麻々原絵里依さんのレビュー一覧

恋人は、一人のはずですが。 小説

楠田雅紀  麻々原絵里依 

折り合い

麻々原先生の素敵な表紙で購入。どっちが攻なんだろ?3Pですか?と楽しみにしていました。予想とは違ったお話でしたが、重くなりすぎず、せつなさにきゅんとしたので萌よりですが萌2にしました。終わり方が難しい・・・良かったような良くなかったような。どうなっていれば嬉しかったのかも思いつかず。本編のみ240Pほど+先生のあとがきです。

お話は編集者の東護が久しぶりの休日に暇つぶしにと投稿サイトを覘くシ…

0

鬼神様はパフェの虜につき 小説

久我有加  麻々原絵里依 

やたら可愛いです

こちら人外ものですが、タイトルからも分かる通りラブコメです。
なんか、やたら可愛いです。
ほのぼのします。
超甘々です。

元々、作家買いを欠かさずとファンなのですが、今作のような甘々なラブコメは特に好みでして!!(≧∀≦)
とっても楽しく読めました。



内容ですが、攻めが鬼神と人外もののファンタジーです。
(ものを知らないため)丸ごと作者さんの創作だと思ってましたが、大…

8

恋人は、一人のはずですが。 小説

楠田雅紀  麻々原絵里依 

弱さも強さも

タイトルこそラブコメを予感させるけれども、
冒頭の誘拐事件のワンシーンが臭わせるように、取り上げている題材はシリアス。
楠田先生なので、安心して読みました。

売れっ子新人作家と、編集者のお話。

桃源社で編集者として勤務する森藤東護。他部門の同期から新人発掘企画を聞かされて興味を持ち、紹介してもらった投稿サイトで有望な作品を見つける。早速投稿者とコンタクトを取って何度かやりとりを続け…

4

恋人は、一人のはずですが。 小説

楠田雅紀  麻々原絵里依 

正反対の才能

表紙からして左右の二人が同一人物だってのは察しがつくだろうが、できることならネタバレなしで読むのをお薦めしたい。
ただ、序盤からして一人二役?あるいは…って想像が、中盤までには核心に変わっていくとは思うが。

勿論、そんな想像がつかない東護にとっては小説投稿サイトで見つけたマサトの小説に心打たれ、たちまちに彼の才能に惹かれていく訳だが、彼の真相を知っていく過程の中で人気作家・柳瀬との正反対の…

8

恋人は、一人のはずですが。 小説

楠田雅紀  麻々原絵里依 

何だか凄く胸に来ます(´;ω;`)

こちら、タイトルやあらすじからラブコメっぽいのを想像してたんですが、シリアス寄りです。
推理サスペンスものであり、心理もの。
あと、私は誤解してましたが、表紙の二人は攻めですよー。受けはメガネ美人。

最後までどうなるか分からないと言う、ハラハラドキドキのストーリー運びがとても巧みでした。
これは前情報無しで読んだ方が面白いと思うので、核心部分のネタバレ無しでレビューいきたいと思います。…

7

色悪作家と校正者の不貞 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

小説が人生にもたらすものについて書いていると思うんですよね

電子書籍で読了。挿絵、あとがきあり。

出版関係のお話を書くと菅野さんのお話はとても面白いです。
これはやはり、菅野さん自身が小説家というご自分の仕事をすごく好きで、誇りを持っていらっしゃるからだろうと思うのです。

華やかな家族から浮いてしまって、愛されているのに孤独を感じて来た校正者が、やはり孤独を感じざるを得ない生育歴を持った小説家の作品に惹かれ、延いてはその本人にも惹かれていく過…

7

色悪作家と校正者の弟の帰宅後「色悪作家と校正者の貞節」ご購入者特典・書き下ろしペーパー グッズ

弟帰宅後のバトル

A5サイズで4段にわたってびっしり・・・SSは好きだけど、ルーペが欲しいと思ってしまう文字サイズ。
そして本編より5割増しぐらい、難解な二人の心の動きw。「あーめんどくさいこの二人」とやっぱり思ってしまったので萌。本編で正祐の弟が正祐宅にかくまわれていたお話の後日談です。

大吾の家の窓辺で、正祐は「高瀬舟」、大吾は「舞姫」を読んでます。心に染み入って涙ぐむ正祐を見て、大吾は「そんなにも弟というも…

1

恋する罪のつづき 小説

いおかいつき  麻々原絵里依 

前半の爽やかムードから一変・・

ライトなミステリー小説のBL版です。続きが気になり一気に読み進めました。読みやすい文章なので、サクッと読めます。矛盾点や引っかかる所も特に無かったです。事件の進行に重点が置かれています。

高校の部活仲間の十年ぶりの同窓会を兼ねたお泊まり会を舞台に事件が起こります。部活が部活だけに仲間達も一変の闇も無く清爽なメンバー達と思っていると、意外にドロドロしてた・・・という感じでした。事件…

4

色悪作家と校正者の貞節 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

夫婦漫才?

色悪作家と校正者の不貞に続く2作目。面白い。BLとしての恋愛面とか色っぽさとかで評価すると?な部分もあるかもしれませんが、とにかく二人の心の通わせ方、紡ぐ言葉が盛大にツボに入っていて、また麻々原先生が描かれる攻め受けがこれまたぴったり過ぎて神。俺様傾向が1作目より弱めになったようなイケメン小説家と歴史考証専門の会社に勤める校正者のお話です。今回は、別の作家さん(こいつが非常に面白い!大好き!)と1…

6

兄弟ごっこ 小説

鳥谷しず  麻々原絵里依 

上品な変人+ラブリーリアルわんこ

兄弟もの=ドロドロという先入観があり手を出していなかったのですが、どうしても兄弟ものに慣れたくて、よし練習だ!と当作を手に取ってみました。犬が可愛いと漏れ聞いていたのですが、本当に可愛い。そしてドロドロしてなくて、全くもって問題なく、とても楽しく癒され爆笑しました!私のように兄弟とあるだけで避けてる方がおられたら、一度お試しいただきたいわーと思うコメディより甘いお話、雑誌掲載分150P弱+本編の続…

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