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57/66(合計:655件)
高遠琉加 麻生海
ミドリ
『愛と混乱のレストラン』のスピンオフ。 あちらも理人と久我の恋愛模様+壮大な人間ドラマでしたけども、 こちらの作品も、人と人の深い愛と絆を感じました。 このレストランシリーズは本当に愛に溢れた作品ですね。 『愛と混乱のレストラン』でパティシエとして登場した一。 少年院にいたという暗い過去を抱えつつも、その優しそうな人柄から 一体どうなって罪を犯したんだろう…と思っていた方も多いはず…
夜光花 麻生海
ひの
これがデビュー作とはすばらしいです! 最後までハラハラさせられました。 主人公(受け)は居住も仕事も転々とし、攻めからひたすらに逃げていたのですがある時偶然再開してしまい、そっからはもうすごい執着で攻めに追いかけられます。まぁ、すぐ捕まってしまうのですが。 受けは攻めにバレたくはない秘密があって…。 受けの子の性格が嫌なことがあるとふらりとどこかへ行ったり、目を離すと消えてしまうの…
谷崎泉 麻生海
ミモザサラダ
進藤は大人になりたての若木のような青年ですが、周囲に甘えず、かといって変に突っ張りすぎず好感が持てました。 彼を取り巻く富樫、槙原、さめといった人々のお互いの距離感も絶妙です。 それぞれが何かしら抱えて生きていますが、だからこそ、それぞれのやりかたでひとを思いやっているのがわかり、読んでいてあたたかい気持ちになります。(ほのぼの系ではありませんが) 特に上司(富樫)に向かって「あんた」という…
菊乃
ネタバレ
『愛と混乱のレストラン』シリーズで ル・ジャルダン・デ・レーヴのパティシエをやっている樫崎一と 彼の高校時代の担任で、現在の同居人・湯原“先生”とのお話です。 『愛と混乱のレストラン』の書き下ろしで 彼らのある日のひとコマが描かれていたので 彼らがどういう経緯で 小学生の女の子・海(うみ)を含めた3人暮らしをする事になったのか とても気になっていたのですが 物語は、一が高校生の…
usamomo
進藤が次第に富樫の存在を受け入れていく・・それがすごく自然に流れて行く感じでとても、良かったですね。 物語的には満足しました♪とは言いがたい気分で終わった感じがするんですよね~・・ なんだろう?すごい青木さんが死んじゃったりとか、組を立ち上げたりとか奥田君とかいろいろあったんですが、 この巻は二人の過去についての、ケジメみたいな内容だったかなぁ?って感じますね~。 最終巻って事でか…
関係がこじれたままだった修司と理人。 読者は2人がいったいどうなったのかが知りたくて この完結巻を手に取ったはずなのに 冒頭は修司のフランス時代の出来事が綴られています。 でもおかげで、修司という人となりが このフランス時代に形成されたんだと言う事が良くわかりました。 で、肝心の本編の方は壮大な一大ドラマのよう。 ル・ジャルダン・デ・レーヴの親会社・ヤガミコーポレーションの経営危…
前作でやっとスタートラインに立ったかな と思われる修司と理人でしたが 今作で少しは関係が進むのかな?と期待して読み始めましたが。。。 理人は相変わらず壁を作ってて ある一線より内側に修司を、というか他人を入れようとしないし 修司も、イロコイというより “美味しい”という感覚を理解出来ないと言う理人に 心から「美味しい」と言わせようと必死になっているだけみたいだし。。。 なかなか一筋…
近所の書店のおすすめコーナーにいつ行っても並べてあったこの作品。 あまりに毎回目に付くので試しにこの1冊目を購入したまま 半年近く積み本になっていたのですが。。。 すごい面白かった!!もっと早く読めばよかった!! シェフが不在になって客足が遠のいて休業状態だったフレンチレストランを立て直す為 雇われ支配人としてやって来た鷺沼と 彼に見込まれて新たなシェフとしてやってきた久我修司。 …
ますたーど
漸く、2冊目を入手することが出来ました^^ 3冊目を1番最初に読むという暴挙に出てしまっているので、これで理人の困惑・混乱ぶりの謎を解くことが出来る!と、意気込みは満々で読み始めました。 1冊目でも語られていた理人の過去ですが、更にディープに語られていて、理人の心情を思うと気の毒としか言いようがありませんTT それでも、少しづつ食事をとるということに心が開いていっていて、即ち久我への…
茶鬼
この巻で完結です。 実に派手さはなく、決して甘くなく、あくまでも淡々と、ともすればスルーしてしまいそうなほどの大きな事件もなく、言ってみれば地味な作品ですが、それは良い意味でのいぶし銀の魅力として渋い輝きを放っています。 これが谷崎作品だという特徴がよく出ていたような気がします。 一巻では、進藤と槙原、富樫の出逢い。 二巻で、進藤と富樫の過去が見え、 そしてこの巻で、彼らの未来への道…