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21/29(合計:282件)
明治カナ子
ありC
ネタバレ
すれ違っていたものや、見えなかったことが、徐々に見えてくる巻でした。 特に弓が色々なことに気づきだし、成長していく様子が良かったです。 お兄さんの過去や家族との関係や敏とのこと。 すべてが少しづつ見えてきて、少しづつ調和していき、最後にはとても心が温まりました。 それにしても弓のおばあちゃんの思い切りっぷりが素敵!じいちゃんは・・・自業自得ですね^^; いやぁ、面白かったです。 …
あらら、なかなか人生思うようにいきませんね。 弓が大学受験に失敗して徐々に距離が空いていくんですが、 でもやっぱりおまいら好きあっているだろう!? 何故分からないし!?と。ああ、じれったくてたまりませんね^^*美味しいwww そして敏のアパートで兄のメモを見て、嫉妬する弓。 まだ敏が兄のことを好きだと思い込んで、敏に「兄の代わりに抱いてもいいよ」みたいなことを言います。 だッかッら…
だからッ!愛し合ってるんでしょうがッ!(笑) という幼馴染二人のお話です。 攻めの敏夫が好きなのは弓なんだけど、かなわない恋だと想っているから、弓に似ているお兄さんに誘われるまま体の関係を持ってしまいます。 そして弓は弓で、敏夫が自分の兄とこそこそ会っているらしい、という事が分かって嫉妬します。 そして敏夫は会っている口実として弓の兄を好きということにしてしまうのですが・・・。 …
これは…!明治カナ子さんの本気が見える作品です。 短編集ではなく、ほぼ一冊表題作なのも良いです。 ゆえに、攻めと受けの心理描写が読者にじわじわと届いてきます。 まさに熱伝導。そう考えるとタイトルも秀逸です。 BLはこうでなくっちゃ!と思える作品でした。 例えば受けの苦悩。 好きな相手がノンケの男だからなかなか好きと伝えられない。あふれる想いをなんとか抑えている、そんな所がBL的…
というわけで、兄の潮と弟の陸のお話完結巻です。(残り半分ぐらい別の作品が入っています) 今回が最終巻ですが、兄の潮が谷口さん(変態)によって、赤の他人との複数プレイをやらされてしまいます。その点は一巻より酷い部分なので苦手な方は要注意です。 さて、潔癖症で眠ると二重人格になる弟についてですが、 彼がここまで精神的にキてしまったのは、愛しい兄を守るためでもあったことが分かります。 父親と…
明治カナ子さんの初期作品は近親相姦物が多いです。 こちらの作品もそれらの特徴が盛り込まれた内容になっていました。 兄のシオ(攻め)が眠りに落ちた弟(受け)とHをするという話でした。 弟の陸は家庭不和から精神的な異常をきたし、潔癖症で、しかも眠ると二重人格になります。 普段は裸足で室内を歩けない、家族以外の人間に触られるのが駄目、いやらしい話などが苦手、などの潔癖症状があります。ところが…
何のあらすじも見ず、知っていらっしゃる作家さんというだけで購入。 内容は近親相姦・SM系でした。 90年代のあの頃、同人誌でこの手の表現のもの、多かったよねぇ~と思って初出がいつか見たらどんぴしゃ自分の青春時代と被っていました。それで懐かしい(っていう表現もおかしいんですが)ものがこみ上げてくる作品集なんだな、と思いました。 一時期SM系ばっかり見ていた私ですが、不思議と今はそんなに…
mihi
素晴らしい名作。 ズドーンとした重みのある作品達。 ショタが多くてイタイけれども 甘い。 恥美を堪能できます。 キツイ場面が次々あるので 這い上がってこれるかが カギ。 この辛さをどうか耐えてほしいです。 読んだ後は 必ず今生きている事の意味を考えさせられます。 これを読まずして 明治カナ子先生は語れまい。 代表作であります。 暗くジメジメしたダークな世界。 やみつきになること…
東雲月虹
もしかしたら、苦手だと言う方もいらっしゃるかもしれない位、個性があると思います。 直接的なHシーンもあるし、昭和チックだし。 (私はそこも好きですけども) 線が硬めな印象もありますが(偉そうにごめんなさい;) ハマればきっとクセになるんじゃないでしょうか。 『地獄行きバス』『あふれそうな家』『夏の夢』『なにもいらない』は 物欲がまるで無い男・修×物欲まみれの男・カンちゃん。 性格…
むつこ
短編集です。 しっかり“痛い”のはイイなァと思いました。 とくに受けのほうが、精神的にも肉体的にも痛みを感じてるのをきちんと伝えてくれる絵とストーリーで。 全体的に暗いし、ピカピカのハピエンな作品は無いんですが、バッドエンドではない曖昧なままの結末にも好感を持ちました。 あと、SMなエロシーンにかなりの比重が置かれてますが、重要視してるのは精神的な部分なんですよね。痛みと快楽でもって肉体から陥落さ…