名倉和希さんのレビュー一覧

恋愛記憶証明 小説

名倉和希  水名瀬雅良 

愛される坊ちゃんの、自分への賭け1?

名倉先生の最近作に嵌っているので読んでみました^^

主人公は、金持ちで若くて可愛くて、誰からも愛される「有紀彦」。
自分の恋人が「愛が信じられない」とネガティブ思考なので、自分の中の恋人の記憶を消して、また同じ人が好きになるなら「ほら、この思いは絶対でしょ?」的な証明をすることとした。
恋人を含むと言う知己の男3人の中から、記憶が戻る1ヶ月後までに恋人を当てる、という賭けは始まった。

0

恋のルールは絶対服従! 小説

名倉和希  タカツキノボル 

ヘタレじゃなくって、へなちょこである。

それが受けの輝季の印象です。でもなんだろ、この妙な可愛さは!
名倉さんの作品に出てくる登場人物は、成人して『大人』という年齢に達しているキャラが多い多い印象を受けます。可愛いキャラ前提ではなく『大人』でありながら、どこかしら可愛げを持っている愛すべきキャラといった雰囲気とでも言いましょうか。
でも、ひと括りに『大人』と言っても色んなタイプがおりまして。
成人していても大学生はやはり、学生特有…

1

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

ウザくて可愛いオヤジ!友彦42才!

高評価の本作、既読【はじまりは窓でした。】が好みだったので、ワクワクしてました^^♪
ズバリ!面白かった!

なんじゃ~!このオヤジ!うっぜーっ!(汚い言葉ですみません)
好みの相手の前で、赤くなったりうつむいたりきゅっとなったり!
シャイ過ぎなオヤジ!
しかも着物っ!それも、はだけてる!寝癖を直さない髪!
その人「石神友彦42才」は奇妙キテレツなキャラでした!
友彦の相手になる「…

5

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

かわいいオヤジに参りました

平素なら、しゃきっとせんかーい!と心中で大いに
突っ込む所なのですが、何だろうこのウザかわいいおっさんは・・・
こと色恋に関しては小動物並に臆病な四十男に、
登場人物は例外なく振り回されているのですが、
読むだに納得。これは、放っておけません。
資産家で小説家という浮世離れした生活をしているから
無事なものの、社会の荒波では真っ先に淘汰されちゃいますよ。

フリーターの脩一と小説家…

4

恋のルールは絶対服従! 小説

名倉和希  タカツキノボル 

年上攻・35歳…って、最高の食べ頃年齢?

これは…箱入り庶民な駆け出し編集者が、
クールビューティー&ドSな大学准教授に、
さっくり…美味しく食べられるまでを詳細に描いたスウィートな1冊です。
受のテルちゃんこと輝季は、庶民にして箱入り!
洗濯物たためない、お茶入れられない、風呂の湯すらはれない…
…っていうと、深窓の令息を想像するでしょう?
ところがコイツは庶民も庶民、ただし3世帯家族の愛情を一身に受けて、
元気にすくすく…

4

レタスの王子様 小説

名倉和希  一馬友巳 

肉は嫌いでも肉棒は好きww

やっぱり名倉さんのラブコメは面白い!
この作品4年前の雑誌掲載作品に書き下ろし2本(そっちのほうが長い)を入れて、ようよと単行本化になった作品だそうです。
多分、表題の1作品だけだったら甘~いラブコメね、ってなくらいで、ちょっと不満が残りそうだったんですが、書き下ろしがついたことで、魅力がUP♪
滅茶わらかしてもらいました。

野菜くらいしか食べられない超偏食のサラリーマンが、カフェのコ…

1

はじまりは窓でした。 小説

名倉和希  阿部あかね 

酔うと、可愛い猫ちゃんに変身にゃ~♪の課長っ!

良いですよ~!タイトルも文章もキャラもイラストもです!
甘くてほのぼの、暗い所が1辺もなくて気持ちが和みました♪

吉国課長のツンとデレの2面性と白柳の素直なワンコっぷりが「売り」の本作。
2人のはじまりは、窓ガラスを挟んでの、下半身モロ出しの吉国と爽やか笑顔の白柳(シロ)が目を合わせる事からでした。

吉国は自分の分身に異常がないか、明るさを求め窓ガラスに近付く。
ふと笑顔のシロと…

5

恋のルールは絶対服従! 小説

名倉和希  タカツキノボル 

じわじわドSと天然無自覚Mが絶妙のマッチング☆

ラブコメ部門で大変に注目している作家さん、名倉さんの2月はルビーから。
ちょっと軽めで敬遠しがちなレーベルなんですが、やはり名倉さん♪(←ひいきしている)サクサクと軽いノリなんだけど、そのじわじわと攻めるS具合と、無自覚天然Mの組み合わせが絶妙で、これは上手い!と思った作品でした。
や、本当!これは丁度いい!ディープじゃないけど、エスエムスキーも満足できる具合じゃないんでしょうか?

新人…

3

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

こんな可愛いオヤジ受初めて読みました。

オヤジ受けかぁ、あんまり好きじゃないんだけどなーと購入を迷いましたが、佐々木さんのイラストにやられました!
扉絵のふてくされたような、けれど大いに照れている着物姿、着物の裾を乱して慌て顔で走っている受けであろう人物。
話がというよりも、イラストに惹かれての購入です。
でも読んだら凄く面白くって、おまけに石神という人物設定が猛烈にツボでした!
年上受け、素敵じゃないですか!

すんごい、…

7

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

超ネガティブ天然ヘタレオヤジ受け

いやー、どうしよう~この面倒くさいヘタレオヤジが可愛くて可愛くて、ドストライクのツボなんです!!
しかもエロい!
エロいんだけど、おかしい!
余りの天然ぶりがおかしくておかしくて、爆笑が続くぅ~~~♪♪♪
エクスクラメーションが多くてすみません、それほどに面白かったんですよ。

失業中の脩一が造園業の叔父の手伝いで訪れた顧客先が資産家で広大な屋敷に住む児童文学作家の石神の家。
最初に…

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