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49/65(合計:649件)
木原音瀬 麻生ミツ晃
yoshiaki
ネタバレ
COLDシリーズで既読なのは、本作以外は「COLD SLEEP」「COLD LIGHT」のコミカライズ版のみです。 ただ、この3冊を読む限り、登場人物は少しずつ重なり合っているものの、ストーリーは(これまでのところ)完全に独立していて、相互に影響し合う部分はなさそうな気がしています。 過去作が多いので読むのを躊躇っている方は、思い切ってこの本から読み始めてみることをお勧めします。(ただ「COL…
ぴえぴえ3号
COLD3部作で透の友人として登場した楠田のスピンオフ。 前作の、特に3作目COLD FEVERでは重くて暴力的な描写が続く中、透の友人でよき理解者の楠田はいたって普通で常識的で善人で、もうなんというかCOLDシリーズの良心というか。おもーいストーリーの中、楠田君登場シーンがある意味癒しになってましたが、今回はそんな楠田君がメイン!もちろん透や藤島さん、あとは別スピンオフ?の「同窓会」の黒川も登…
紫ゆかり
木原さんの作品はまだ数を読んでませんが、読んだ中でも断トツにこの作品が好きです。数ページ読んだだけで物語に惹き込まれ、秋沢が出てきてからは更に心持ってかれました。 この作品は、COLDシリーズのスピンオフですが、ドラマCDから入って原作小説未読。前作で脇役の楠田は、人当たりの良いヘテロのイメージしかなく、まさか主人公になるとは!!驚きでした。 実を言うと、特典ペーパー欲しさに予約はした…
麻生ミツ晃 木原音瀬
さくらは
視覚的にくる暴力表現は小説では出来ませんし、話が原作より上手くまとめあげていると思いました。 結構飛ばしている感じもあったので原作も併せて読むことをお勧めします。 また、違った感情が湧いてくるのではないのでしょうか。 どう話が上手くまとめあげていると言いますと、 木原音瀬さんは心理描写がとても上手く、最後の方になってくると(私の場合は)泣き疲れて萌えるどころでは無くなります。 今回こ…
※木原の大ファンの書評とふまえてお読みください。 めっちゃ面白かったーー。 前作のCOLD三部作は切なかったけど、今回は嘲笑しながら読みました。 共通点は攻めの性格ががらりと変わるところでしょうか。 そう、今回はせつなくないんです!全く!!! 読む前は泣く準備をしていたんですよ。でも、前作の攻め透と今回の攻めの秋沢が大暴れしてるとこからテンションが変な風にあがちゃって爆笑しました…
たまゆまま
雑誌で連載を追って読んでいたので、レビューに本編より先のことが多少ネタバレしているかと思います。その思い込みでないとどうしてもレビューできなかったので、すみません。 そういったことが気になる方は、どうか閲覧注意して下さると助かります。 連載時、題名が『COLD HEART 』だけで、この本が発売されるとわかって題名が『COLD HEART in TOKYO』であったので、何…
ともふみ
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) 信じていた相手に裏切られることがどれだけ人の心を歪ませるか。 信頼とは心を預けることも同然で、その心を踏みにじられることは自分を否定されることと同義です。 前COLDシリーズは、そんな風に存在否定され続けた二人の人間の悲痛がつぶさに描かれた衝撃作でした。 その陰惨な本編の中で、透の友人でもあり、「普通にいいヤツ」という唯一とも言うべきオアシス的存在だっ…
茶鬼
『COLD』シリーズのスピンではあるけれど、単発でも問題ない。 あちらの主人公であった透の友人、兄が立ちあげたアクセブランドを一緒にやることになった楠田が主人公。 そしてもう一人は、子役で注目され高校生で映画賞を取るほどの才能を持ちながらトラブルがきっかけで干されてうだつの上がらない(周囲から見て)役者となっている24歳の秋沢。 楠田兄のブランドの新シーズンの販売戦略でモデルとして採用す…
前巻「SLEEP」に続き麻生ミツ晃さんの絵で展開されるストーリーは 多分、きっと、小説未読の人にも充分にこの小説が伝わるものとして描かれていると思います。 既読の身で読んでも、充分に小説の世界がギュっと濃縮、必要な分だけ必要最低限を”絵”という手法を使って十二分に伝わってくるのです。 退院した藤島。 「愛してる」の言葉に2人は結びつくはずであったのに、ためいらい拒否する藤島。 こ…
麻生ミツ晃
jobchange
親族経営の会社に勤めているため不自由な社会人生活を送っている攻め・須藤と、その上司でミステリアスな雰囲気のゲイの上司・真木との切ない恋愛を描いた物語です。会社や家系といった社会の圧力の中で出会った二人が、惹かれあったりすれ違ったり引き離されたりを繰り返していき、お互いにかけがえのない相手になっていくまでを描いています。 この作品の特徴は、テレビドラマのようなスピード感で小説ぐらいの情報量が詰…