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10/12(合計:118件)
麻生玲子 片岡ケイコ
kakasi
ネタバレ
他のレビュアーさんがおっしゃる通り、まさしくコバルトの隠れた名作。 私が読んだコバルトのBL作品と言えば、内容なんてあってないか のようなものばかり。(炎の蜃気楼は別格です!) もうコバルトには手を出すまいと思ってた矢先、ふと見たレビューに 心惹かれ、再びコバルトに手を伸ばしてみました。 このシリーズ全4巻のシリーズものです。 必ず4冊揃えてからお読み下さいね♪ とても純粋な2人…
麻生玲子 館野とお子
むつこ
面白かったです。 なんか要所要所にあるリアルさが怖いわ~。 この攻めを気にくわない方はたくさんいると思いました。大人のずるい男。でもけして性格が悪いわけではない、という。 受けも同じタイプなんだけど、若いぶん素直で、自分の気持ちに正直な面がある。 両者とも、他に付き合ってる彼女がいて、遊び相手も適度にいるという、普通の(これを普通というかどうかはともかく)リーマンと高校生です。 偶然知り合い、仲…
麻生玲子 せのおあき
地味な話でした。 地味な話は嫌いではないんですが、これは私の好きな地味さではなかったです。 主役カップルはすでに10年前から出来上がってて、ラブラブで、とりたてた波風もたたない。微笑ましいのは微笑ましいんですが、恋愛のハラハラドキドキみたいなものは味わえないです。 主人公は「死者の網膜から死に際に見た光景を読み取ることができる」という特殊能力を有していて、刑事である兄に捜査協力している。 そっちか…
麻生玲子 石丸博子
この攻め、最低最悪。 10回ぐらいくびり殺したくなりました。 遊び人であることも、受けに手出ししたあともちょくちょく女を食っちゃってるとこも、私にとったら無問題なんです。むしろ、そんなヤリチンな攻めの本気に萌える。そんな攻めが本気の恋に苦悩するところを見ると更に萌える。 ただもう、仕事上の部下複数に手を出してるっていうのがさぁ…。これは遊び人レベルとしては最低最悪。面識ある同士とか部下とかはダメで…
麻生玲子 日下孝秋
12歳の年の差カップルのお話です。 気持ちが通じてめでたしめでたしな話じゃなくて、付き合ったあとの困難を中心にストーリーが構成されてました。 しかもその困難を克服するためのやり方が、離れる、という消極的なもの。なにげに新鮮でした。 読みながら改めて思ったんですが、やっぱ男同士の恋愛って、あるていど秘するからこそ面白さがあるんだよなァと。 ホモ当たり前な世界観で作られてるお話もたくさんありますが、…
麻生玲子 葛井美鳥
麻生玲子さんの作品を読んだのは二冊目なんですが、私好みかもしれない。 エロにいたるまでのシチュエーションや葛藤や関係性、焦らし具合いなどなど、まるごと好きです。 中盤から後半までの焦らしときたら半端なくて、そのせいでめちゃくちゃキュンキュンしました。 叔父×甥の、12歳の年の差カップルです。(事情があって同居してるんだけど、血は繋がってない) 「キスの練習」から無邪気にはじまった関係なんだけど、…
ろくばんしのぶ
ストーリーがしっかりしていて、エロがない。 という点で、BL初心者さんが読むのや、 BLの道に引きずり込みたい友人(笑)に読ませるのにはもってこいです! 天然ボケが受け、ということで激しい心の葛藤などがあるわけではありませんが、ゆったり静かな物語の雰囲気につかりたい人にはいいと思います。 そして、この本の珍しいところなんですが・・・ これ、 攻め始点で物語が進むんですよね! 一人…
えみう
バンドものです。手持ちでは唯一といっていいかもしれないバンドもの。しかも年代物(1998年ですよー)。 これも日下孝秋さんがイラストに携わると聞いて買ったものだったのに、思う以上に内容が好みで自分の中で殿堂入りしている作品です。そのくせ、たまに「喘ぎ声を録ってライブに流したやつなんだっけ?」と思うことはあれど、なかなか探したりすることはなく、今回久しぶりに再読して「ラフ&タフだったか!」と思いま…
発行年2001年。ちょっと(?)前。 当時、日下孝秋さんがイラストだったので買いました。 読み返してみての感想は「こんなにエロかったっけ…」です。まずはじめっからえっちシーン。挿絵の半分がえっちシーン。話の要所要所でえっちシーン。そして最後もえっちシーン。とにかく、やっている内容がエロエロというより回数が多い。 高校生の司が姉に連れられて来た写真展でカメラマンの土岐と出会い、やがて恋人に…
麻生玲子 瑞沢秋美
M
お互いに惹かれ合っているのはわかってるのに、自分が傷つくのが怖かったり、世間の一般常識が邪魔をしたり……で、なかなかちゃんとした形には収まらない二人の話でした。 好きだって自覚したのにちゃんと告白しなかったり。 告白しても、なかなか身体を重ねなかったり。 身体を重ねても、以前からいた彼女と別れようとしなかったり。 なんとなく、人間の持つ矛盾を素直に表現した作品のような気が…