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谷崎泉 麻生海
gamis
暴力団幹部である富樫に気に入られ、なかば無理矢理関係を結ばされた進藤。 抗いつつも、強引かつ執拗で、けれど優しい富樫に拒みきれず、ズルズルと体を許してしまう。 この巻では槙原の、富樫の、さめの、そして進藤の過去背負ったものが明らかになりました。 誰もが傷を抱え、そして闇を抱え、それを暴かれないよう誰もが口を紡ぐ。 そんな中、富樫は厳しいともとれる言葉を告げます。 「一生、背負って…
ずっと気になっていたお話。 ようやく手に取りました。 母親が残した借金を取り立てに、ヤクザがやって来た。 とぼけることもできたのに真面目に返済を考えていると、とある暴力団の事務所に連れて来られた進藤。 そこで本部長という肩書きの富樫に出会い、気に入られてしまう。 自分に自信があり傲慢で何でも手にしている富樫は進藤に、何でもくれてやる、と甘言を囁き続けますが、進藤は何もいらないとつ…
剛しいら 麻生海
渋茶
ネタバレ
厳重な情報管理の元で半年間の海底資源調査に参加した大島が、調査先の加鳥と凪に出会った事で人間関係に不馴れな彼の世界が静かに変わっていく。 中学生の頃のいじめられた経験が原因で人間関係そのものが苦手になり、恋愛に対しても冒険できない大島。 そんな頑なな彼の心をほぐしていこうと「もっと気楽に楽しめ」と、加鳥と凪の二人を相手にしたセックスになだれ込んでいく。 その様子は三人で致しているというの…
麻生海
カイ
高校時代から、ずっと好きで告白し続けて 彼は結婚してしまったけど、離婚して… 今でも好き。 結婚したから諦められると思ってた、でも無理だった。 彼が離婚して少しだけ喜ぶ自分がいた… ずっと好きでいつづけるのって結構苦しいよね。 最終的には流されて始まる関係だけど 目の前からいなくなられると嫌だと思うくらい 相手はもう好きになってる。 この2人のその後が読みたいです。 …
Krovopizza
じつに約5年ぶりの麻生海さんの新刊! 掲載は2009年のようですが、久々に麻生さんの漫画が読めて嬉しいです。 白石(受け・表紙のメガネ)は、友達・飯塚(攻め)に、高校の頃から6年も口説かれている。 でも、無理強いするでもなく 白石が結婚したら笑顔で祝福してくれ 離婚したら引っ越しを手伝ってくれる飯塚、ワンコのような健気さが泣かせます! 初めて一夜を共にした翌朝 通勤途中の…
橘かおる 麻生海
過去に弱みを握られて以来、芝浦に無理やり抱かれ続けている玲司は彼の元から逃げ出したくて仕方がない日々を送っている。 一緒に復讐を企てようと同じように芝浦に陥れられた大堂に近づいたところ、彼の飄々としていてポジティブな人柄に惹かれていき、自然と意気投合して相思相愛に発展していく過程はテンポ良く読める。 ちなみに、陥れた側の芝浦と大堂の間には過去に何かしらの因縁があるらしい。 芝浦も常に…
pakkunn
なんか、大変なものを読んじゃたなぁ~という感じです。 最終巻発売を待って満を持して一気に読みました。BLというよりは、事件もの、謎解きもの、人間模様ものとしての面白さのほうが強く、久々に寝食を忘れました。 特別な能力がある佐竹が、刑事としては新米の黒岩と追いかける事件の数々は、佐竹の能力が全開で秀逸でした。 それだけでも面白いのですが相棒の立ち位置だと思っていた黒岩の正体がビックリです。…
夜光花 麻生海
サスペンス調というか、内に籠った受けがトラウマとして残る過去をどう決着を付けるかに引き込まれた。 子供の頃の明かせない罪の意識にさいなまれ、了の事が好きでいながらも思い詰めた挙句、逃げ出した直樹。 逃げ回っていても心が晴れる事のないまま暮らしていた所に、偶然にも了とまさかの再会を果たしてしまう。 直樹としては了の好意を受け止めたいのに、心を開いていないまま抱かれているせいで何だか痛々…
高遠琉加 麻生海
理人も修司も叶も、『ル・ジャルダン・デ・レーヴ』も『ヤガミ』も『ゴルド』も一気に激変に晒されたクライマックス。 フレンチ・レストランの老舗として君臨するゴルドへの執着で凍っていた心が溶けてようやく前向きになったと同時に、自身の感情の機微にてんで疎かった理人にも大きな変化が。 一冊目から待ちわびていたシーンがついに出てきて、美味しそうに食事をしなかった理人が、じっくりと作った相手を思い浮かべ…
一冊目はレストラン再建し始めの仕事描写がっつりな内容だったが、二冊目からは修司と理人の心情にじっくりと浸る事ができる。 タイトルの『美女と野獣と紳士』について、作者の高遠さんは美女=理人ではないと明言されているが、私はどうしてもサラではなく理人を当てはめたくなる(笑)。 ところでこの小説は時折キャラクターの視点が変わっている場面がある。 一人称、三人称とかの視点が定まっていない小説って作…