明神翼さんのレビュー一覧

翡翠の花嫁、王子の誓い 小説

水瀬結月  明神翼 

モフモフうさぎは可愛いですが…

あらすじ:
占い師一家の長男・晴季(受け)のもとに突然現れたヤーデルブルク王国の王子・ヴォルグルフ(攻め)。
国のため力を貸して欲しいと頼まれ、弟と共に王国を訪れるが…

晴季は占い師一家の長男に生まれながら、一家に代々伝わる翡翠の指輪『神秘の翠』をうまく使いこなせない占い師。
客の前では、いつも弟の助けを借りて占いを行っています。
そんな晴季が王国でどんな活躍を見せるのか?
『神秘…

3

花嫁は愛の宝石 小説

水瀬結月  明神翼 

翻弄されるスパダリ萌え(笑)

もーもーもーなんですのぉぉぉっ。ヾ(≧∇≦*)〃
噂に違わぬ激甘王道ラブコメで終始ぐふぐふしながら読みましたよ!!!
天然魔性受けに翻弄されるスパダリがそれはそれは楽しゅうて。( ´艸`)ムフフ
すれ違いコントよろしく微妙にかみ合ってないのに進む二人の会話にぐはっって笑えたり、
きゅんと切なくなったりと大忙しです。笑

水瀬先生の作品は専らもふもふ狙いで購入することが多いので
実は今…

7

天狐は花嫁を愛でる 小説

伊郷ルウ  明神翼 

天狐様とのほのぼの同居生活

あらすじ:
祖父の遺した田舎の家に暮らすイラストレーター・裕夢(受け・20歳)の前に現れたのは、狐の神様・陽月(攻め)。
15年前に結婚の約束をしたと言う陽月は、裕夢を嫁に貰うと言い張り、家に押しかけてきて…

陽月は、口調こそ尊大ですが中身は案外ワンコ気質で可愛い神様。
裕夢を花嫁として連れて行こうとして断られたら、自分が押しかけ女房のごとく裕夢の家に居候するあたり、どことなく可愛げが…

3

万華鏡ドロップス 小説

弓月あや  明神翼 

王道の主従・年の差モノ

あらすじ:
舞台は1960年代英国。
一家心中で生き残り、ロンズデール伯爵家に引き取られた凪(受け)は、伯爵家の嫡男・イリス(攻め)にひそかに想いを寄せていたが…

凪は、従僕見習いとして伯爵家で働く青年。
あらすじに「ツンデレ」とありますが、作中ではそれほどツンな印象は受けませんでした。
毎朝イリスを起こしたり、言葉を交わしたりするだけで満足しており、
東洋人で従僕の自分がイリスの…

3

幸せのデセール 小説

清白ミユキ  明神翼 

栄利と書いて

栄利と書いて「さとし」と読むんですって。彼には兄弟が居て、兄は悠里と書いて「ひさと」、弟は真理と書いて「まさと」。で、それぞれの愛称がユリ、エリ、マリだそうで…。ふーん。個人的にこのくだりはなんだろうと冷めた目で読んでしまいました。スピンオフらしいので本編では何か意味のある設定なのかもしれません。

さて、傲慢で完全無欠を気取っているけど実は不器用な攻×浮気症の恋人(フランス人)に愛想を尽かし…

1

花嫁は愛の宝石 小説

水瀬結月  明神翼 

バージン百万円

鉱物研究者の受けは、コミュ障で鉱物オタクでゲイ、という三重苦のため30歳を目の前にして未だ童貞で処女。このまま魔法使いになりたくない、と一念発起して、ゲイ専用の高級風俗店でバージンを奪ってもらう計画を立て、店に入ろうとしたところでひたすら好みの男性キャストと出くわす。こんな人に自分のバージンを奪ってもらいたい、と瞬間的に思い詰めた受けは、「百万円で抱いてください!」と男にすがりついてみたが…。

9

恋する時間は終わらない 小説

バーバラ片桐  明神翼 

良くも悪くも一昔前のご都合主義満載な学園物語

絶対権力を持つ生徒会に反抗するため色仕掛けで生徒会長を陥れたり、(このCPは幼馴染)
麗しい兄が男子校の臨時教師となり気が気ではない弟がやきもきしたり、(メインCP)
男子校のメインイベント女装した受けたちを巡って、様々な攻防があり振り回されていくメインキャラ達。

昔の勢いあるBL!という感じで、現実性はまったくといっていいほど感じられませんが頭を空っぽにして読める作品でした。
メイン…

0

そんなん仕事しとるんやろが! 小説

今城けい  明神翼 

お仕事って大変

表題作「そんなん仕事しとるんやろが!」の長編、甘い後日談のショート「そんなん惚れてまうやろが!」の2作品です。

ショートは関西弁の針間(攻め)の視点ですが、表題作は千鳥(受け)が主人公です。だからというわけじゃないですが、タイトルの「そんなん仕事しとるんやろが!」はインパクトがありますが、ちょこっと使われるだけでそんなに内容に絡んではいなかったです。

読後、気になったのは人事部長。矢島…

1

B-PRINCE文庫創刊8周年記念 ラブリー♡ブックレット グッズ

『溺愛オトコ』と『年上の男性』目当てに

8作品の番外編が各4ページずつ入った全サ小冊子。
ハルヲさんと野原さんの作品以外はエロなしor少なめです。

■青野ちなつ『恋愛革命』シリーズ
泰生の仕事の関係でパリに来ている潤。
先日結婚式を挙げたギョームとベルナール(『情熱の恋愛革命』参照)に送るブーケを選ぶため、未尋の働く花屋へ。
そこで未尋の作ったブーケを選びます。
そこへ未尋の恋人・冬慈がやって来て、いつものように未尋を猫…

4

図々しいのもスキのうち 小説

髙月まつり  明神翼 

図々しい恩返し

1冊すべて表題作です。宏季(受け)が主人公です。

私は人外作品があまり得意じゃないのですが、相手がヤモリってところに興味を持って読みました。もふもふが可愛い獣でも、メジャーな蛇やトカゲでもなくヤモリですよ?高月先生、攻めましたね!と失礼ながら思いました。爬虫類ってだけでダメな方がおられるという印象があったので。
私はヤモリって吸盤が丸くて可愛いというイメージでしたので、楽しめました。イラス…

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