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54/66(合計:652件)
佐田三季 麻生ミツ晃
茶鬼
ネタバレ
ノベルス版勿論既読ですが、プラネタリウムと書き下ろしが追加ということでやっぱり買ってしまった! この本の醍醐味は攻めとなる遠藤のホラー的な病み具合です。 ストーカーとかもう色々と気持ち悪い!!!としか言いようがない男。 そんな男に執着された笠井もまた胃に穴が開いて血を吐いて手術するほどに彼に苦しめられるわけです。 ゲイの遠藤。 父親がゲイで男夫婦であることから、許容もあるものの”オカ…
たまゆまま
読みたいのに読むことが苦痛! 面白くて、ぐいぐい引き込まれるのに読むのが辛い! 途中で本当にめげそうになった。 読むのが辛くて気持ち悪くて、何がこんなに辛いのかと考えると、遠藤が気持ち悪いということに行き着く。 ストーカーだ、ストーカーだと聞いてはいたが、ここまでストーカーだとは思わなかった。 本当にストーカーだよ。 仕事から疲れて帰ってきたら家の前にいるとか、居場所がわか…
sotsuki
個人的に再読率一番高い作品です。 本当に好きで好きでどうしようもないぐらい好きな作品です。 文庫化を知った時声出して叫んだぐらい嬉しかったです。(苦笑) 目当てはもちろんノベルス未収録作の「プラネタリウム」と書下ろしです。 「プラネタリウム」を読んでまた泣かされてしまいました。 優しくしたいのに、つい意地を張ってしまう短気な笠井。 笠井に切り捨てられるがこわくて相変わらず変態で重い…
真崎ひかる 麻生ミツ晃
ランプの精
ショタっぽい(ぽいというだけそこまででショタではない…と思う。挿絵が少年っぽいからかな?) 真崎先生のもふもふシリーズは一作ごとの動きが少なくてちょっとマンネリ…と思っていたのですが、いやーこれは面白かったです。 最終目標に向かって佳寿(受)がしなければならないことが明確で、最後までそれがぶれないので安心して読めるのです。 依吹(攻)がどう出てくるかが読めないところのはずなんですが、この…
咲人
タヌキに癒されそうな気がして手にとった本です。 二次元のタヌキってなんであんなに癒し系なんですかね~。 タレ目だからですかね。体つきも丸っこいからかな。 人が良くて楽しいことが好きっていうイメージが強いタヌキさん。 平成狸合○ぽんぽこもそんな優しいイメージでしたもんね。 そして対するキツネといえば見目麗しくずる賢くて変身が上手いというイメージ。 本書も通念的に人が持つイメージに違わずそ…
marun
日本三大狸話を思い出させるような四国の狸の里と狸と狐の昔ながらの因縁を 取り混ぜながら、ロミジュリの雰囲気もある犬猿ならぬ狸と狐のファンタジーラブ。 狸の里が 干ばつで危機的状況になった時に、里の地主の次男である佳寿が 里を救う為狐が持っているだろう『狐の尾筆』を手に入れる為に都会に出向き、 狐の直系が暮らす屋敷に潜入する為に変化の苦手な佳寿がブサイクワンコに変化。 筆を探す為に…
麻生ミツ晃さんの表紙イラストにヤラレマシタ♪ 耳四つはご愛嬌というか、狐が眼鏡設定の為にどうしても人間耳が必要だったとか(笑) それにしても、この狸のキュートな事v 作中で、狐はもふもふが好きで尻尾をかわいがるのですが、この色合いとふんわり質感にうんうん!って思います。 お話的には、山奥の狸の一族の住む里の水がめである大池が日照り続きで干上がり始め、農業で成り立つ彼等にとって水がめの枯…
朝丘戻 麻生ミツ晃
深唯
ハッピーエンド史上主義な私ですが、朝丘さんの書かれる小説は、たとえ悲恋であっても納得できます。 「実る恋」じゃなくても、気持ちが繋がっていて「結ばれる恋」という在り方も素敵だな、と思わせてくれた最初の作品です。 彼女の小説を読んでいる時は、SEAMOの『マタアイマショウ』が脳内でヘビロテしてます。
佐々木禎子 麻生ミツ晃
ユッキ
記憶喪失ものは数あるけれども、こんなに切々と胸にくる作品はありません。淡々としているけれどじんわりと心に響いてきました。英俊(攻)はとても不器用です、子供です、けれど必死です。傷付いた子供の英俊(攻)は傷付いた薔薇だったのかも知れない、記憶を失くして眠ったまんまの裕真(受)も同様に。けれども、8年という大切なひまつぶしを経たからこそお互い受け入れる事が出来たのだと思います。萌え度、H度共に低空飛…
読み始めてテンションが上がる話でも楽しくなる話でも無い作品なのですが、 読み終わると心に温かいものが溢れてくるようなストーリーで静かに感動します。 事故で8年も眠り続けてしまったら、そしてある日突然目覚めたら、 自分ならどうなってしまうのだろうと思わずにはいられない。 攻めである英俊と受けの裕真の出会いはかなり不躾な程いい出会いではないのです。 父親の浮気相手の家から花を盗むところを…