麻々原絵里依さんのレビュー一覧

光の雨 ―贖罪― 小説

かわい有美子  麻々原絵里依 

光の中をお進みなさい

後編も引き続き事件捜査の合間に恋愛が遅々と進展しました。
時代の古さを感じさせない作品でBLとは違った意味では面白かったです。

検察官 伊能は学生時代に想っていた先輩が旅先で事故で亡くなったとき、それが自分の罪のように思えてそれに囚われて生きてきたんですね。
一緒に行くつもりだったのに先輩の想いを受け止め切れなったり自分の恋愛感情がよくわからなかったり中途半端なまま1度の体の関係があった…

2

光の雨 ―原罪― 小説

かわい有美子  麻々原絵里依 

事件捜査が中心でちょっと重めの話です

かわい有美子さんは『透過性恋愛装置』を読んで以来好きになったので、たまに古い作品も読んでみるのですが、文庫化などで新装で出版されたものは読んだことはありませんでした。
今作は3巻のうち2巻出版されたた後10年完結さてないままだったと旧版のレビューで知りました。
面白いと思った作品が途中のいいところでお預けになってしまったとは何とも残酷な焦らしプレイでしたね。

先日は『空色スピカ』を読んだ…

4

すき 小説

月村奎  麻々原絵里依 

当て馬が好きだったなあ

子供が登場する作品はあまり好みではないのですが、大人の男を描かれるという印象だった麻々原さんが描かれた表紙の女の子の可愛らしさに驚いてしまい購入。
肩とか直角でバシッとした人物しか見たことがなかったので、この子供特有の膝の感じとか良かったです(笑

********************
受けの瑛斗は26歳で、子供の頃から内気でオドオドしたタイプ。(月村さんの受けの基本ですね)
就職浪…

5

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

せつない二人

知り合ったのがネットの掲示板というのが、いかにも現代風なお話。

主人公の二人(攻め新開巧・受け白石文人)が、
真面目なだけに相手のことを想い過ぎてもどかしい。
攻めがバイというだけで、その人には女と言う選択肢が増えてしまう悲しさ。
よりによって、その相手が自分の姉だったなんて、切ないにもほどがある。
その姉が自分にとって良い姉であり、良い家族だからこそ
自分のことより姉の幸せを優先…

16

きぐるみプラネット 2 コミック

麻々原絵里依 

うん?(。´-ω・)

いやぁ~…きぐるみ可愛い、マジ可愛い。
正直麗しの天使様のようなアリタよりもきぐるみ姿でずっといてくれ←
きぐるみなのに感情が現れているのがまたもう…可愛い。
きぐるみグッズ(ストラップとか)あったら欲しい。
「それ何のキャラー?」って聞かれたらすっごい困るけどwww

2人の関係はー…さほど進展せず…ってかキスもNGって大輔に言われちゃってるからね。
「手をつなぐとこから始めようよ…

1

きぐるみプラネット コミック

麻々原絵里依 

BL初心者にもおすすめしやすい

みぎゃー(*ノωノ)
きぐるみ可愛すぎるっ!
もふっと抱きつきたいっ!!
癒し系です。
BL色は薄かったですが、きぐるみ達が可愛すぎるので大満足(*´艸`*)
そして、きぐるみ姿と超絶美形な中身のギャップが凄い。
きゅるるんとしたきぐるみアリタ…でも脱いだら凄いんです(笑)
大天使ですか?と聞きたくなる麗しさで積極的という。
大輔わたわたですw
地底人たちのゲーム好き…特にマスタ…

1

泡と欲望 コミック

麻々原絵里依 

アワよくば…

アワアワなヘタレワンコ中村×バツイチ課長:杉崎…だと思うんですが、なんせ合体していない(泣)

麻々原さんの描くリーマンは姿勢よくスーツ姿が凛々しく眼福でした♪
しかし、この方のオリジナル作品は印象が薄い(泣)

お仕事ものだから内容も嫌いじゃない。
ただ展開に山場が少なく盛り上がりに欠ける気がします。
そして『その先』が読みたいのに~!とジタバタ暴れたくなります。
切ないリーマン…

5

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

綺麗なのにどこか寂しい…

爽やかで でもどこか物悲しいような雰囲気の漂う作品でした。
切なかったです。

主人公は自身のセクシャリティに対する悩みを、1人で抱え込んでいます。

家族と話していても、友達と話していても、明かせない部分、
皆の”普通”に当てはまらない部分がある。
友達が何気なくネタにする話題も、家族が何気なくふる話題にも
その悩みを持つ主人公にとっては棘だったりする。
それは当人たちに悪意が…

4

茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

( ゚∀゚)o彡庭師!庭師!

人気小説のコミカライズ本。
原作者の遠野さん・コミカライズ版作者の麻々原さんのあとがきによると、「風変りな人を書くのが主眼」(遠野さん)、「このお話のチャームポイントは茅島さまの可愛いらしさ」(麻々原さん)ということらしいんですが――
実は私、初めの数ページの段階では茅島氏に絶望的なまでに魅力を感じられず(汗)

仕事もしなけりゃ趣味もなく・・・しかも本は読むためにではなく飾るために買うで…

6

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

凪良さんは大好きな作家さんですけど

基本バイの攻めはあまり好きじゃありません。それはやはり生粋のゲイなら仕方ないが、せっかくバイなら女性と結婚して普通に家庭を持った方がいいと思うだろうし、現実社会ではほとんどがそうだろうと思うからです。
それから実の姉と関係があった男性と、というのもちょっと引きますね。結婚を前提に真剣に付き合いだしたけれど、自分の性癖もあって肉体関係までは中々踏み込めなくて……という時に受けと出会った、のならいい…

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