名倉和希さんのレビュー一覧

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

かわいいオヤジに参りました

平素なら、しゃきっとせんかーい!と心中で大いに
突っ込む所なのですが、何だろうこのウザかわいいおっさんは・・・
こと色恋に関しては小動物並に臆病な四十男に、
登場人物は例外なく振り回されているのですが、
読むだに納得。これは、放っておけません。
資産家で小説家という浮世離れした生活をしているから
無事なものの、社会の荒波では真っ先に淘汰されちゃいますよ。

フリーターの脩一と小説家…

4

恋のルールは絶対服従! 小説

名倉和希  タカツキノボル 

年上攻・35歳…って、最高の食べ頃年齢?

これは…箱入り庶民な駆け出し編集者が、
クールビューティー&ドSな大学准教授に、
さっくり…美味しく食べられるまでを詳細に描いたスウィートな1冊です。
受のテルちゃんこと輝季は、庶民にして箱入り!
洗濯物たためない、お茶入れられない、風呂の湯すらはれない…
…っていうと、深窓の令息を想像するでしょう?
ところがコイツは庶民も庶民、ただし3世帯家族の愛情を一身に受けて、
元気にすくすく…

4

レタスの王子様 小説

名倉和希  一馬友巳 

肉は嫌いでも肉棒は好きww

やっぱり名倉さんのラブコメは面白い!
この作品4年前の雑誌掲載作品に書き下ろし2本(そっちのほうが長い)を入れて、ようよと単行本化になった作品だそうです。
多分、表題の1作品だけだったら甘~いラブコメね、ってなくらいで、ちょっと不満が残りそうだったんですが、書き下ろしがついたことで、魅力がUP♪
滅茶わらかしてもらいました。

野菜くらいしか食べられない超偏食のサラリーマンが、カフェのコ…

1

はじまりは窓でした。 小説

名倉和希  阿部あかね 

酔うと、可愛い猫ちゃんに変身にゃ~♪の課長っ!

良いですよ~!タイトルも文章もキャラもイラストもです!
甘くてほのぼの、暗い所が1辺もなくて気持ちが和みました♪

吉国課長のツンとデレの2面性と白柳の素直なワンコっぷりが「売り」の本作。
2人のはじまりは、窓ガラスを挟んでの、下半身モロ出しの吉国と爽やか笑顔の白柳(シロ)が目を合わせる事からでした。

吉国は自分の分身に異常がないか、明るさを求め窓ガラスに近付く。
ふと笑顔のシロと…

5

恋のルールは絶対服従! 小説

名倉和希  タカツキノボル 

じわじわドSと天然無自覚Mが絶妙のマッチング☆

ラブコメ部門で大変に注目している作家さん、名倉さんの2月はルビーから。
ちょっと軽めで敬遠しがちなレーベルなんですが、やはり名倉さん♪(←ひいきしている)サクサクと軽いノリなんだけど、そのじわじわと攻めるS具合と、無自覚天然Mの組み合わせが絶妙で、これは上手い!と思った作品でした。
や、本当!これは丁度いい!ディープじゃないけど、エスエムスキーも満足できる具合じゃないんでしょうか?

新人…

3

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

こんな可愛いオヤジ受初めて読みました。

オヤジ受けかぁ、あんまり好きじゃないんだけどなーと購入を迷いましたが、佐々木さんのイラストにやられました!
扉絵のふてくされたような、けれど大いに照れている着物姿、着物の裾を乱して慌て顔で走っている受けであろう人物。
話がというよりも、イラストに惹かれての購入です。
でも読んだら凄く面白くって、おまけに石神という人物設定が猛烈にツボでした!
年上受け、素敵じゃないですか!

すんごい、…

7

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

超ネガティブ天然ヘタレオヤジ受け

いやー、どうしよう~この面倒くさいヘタレオヤジが可愛くて可愛くて、ドストライクのツボなんです!!
しかもエロい!
エロいんだけど、おかしい!
余りの天然ぶりがおかしくておかしくて、爆笑が続くぅ~~~♪♪♪
エクスクラメーションが多くてすみません、それほどに面白かったんですよ。

失業中の脩一が造園業の叔父の手伝いで訪れた顧客先が資産家で広大な屋敷に住む児童文学作家の石神の家。
最初に…

8

ナイショの診察室 小説

名倉和希  なるみゆった 

えっちいけど、切ない!

 なんか、久々にきたっ! って、思える小説に巡り逢えた気がします。
 なかなか、こういうちょっとエッチ度が高めな話は、それ以外の要素がどうしても、微妙になりがちなんですが……。
 これは、そんなことなく。
 みどりの切なさがしっかり伝わってくる、いい話だったと思います。
 どんなに、ベタな話でも、書き方によって、全然違いますよね。実は、ベタこそ、一番、難しいんだろうな……とは、思っています…

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小説リンクス7周年記念プレシャスBOOK グッズ

1枚の絵から妄想してみよう!

2009年の小説リンクスを彩ったイラストに小説家さんがオリジナルストーリーを付けるこの小冊子。
短いけれどなかなかステキでしたvv

「ピストルオペラ」篠崎一夜×香坂透
任侠道で敵対する組織の2人。
攻は受に盃を受けて欲しいが、受は組織を裏切るような真似は出来ない、と。
受の方がキレイな顔して言葉に訛り?があります。

「運命の刻を分かつ者」秀香穂里×陸裕千景子
大尉×少尉
自…

1

小説リンクス7周年記念プレシャスBOOK グッズ

応募が毎年恒例!

我が家にも一昨日、届いたばかりの小冊子です。
昨年よりも、ややページ増しした140ペーシ。
作家陣も豪華ですが、イラストレ-タ-陣も至って豪華な顔ぶれで、内容のショートショートも意外と読みごたえがあって、応募したことを悔やませない貴重な一冊だと想います。

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