麻生海さんのレビュー一覧

限りなくゲ-ムに近い本気 小説

樹生かなめ  麻生海 

シリーズ1冊目

2001年ダリアノベルズの新装版です。SSの書き下ろし追加はなし。表紙も同じイラストです。

スピンオフを含め次々と発刊されていくシリーズの1冊目です。
ただ、番号がついていなかったこともあり、私は図らずも3→2→1と読んでしまいました。

巻を増すに連れ、高須賀(攻め)のロクデナシっぷりが明らかになっていくのですが、堀(受け)の弟・慧二や仲間の甲斐達のロクデナシっぷりが更に酷いんで、そ…

1

美女と野獣と紳士 ~愛と混乱のレストラン 2~ 小説

高遠琉加  麻生海 

皿に命が載る

文豪の本を読むと、その繊細で緻密な表現に『自分には作家は到底無理だ』と思わされますが、高遠先生の作品を読む際も毎回こう思わされます。
文章がキラキラ輝いていて、すごく切ない。
短い言葉一つ一つに感動させられて、本当に文字通り胸が痛くなります。

このシリーズは、3冊とも素晴らしいんですが、中でもこの2冊目が好きでした。
特にジビエの調理シーン。
理人とは違い、私は割りと食事に対して嫌悪…

7

真音 3 小説

谷崎泉  麻生海 

進藤のデレなさがイイ…!

自分勝手で傍若無人、なのに意外と優しくて、面倒見がいいヤクザ!
ヤクザが素人のお兄ちゃんに入れ込む話のお手本のような作品です!
この作品の根幹は、進藤が全く富樫になびかないところ(笑)
これに焦れる富樫もいいし、そんな富樫に振り回される舎弟達も微笑ましかったりします。
3巻まで一気読みしましたが、富樫が初期にやたらめったら口説き文句を連ねるシーンがあって、3巻でその意味がわかった時には、ち…

4

ショコラ文庫2012 フレッシュフェア citrus(表題作 お前しかいらない) グッズ

ようやくちょっと報われました

3作品のその後が収録されています。
二段書きとはいえ、B6サイズ?小冊子の各5ページなので、短めです。でもいずれも本編の受けが切なくて、両思いにはなったけれど、もうちょっと攻めからのラブを感じたかった作品ばかりなので、受けが報われた思いでほっとしました。

五条レナ『運命の男』より「お前しかいらない」
伊織(受け)は長い片思いの末、糖堂(攻め)と仕事だけでもなく公私通じた人生のパートナーに…

3

シンデレラの夢 小説

妃川螢  麻生海 

ハーレ(略

偶然誘われてバカンスにやってきた南国・タイで、北欧の貴族でもある独身のイケメン社長と出会い、熱烈に求められ、恋に落ちる苦学生の主人公ーー…って、どこのハー●クインですか。いや、ハ●レクイン読んだことないけど。

いやー。はは。…ダメでした。もうハーレ●インものには手を出さないようにします。どんなにロマンティックに描かれていても、睦言の途中で「これ…何語で喘いでいるのかな」って考えちゃうんだもん…

1

貴公子の理不尽な愛情 小説

樹生かなめ  麻生海 

シリーズ残りのロクデナシによるスピンオフ

「限りなく」シリーズのスピンオフです。
シリーズでは堀が主人公で、その恋人の高須賀(旧姓・千葉)、弟の慧二のロクデナシ2人がメインですが、ロクデナシは実は5人組であり、残り3人(甲斐・設楽・加藤)がこの作品で活躍?します。とはいえ、加藤は甲斐が逃亡先として部屋にやってきた時に、女2人はべらかして遊んでいたくらいなのですが、シリーズでほとんど登場しなかったことを思うと大活躍ですよね。

スピン…

1

限りなく身勝手な愛情 小説

樹生かなめ  麻生海 

テンポが良い

まず、女は穴があればいい、というようなロクデナシ達が登場しますのでご注意ください。ただコミカルテイストですし、主人公は真面目な性格なのでそう悲惨さはありません。でも周囲が酷すぎる…。

この作品はシリーズ2冊目なのですが、前作は未読です。
実は、シリーズだと知らずに3冊目「限りなく不幸に近い幸福」を先に読んでしまい、ロクデナシに免疫がなかったこともあり、その時はもう二度と読まないだろうな…と…

0

真音 3 小説

谷崎泉  麻生海 

おもしろかった

一巻、二巻と急くように読み進めて、ついに最終巻です。久々の全巻一気読みです。そのくらい引き込まれました。
諏訪組内部の揉め事で、槙原の運転手をしていた青木が槙原を庇って射殺されてしまうのですが、そのことに筋の通った対処を取れない若頭と煮え切らない富樫に見切りをつけた槙原が、自分で青木の仇を打とうと暴走。
煮え切らない富樫でしたが、槙原を止めるよう進藤に頼まれ腹を括り、組長になる覚悟を決めて槙原…

3

真音 2 小説

谷崎泉  麻生海 

変化

諏訪組の内部の揉め事が徐々に大きくなっている中、進藤がパチンコ屋のアパートから「さめ」の2階に引っ越したのを槙原が先に知ったことに拗ねる富樫が面白いけれども、槙原はますます大変そうになっていて気の毒でした。
進藤が起こしたとされる事件の真相が明らかになり、それに対する富樫の言葉が進藤を揺さぶります。
さめが心筋梗塞で倒れ手術が必要になったことで、さめの家族や過去を知る進藤は、それまで、さめの苗…

0

真音 1 小説

谷崎泉  麻生海 

さっさと次巻へGO!

進藤は母親の借金がもとでヤクザの槙原と出会い、槙原の上司である富樫に何故か気に入られつきまとわれる。槙原にはなつくけれども、富樫には最初の出会いから苦手意識を持つ進藤だけれども、強引に押し倒されてしまう。富樫は富樫で、なかなかなびかない進藤を訝しみつつも、どんどん進藤に嵌まっていく…。
理不尽の塊みたいな富樫なのですが、どこか憎めないです。
富樫はヤクザではあるのですが、成り行きでそうなっただ…

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