麻々原絵里依さんのレビュー一覧

嵐のあと「さよならガラスの恋心」番外編 グッズ

不安を超えた未来に

本品は『さよならガラスの恋心』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、副島視点で
2人が付き合い始めて半年後のお話です。

忙しいときは
時間の流れが以上に速いものです。

新製品の企画がも今週が大詰めで
副島チームは連日泊まり込みの作業が
続いていました。

副島達の仕事は
企画の締め切りが迫ってくると
過酷な残業の嵐になるのです。

人よ…

2

誓い「さよならガラスの恋心」番外編 グッズ

夏希の幸せを願う

本品は『さよならガラスの恋心』の
コミコミスタジオ特製イラストカードです。

特製カードは
表面が文庫本カバーのカラーイラスト、
裏面に番外SSが掲載されています。

副島が夏希の姉と会うお話になります。

夏希は姉と再会して以来
何度もあって昔のわだかまりを消し
新たにいい関係を築き始めました。

3ケ月も過ぎた頃、
姉が真剣な顔で付き合っている人に
合せて欲し…

2

色悪作家と校正者の不貞 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

文学作品がいっぱい

校正者の正祐(受け)は自分が担当している作家・東堂大吾(攻め)の作品で大好きだったキャラクターが死んだことを悼んで一人飲み屋で通夜をしていた時、当の作家が「試しに一人殺してみた」と話しているのを聞き、我慢できずに声をかけてしまいます。その時から飲み屋で会うたびに言い合う関係になります。
正祐の校正は重箱の隅をつつくように細かく、大吾には不評だったのですが、ある日とうとう正祐の書き込みに怒った大吾…

5

色悪作家と校正者の不貞 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

2人の会話に笑わないでいられるわけがない

最初から最後まで面白かった1冊。
あとがきまで読んでしまう面白さに脱帽です。
受けも攻めも最後までキャラのブレもなく。
本当に楽しめるお仕事ものBL。

歴史校正者として働く正祐が勝手に行う1人お通夜シーンから始まるこのお話。
え?どういうこと?と思いながら読み始め、分かった時には
攻めさんの作家・東堂とかなり言い合ってました。
この2人、1冊の半分は言い合ってるんじゃないか…?と…

9

さよならガラスの恋心 小説

伊勢原ささら  麻々原絵里依 

薄幸な青年の恋


定食屋で働く近藤夏季(受け)は最近めまいがしたりぼんやりしたりと体調がよくありません。何か忘れているような気がするのですが記憶に霧がかかったような感じがしているのです。そんな夏季を店の常連の副島(攻め)が気にかけてくれます。夏季は寡黙で強面で仏頂面な副島のことが実は苦手でした。が、体調が悪い時いつも「大丈夫か」と声をかけてくれるのです。

夏季は小さな島の出身で貧乏な大家族の末っ子でひ弱な…

11

さよならガラスの恋心 小説

伊勢原ささら  麻々原絵里依 

いじらしくって切なくなります。

タイトルにピンっと来たら買いですっ!
不幸で健気な受設定が好きな方は特に!
夏季くん、いじらしくって守ってあげたい!
大事なところは押さえてる、寡黙で大きなハートを持った攻めも素敵!

ああぁぁぁぁ( ; _ ;)って感じの展開もあるので読む前にネタバレ感想とか読んでしまわないように!
読後感はやさしい涙が一筋零れる・・・そんな感じです。
切なくきゅーーーっとしたお話を読みたくなった…

8

乗るのはどっちだ 小説

愁堂れな  麻々原絵里依 

さらっと読める2時間ドラマ原作風

警察・事件ものBLです。
主人公は麻薬取締官の青江。潜入捜査を得意としていて、ゲイ。そして美形。
捜査上のターゲットが事故死した事件で、警視庁捜査一課警部の紅原(こうはら)と知り合います。
紅原とはなぜかすぐ張り合ってしまうような感じで、表面上はにこやかなんだけど、嫌みというかわざとらしい丁寧さで冷たい会話、という感じです。
この辺、良くも悪くも「2時間ドラマ」的な感覚。
俳優の演技で見…

2

兄弟ごっこ 小説

鳥谷しず  麻々原絵里依 

結構おすすめ

義兄弟ものが好きなので表紙買いで購入しました。
両片思いから両想いになる過程がすごく丁寧で良かったです!

少し気になったところを言わせていただくと、
兄視点が欲しかったなぁと思いました。
あと、兄の性癖(?)が結構変わってて、そこから弟がドキドキしてるのはちょっと違和感もありました。

全体的には弟のもだもだするところとか、両方の嫉妬心が見えたりして、ハッピーエンドとはわかっていて…

3

初恋列車 小説

久我有加  麻々原絵里依 

相手のオタク趣味を尊重出来るって……どれだけ好きなんだ!

電子書籍で読了。挿絵有り(以前も書いたかもしれませんが、角川ルビーの電子版イラストを見るためにはタップで飛ばなければならないので、流れが悪いなぁと思います。出先で読んでいる時はいきなり肌色イラストが出現しない利点はあるのですけれども。痛し痒しとはこのこと)。

自分が夢中になっているものに敬意をはらってくれる恋人。
羨ましいなぁ……その一言に尽きます。
容認してくれるだけじゃないんですよ。…

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ロマンスの演じかた 小説

砂原糖子  麻々原絵里依 

駆け引きには十年早い!!

ちょっと周りの機微に疎いかな?って感じの高校生・惣一の視点で進行する、不可解な幼なじみに振り回される恋愛もの。
高校生らしいすれ違いとか拙さが味わえる話だと思っていたのに、はっきり言って期待外れだった。

その不可解な幼なじみ、有貴についてだが…
両親の仕事の都合で一人暮らしをしている惣一のアパートに唐突に引っ越してきたり、自身がモテるのを利用して<別れさせ屋>なるものを請け負っていた…

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