夢花李さんのレビュー一覧

プールいっぱいのブルー 小説

松前侑里  夢花李 

夏にぴったりな爽やかな話

BLの夏の課題図書お勧めとして出そうな位、爽やかな話です。
プールのあるアパートに一人暮らしをする事になることになって、お隣さんの絵本作家の千晶と絵描きの圭介と知りあいになって、アパートを舞台に恋や夢、人生に悩むBLと言った感じのお話。

千晶は「オレンジ&ムースの」作家で、料理も上手くて、おまけに綺麗。
正に圭介のお嫁さんのように見えるのですが、当人達は違うと言って、千晶には恋人がいる。…

3

はいまーとろーぜ(1) 流刑編 小説

鈴木あみ  夢花李 

痛くても平気な人には是非お勧め♪

シリアス、泣ける、鬼畜&拷問シーンあり

最高に好きな作品です。
全三巻。
何度も読み返しました。
書いたとおりに受けが敵から受ける拷問シーンがちょっとすごい。
NGな人はパスしてください。
強姦、鞭打ちはもちろん、そんなものじゃなく骨折られたり……もっと。。。。。

結構平気な(映像だと駄目だけど、文章は平気)私でも、そりゃ酷い……って引きましたから。

ただその分泣けます…

2

はいまーとろーぜ(1) 流刑編 小説

鈴木あみ  夢花李 

切なくて波乱万丈なラブストーリーの始まり

鈴木あみさんの傑作本の一つだと思います。
すごく好きな本で、読み返すたびに涙腺を刺激される話です。
夢花李さんの淡いタッチのイラストもよかったです。
3巻に渡るすれ違いラブストーリーで、山あり谷あり山あり嵐もあったりで、読み応えも抜群です。

俺様なレイ×強気受けなチュール
受けが他の男の愛人だった過去有、集団レイプ、女装、攻めが他の女を好き──この要素を見ただけで、ダメな方は避けた方…

2

はいまーとろーぜ(2) 宮廷編 小説

鈴木あみ  夢花李 

波乱の第2巻

かなり痛い拷問(鞭打ち、爪はがし)、集団レイプ、女装──2巻はかなり痛めのシーンがあります。
グロく殊更に詳細に描写していないので、耐えられる範囲でした。
レイとチュールのいちゃつきもばっちりあったので、心癒されました。

俺様レイ×強気受けチュール
レイに複雑な愛憎を抱くフェルと、チュールに横恋慕する年下の青年が初登場。
女連れなら不審に見られないだろうということでチュールに女装をさ…

2

はいまーとろーぜ(3) 傾城編 小説

鈴木あみ  夢花李 

感動の完結巻

もう3巻まで来たら、1、2巻を読んだ方ですよね。
拘束されてのレイとのHも含めて2人の複雑な心中入り混じる中での行為が、今回かなり萌えに火をつけてくれました。

え?ほんとに!?と疑いたくなるような、信じたくない展開に驚きました。
チュールは、あんなにレイのことを思っているのに。
レイだって、チュールのことが好きなはずなのにと……。
パターンを破られていっそ気持ちがいいくらいでしたが、…

2

同細胞生物。 コミック

夢花李 

鳥肌

そういうシーンは一切ないけど、なんか、鳥肌が立ちました。
天使の物語が入ってるんですが、それは受け(?)の髪が長くて女の子っぽくて苦手でした。
表紙作は高校生のふたりがくっつくまでの話です。
自然というか、ほんとにありそうな雰囲気で、良かったです。
高校生と幽霊の話があるんですが、それが切なくていちばん好きな話です。
最後の
(大丈夫 僕には君が見えるから…)
と書いてあって、ほんとに鳥肌がたちま…

3

そして恋がはじまる 小説

月村奎  夢花李 

優しい人たち

良かった!
司法書士と高校生の、年の差恋愛です。
月村さんらしく、相変わらずエロ度は低いですが、そのかわりハートがいっぱい詰まってます。

主人公は高校生(受け)。いい子を演じてしまう自分のことを嫌っている。
ある日、ふとしたきっかけで、主人公は、司法書士をしている攻めと出会い、年の離れた茶飲み友達みたいな関係になる。
居心地のいい攻めのそばで、受けは癒される。
けど攻めはオトナで、自覚のあるゲイ…

3

イミテーション・ウェディング 小説

魔鬼砂夜花  夢花李 

中身は亭主関白……

 清純派で美少女の容姿をもつ高校生の後藤椛は、家庭の事情から女の子として生活し、戸籍も女として登録されているが、実は男の子。
 そんな椛の16歳の誕生日の日、椛の母親が交通事故に遭い、入院してしまう。
 一時は意識不明の重体と言われ、突然の出来事に我を失う椛――。そんな時、椛を迎えに来てくれ、支えてくれたのは、危険な噂を持つ春日の二つ年上の先輩で母親の三味線の師匠の孫・橋爪春日。
 翌日、目…

2
非BL作品

シュバルツ・ヘルツ -黒い心臓- アリアドネの糸車 非BL 小説

桑原水菜  夢花李 

みんなを引きつける魅力

 心臓移植を受けた奏は、その移植手術を受けた直後から、相次ぐ事件に見舞われる。そして、その度に不思議な力を見せて奏を守ってくれたアイザックと、そして彼の仲間だというジュード。
 奏は、自分の命を狙っているはずのケヴァンから聞かされた一言に、移植コーディネーターだという彼らの正体に不審を抱き始める。そんな時、移植手術の際に自分を担当していたコーディネーター・ヘルマンの死を知り、動揺する。
 騎士…

3
非BL作品

シュバルツ・ヘルツ -黒い心臓- ワルキューレの雪騎行 非BL 小説

桑原水菜  夢花李 

ますます疑心暗鬼が深まる第2弾!

 心臓移植を受けた少年・嘉手納奏は移植手術を受けた後から、命を狙われ、心臓の元の持ち主を意識するようになる。
 心臓の記憶から、微かに蘇るドナーの記憶に戸惑いながらも、受け入れて行く奏。
 しかし、その奏の前に、奏の心臓を殺そうとした転校生になりすました神楽崎が再び現れた。そして、奏を守ってくれている移植コーディネーターのアイザックについて、思いがけないことを告げた。
「アイザック・フォン・…

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