麻生海さんのレビュー一覧

それなりに真剣なんです。 下 コミック

麻生海 

新たに結んだ家族の絆

一人娘を育てるシングルファーザーの料理人と、ゲイで恋多き常連客との、ゆっくりと進んでじんわりと心に染みるラブストーリーの下巻です。下巻は、吉岡と大沢、そして大沢の娘のちづちゃんが家族になっていく様子にキュンとなります。

上巻もそうだったけど、ちづちゃんがホントいい子で、頑張ってる様子が可愛くて胸が痛くなります。
そして、前の奥さんの自分勝手さにイライラします。離婚の時にちづちゃんを置いてい…

3

それなりに真剣なんです。 上 コミック

麻生海 

じんわりと心に染みる物語

一人娘を育てるシングルファーザーの料理人と、ゲイで恋多き常連客との、ゆっくりと進んでじんわりと心に染みるラブストーリーの上巻です。いつもはジレッタイのはあまり好きじゃなくて、先が気になって仕方なくなります。でも、このお話は、このじれったくてじんわりとくる感じが、とても良かったです。

料理人の大沢は、仕事に育児にと忙しく過ごしていて、恋どころではない毎日です。
対して、常連客の吉岡は、しょっ…

3

是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

いろいろなパターンが楽しめます

番外編あり、ミニドラマCDあり、人気作家さん達が描かれる『是』ありで、超豪華な1冊になっています。

まず、最初のページのカラーイラストにウットリします。そして、『キャラクター&ストーリーズ』では、このシーン好きとか、懐かしいとか、振り返って楽しめます。

中でも一番好きだったのは、人気作家さんによる、コミックです。
特に面白かったのは

◎新也美樹さんの『愛の試練?』
新也さんら…

3

真音 3 小説

谷崎泉  麻生海 

変わっていった皆の好機

元々ヤクザ要素のほうはおとなし目な話だが、最終巻では槙原の舎弟が銃撃されて、抑え気味だったものが一気に噴き出すような激しい展開になるのかと思っていたら、落ち着いた展開で読めた。

ここで槙原を止める為に覚悟を決めた富樫と進藤の関係がはっきりとして、それぞれの環境が変わっていく。

進藤も、彼の周りの人達もそれぞれに過去を見つめ直す転機があり動いていくのを読むと、巡り会わせの不思議というか、…

4

真音 2 小説

谷崎泉  麻生海 

過去に直面させられる人々の転機

二巻では一巻より踏み込んで各キャラの過去に触れていく。

この巻では、進藤の少年院入りの原因となった事件の真相を調べる人物が現れたり、さめさんが倒れたりした事でそれぞれ触れたくない過去に直面する事となる。
富樫の過去については最終巻まで引っ張られる訳だが、彼が変わりたがらない進藤の核心を突く一言ずつにははっとさせられるものが多い。

おそらく昔の因縁から犬猿の仲であるさめさんと富樫につい…

3

真音 1 小説

谷崎泉  麻生海 

少年院を出て間もない青年の転機

読み応えある二段組みで骨太な小説。
文章に癖があるって訳ではないが、食事に例えて言うならば早食いできずにじっくりと噛み砕きながら味わうように読み進める必要があった。
三人称なのに進藤、富樫、槙原の視点がしょっちゅう切り替わるが、それを追ううちに登場人物に感情移入してしまいそうになる。
まず読み始めてみて、薄幸とか心に傷を負っているっていうのと一線を引いた感じの、欲や願望が欠落したかのような雰…

5

気が合うということは コミック

麻生海 

次回作も待ってます。

ふおおおお、もう麻生さんのコミックは読めないんだと諦めてたので、めっちゃ嬉しい!と、興奮しながら読んでたらなんか、あれ?絵が・・・ちょっとふ、あのね。2009年の作品なんですね。でもいいんです。表題作は、相手に気持ちを知らせておいて友達でいいから側にいるって、相当つらいことと思うけど。しかも結婚しただとか。優しいから絆されたのねという感が否めないけども、まあ・・・めでだしめでだしなのでしょうかね。…

7

それなりに真剣なんです。 下 コミック

麻生海 

家族は形だけ揃ってもo(*≧□≦)o ダメ〜!!

ママさん…あれはないわ…(´・ω・`)
引き取るって自分から主張しておきながら、三人で手をつないで千都ちゃんは放置ですか?
あれじゃあ居場所無く感じるの仕方ないよ。
再婚相手、しっかりしてそうなのにフォローしきれてないし。
繋がれた手を見つめながら自分のスカートを握りしめる千都ちゃんが切ない。
見つかった時も当日に来ないし…(;´Д`)
無事な顔見てホッとするもんじゃないの?
自分の…

2

それなりに真剣なんです。 上 コミック

麻生海 

甘えさせ上手

じんわりじんわりと進んでいく2人の関係が良いですー。
千都ちゃん可愛いし良い子~(*´д`)ハァハァ
パパが頑張っているのを周りが認めてくれないことに不満がっているとこなんてもう…撫でくり回したいぐらだわ。
でも何故に“直樹くん”呼び?
お母さんのことは“お母さん”なのに。
あれかな~?
お母さんが“直樹くん”って呼んでいるから、それで覚えちゃったのかな?
で、パパは“お母さんは~(…

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負け犬のなんでも屋 コミック

菅野彰  麻生海 

なんか騙された気がする。

「人生の負け犬」たちが<なんでも屋>をはじめるという設定自体は面白そうで、悪くない。
だけど、実際のストーリーは最初から最後までドタバタしすぎていて、何を伝えたいのかが今ひとつわからず、大変残念な作品になっていると思う。
依頼された内容も、いくら元作曲家だとしてもピンとこない。

BL要素もほとんどなく、とは言っても、カップルらしき繋がりは2組あるのだが、これまた雑で中途半端な扱い方。

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