を想像してしまいそうな、そんな作品でした。評価件数は少ないけれど神率が高いのも納得です。 主人公の志信は、ある日「夢喰い」という特殊能力に目覚めてしまいます。自分に好意を寄せる人間の夢に侵入し、自分に対する好意を食べてしまう「夢喰い」…好意を食べられた人間は、その反動で「夢喰い」を極端に嫌うようになります。そんな数奇な運…
てんてん
本品は『甘いのはキライ』の フェア書店限定配布の特典ペーパーです。 本編後、 早起きした朱音が朝食作りをするお話になります。 篠田はいつも朱音よりも早起きです。 一緒に夜を過ごして 篠田のベットで眠りについても早起きだし 朱音が先に目覚めても すぐに目を覚ましてしまうのです。 しかし、 今日は篠田の瞼が動く気配がありません。 篠田は朱音を「働き者」と言…
夢乃咲実 明神翼
最初書下ろしが入ってて、そのあとは桜花学園の小冊子やペーパーを集めたものになってるので、このシリーズを読んでないとあまり解らないようです。 書下ろしは元生徒会長・野上先輩と学園の人気者・桂のお話。 攻めは将来をしっかり見据えていて桂の事を本人よりもよく知っている。なので桂が隠したいと思っていた実家のことも知ってたし、桂が一人でグルグル悩んでただけ。 野上先輩はあらすじにあるようなドS感はそこまで感…