麻生海さんのレビュー一覧

劣情と代償 小説

魔鬼砂夜花  麻生海 

あの…本編はどこですか?

2010年刊。
組長を庇い銃に撃たれた愛人の緊急手術を請け負った外科医の高嶺。
その後若頭・入江の出してきた謝礼金に見向きもせず断った事で逆に一目惚れされてしまい、日夜口説かれ続ける結果となってしまったのだった。

出だしから口の悪い高嶺だが、それを相手にする入江は彼以上に一枚上手でびくともしない。
引き下がるどころか、意外とねちっこい入江に迫られる度に折れてしまう高嶺が憎めない。
ワ…

0

「クライ、くらい夜の終わりに」番外編ペーパー「きみの手と手と」 グッズ

怖い時は手を握って

番外編ペーパー。
本編後の設定ではあるけれど、どれくらい後なのか?2人はまだ大学生。同居はしていない様子。

真っ暗な中では眠れない須田。
だがその夜は1人で電灯を消してみた。しかし…
夜中に目が覚めてしまい、暗闇に包まれた自分に震える。急いで携帯を開いて小さな灯りを求める。
そこにはサークルの合宿で青森に行っている寺岡からのたわいもないメールが届いている。
寺岡もどうでもいいつぶや…

1

クライ、くらい夜の終わりに 小説

佐田三季  麻生海 

陰惨、のち…

執着の果てを見せてくれる作者様として有名な佐田三季先生作品。意を決して読みました。
噂にたがわず。すごかった。
主人公は人嫌いの大学生・須田。
ある日、大学で隣の席に座った男・寺岡にまじまじと顔を見られ、「俺のこと、覚えてない?」と必死に聞かれる。
しかし、須田は子供の頃の数年間分、記憶が抜けているのだ…
…という設定。
須田は毎日毎日悪夢にうなされており、須田の過去に関するイメージは…

4

金のフォークに銀の匙 小説

かわい有美子  麻生海 

愛で人は変われる

合理主義者の不破が事故を起こしてしまった事が発端で
自身とは真逆のタイプの大学生・三谷と親しくなり
価値観すら変えられてしまったお話です。

最初、三谷が事故の被害者だというのにあまりにもほわほわし過ぎて
不破同様にこの子大丈夫かな…と思ってしまいました。
でもそれが三谷の気質でしょうし、礼儀はきちんとあるので
彼がああいう性格でなければ不破も変われなかったかもしれません。
見舞金…

0

それなりに真剣なんです。 下 コミック

麻生海 

あとがきのキャラ設定解説に納得

上巻のレビューで大沢について書きましたが、吉岡(攻め)も相当しっかり作られたキャラです。主要な登場人物から、"それぞれ違う考え方を持った人間"を感じるところが素晴らしい。
初エッチまで持ってく展開はちょっと急な気もしましたが、雑誌掲載時の盛り上がり的にこの辺で入れとかないといけないのかなーとか現実的な事を考えてしまう。

千都ちゃん(大沢の娘)に父母のどちらも選ばせなかっ…

1

それなりに真剣なんです。 上 コミック

麻生海 

ワンクールのドラマのような卓越したプロット

失礼ながら麻生海先生の作品を作家買いしているとか、絵が特別好きだということはなく(でもこの作品は麻生先生が描いてこそだと思う!)、強い刺激がある作品という訳でもないのですが、頻繁に読み返す単行本です。
むしろ子どもが出てくる作品や、シングルファザーの主役は苦手です。しかし、この作品は凄く染み渡る。

大沢(父親 受け)が弱音を吐かない人です。シングルファザーのキャラではありがちな属性ですが、…

1

月を抱いた 小説

夜光花  麻生海 

最高です!執着攻め!

夜光花先生の初めて読んだ作品です!そしてたまたまデビュー作でした!

この本で夜光花先生に魅了されてここからすっかり先生の大大大ファンに…!

もうこの話は攻が受の事をずっと思ってるのが本当に最高です!執着!!

受から連絡くるようにあえて引っ越ししなかったり、やっと会えたときについ叩いちゃう所とか…妹さんに嫉妬する所とか…本当に読んでてこんなにも好きなシチュエーションがつまった本があ…

2

金のフォークに銀の匙 小説

かわい有美子  麻生海 

攻めの変化に萌えた

傲岸不遜で合理主義だった男が、一人の青年と出会って同じ時を過ごすうちに、どんどん変わっていく様子が本当に良かったです。

オススメしてくださった方が、もしかしたら攻めの性格が……と懸念されてたんだけど、全然オッケーでした。
確かに攻めの不破は基本毒舌で性格にちょい難ありなんだけど、苦学の末に公認会計士になった苦労人ということもあって、強くなくては生き残ってこれなかったんだろうなぁと思うし、実…

3

草食上司のオトしかた コミック

砂床あい  麻生海 

コラボを意識せずに読むべき

2011年刊。
このコミックはリブレ恒例のコラボで小説と関連しているのだが、小説のほうの予備知識はなくとも大丈夫だ。
むしろコラボってのを頭から切り離して単体として読まないと話に入り込めない。
土台は医療系の人材ヘッドハンティング会社が舞台となっているのだが、登場人物が全く被らない上に、お仕事BLとしても温度差が大きいからだ。
頭を切り替えてカップル単体で読む事に最初は戸惑ったが、繰り返し…

0

肉食上司のトラエかた 小説

砂床あい  麻生海 

交渉後も覗いてみたいその後の彼ら

2011年刊。
ヘッドハンター肉食(?)上司×部下として引き抜かれた草食(?)部下のシリーズ3冊目、クライマックス。

かつて有城が身体を壊してまで人員整理を追えたはずの鷹森製薬に更なる試練が訪れる。
慕ってきた後輩・丘山を助ける事もできず、元上司・相崎の腹の内を探る術もなく、自身の力の無力さに落ち込む有城だったが、既に有城なりに出来る事は充分にこなしている。

相崎は最後まで元部下の…

0
PAGE TOP