麻生ミツ晃さんのレビュー一覧

リバース コミック

麻生ミツ晃 

BL界の至宝。

ストーリーテラーとして定評のある先生。
わたしも発売を楽しみにしていましたし、言うまでもなく期待値は高いわけですが、そんなものなんか遥かに上回る応えが返ってきたなと感じています。

特に、受け・円の心情描写がとても丁寧です。
複雑さがリアルで、本当にひとりの人間の心の中を覗いているような感覚でした。
多くを語らない彼だから、心の中で綴られるモノローグがより一層切ない。
切実な円の本音に…

20

リバース コミック

麻生ミツ晃 

読後にタイトルの奥深い意味を知った

「麻生ミツ晃先生のオメガバース作品となっ⁉」とワクワクドキドキで読み始め⋯コミックス本体にも厚みがありましたが、その厚みに見合う、「厚みのあるストーリー」でした。そして、読み始めたらどんどん引き込まれて一気読み。読み手を飽きさせない。麻生ミツ晃先生の作品は作画もそうだけど、登場キャラクターの背景や内面の機微の繊細な描写に毎度惚れぼれとさせられるのですが、本作も、それはそれは素晴らしく発揮されており…

15

リバース コミック

麻生ミツ晃 

読み応えあり!

作家さん買いです。
オメガバースをこんな視点で描いた作品は初めてだったので斬新でした。
一途に円を思う吐木、吐木を愛しながらも己の選択に苦悩する円、それに事件も絡めてと、内容の濃い作品になっています。
麻生先生の作品は、キャラクターが闇を抱えてたり、心理的に痛みを伴うものなどが多いのですが、読後に嫌な気持ちになることはないし、キャラクターの心情を丁寧に描くので深みのある作品が多いです。
明…

13

リバース コミック

麻生ミツ晃 

驚愕神作品!

毎作思いますが、もう凄い!の一言です。神作品です!極上です!読まないと罪です!!

9

リバース コミック

麻生ミツ晃 

オメガバースが苦手な方にも読んで欲しい。

もしオメガバースで躊躇している方がいたら
まずは読んでみよ!と背中を押したいです。

もちろんオメガバース設定で描かれてるんですが
彼らの葛藤・後悔・ミステリー性など繊細でリアル。
特殊な世界の話だけなく普通にありそうな感覚でした。

そこにオメガバースを絡めて
さすが麻生作品!!としか言えない緻密さに圧倒&号泣。

ほんとね、避けたら勿体ないの。

みんな誰かの運…

15

リバース コミック

麻生ミツ晃 

文句のつけようのない神作品。

作家買い。
麻生作品はすべて読んでいますが、これは凄い。序盤から一気に引き込まれ、そして読後この作品の持つ世界観からしばし帰ってこれませんでした。

設定がてんこ盛りなんですよ。

オメガバース。
運命の番。
ミステリー。
そして、愛。

そのすべての、どれ一つとして不要なものがなく、設定をフルに生かして進むストーリー。ページを捲るごとに『リバース』の世界に引き込まれていきまし…

16

リバース コミック

麻生ミツ晃 

世界がみんなβなら

これは素晴らしいですーーいや、本当に震えた(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
オメガバースであり、本格的なサスペンス作品でもあります。
ぜひ、ネタバレなしで読んでください。
性・運命・番……オメガバースらしい要素を盛り込みつつ、
それらが必須条件ではないと思わせる人間同士の愛の物語です。

以下、出来るだけ核心には触れないようにあらすじと感想を書かせて頂きますが、少しもネタ…

13

リバース コミック

麻生ミツ晃 

すごい

小説の挿し絵では存じ上げておりましたが、恥ずかしながら先生の漫画は初読です。
帯のBL界屈指のストーリーテラーという文面を見て、最近の帯は盛りすぎだろと思っていたのですが、見事に裏切られました。

オメガバースはエロ特化の作品が多い中(好きです)ストーリー作りも漫画構成も絵も上手い人が題材として描いたらこのような良作になるのだと驚きました。
個人的に今年一番の作品になると思います。

12

COLD HEART in TOKYO 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

痛くない木原音瀬先生作品

COLDシリーズスピンオフ。透の友人、楠田の話。
攻めが明らかに凡人ではなくやばすぎて、え?!となりながら読みました。
個人的には本編よりもスピンオフが好きだなとこの1冊目の時点では思っていました。
作中で登場する透がきちんとした大人の男になっていてドキドキします。本編の時よりもそれから数年経って生活している透は魅力的です。

干された天才俳優である攻めは常識を逸脱しているので苦手な方は…

0

COLD THE FINAL 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

ご褒美盛りだくさんの幸せな一冊でした。

読み応えがありました。こういう番外の短編を一冊にまとめた本にはぶつ切れ感を感じてしまいがちなんですが、それぞれのお話にボリュームがあって、またお話とお話の間にあまり時間経過がないことから、違和感なくするすると読むことができました。

『美しいこと』シリーズでいうところの小冊子『愛すること』のように、もう『COLD THE FINAL』にひどく傷つく登場人物は出てきません。超問題児の攻め組、透と…

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