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イーライ・イーストン 麻々原絵里依
H3PO4
ネタバレ
これ、舞台が犬になれる人間、人間が犬になれる?がベースになっています。 保安官としてマッドクリークの町で暮らしているランス。彼の前によそ者としてやってきたティム。 クイックという特別な力を持った犬達が暮らしている町はよそ者に警戒心が強く、ティムにも疑いの目を向けます。 犬になってティムの前に現れたランス。ティムの独り言(犬相手なんで)をランスは聞きながらティムを好きになっていきます。 …
椎崎夕 麻々原絵里依
碧雲
単純なBLじゃなく、女性も絡んでくる。 濡れ場少な目。 心情描写重点。 焦れ焦れでグルグル回って前に進めない、トラウマ持ちが主人公。 心理描写が秀逸、構成がとても面白かったので、椎崎夕さんの他の作品も読んでみる。 ★登場人物をメモ・・大体粗筋が分かると思う。 伊織:版画家。作家名は桐原織。混血、綺麗で華奢。祖母や年よりに優しい。 外観と、尻軽な母の噂で虐められて育ったので、…
小中大豆 麻々原絵里依
フランク
拾った当時のクロは色事に免疫がなくて、超ウブで、めちゃ可愛い。 口づけひとつで顔真っ赤になって、おまけに暴発しちゃうし、あわあわしてる姿がめちゃ可愛い。 クロは誇り高き狼系獣人のはずなんだけど、夢路の前では素直な大型ワンコでしかなくて、夢路の言葉一つで尻尾ぶんぶんさせたり、耳をペショ…とさせてしまうところがめちゃ可愛い。 ワンコ攻め好きのツボをこれでもか!!と押さえてくださっていて、超楽…
中原一也 麻々原絵里依
renachi
欝々とした雰囲気が漂う作品で、重苦しさから逃れたい一心でぐいぐい読める。切り替え頻度の高い両視点に感情移入を阻まれ、無心でストーリーだけを追えて面白い。前半半分までは神評価。ラストはとても好き。 メイン二人はどちらも秘密を持っていて、どちらの視点に移っても暗くしんどい。わずかな明るさが見えると、すかさず光を閉ざすように意味深な描写を差し込み、どんよりした空気を保ち続けるのが良い。素っ気ない文…
J.L.ラングレー 麻々原絵里依
165
コミカライズを読んでから小説を読みました。そしたらコミカライズの完成度にびっくり!こんなに分厚い本なのに2冊のコミックでしっかり網羅されてます。正直小説の方は新鮮味がなく、うんうんあったよねって感じで。 違うといえばやたらエッチばかりしてるところですかね。 すぐ相手のアソコを見て勃ち具合をチェックするのとか。 小説のほうがキートンがチェイに愛され自分の居場所や帰る場所ができて満たされる様…
樋口美沙緒 麻々原絵里依
3巻目は、次巻に続く経緯説明の様な構成。 複雑な展開で、面白かった。 夫々に成し遂げたい願いがあって、理由がある。 想いを果たす動機と手段が問題だ、といった寓話調。 次巻を早く読みたい。 --- 心に残った部分のメモ。 神の気まぐれ?で、3体目の土人形、リオは復活。リオの外観は本来に戻っていた。 土人形2号のユリアにリオの寿命を半分譲り、ユリアは心臓が無いまま復活。 …
甘食
小中先生と麻々原先生だったので作家&絵師買いです。麻々原先生の和テイストって珍しい。和風なのにポップな色使いで素敵。表紙も巻頭カラーも中の挿絵の和服も洋服も服を着てないのも全部良いです。眼福。 ストーリーは美人で床上手で仕事ができてモテモテのスーパーゲイの夢さんが、三十路をすぎて最近若い男に振られがちな事を気にしている時にイケメンの黒ワンコ(獣人)を拾って帰る所から始まります。 …
麻々原絵里依 J.L.ラングレー
やっぱり小説を読まないと本当の醍醐味がわからないかも。 面白いんですけど展開が早くて、決まったシナリオをサクサク絵に描いてる感が…。 キートンとチェイが仲睦まじくラブラブで、周囲の理解も唐突に得られて、後はキートンを狙う誰かを突き止めるんですが。 きっとキートン兄貴やジェイクやレミも魅力的なキャラなんだろうなあと思うけど、コミックでは大事なこともサラッとしてて。 それにしてもキ…
はるのさくら
本編終了後、オロスから帰国した後のお話。 クロの朝は、目覚めるとまず、隣に寝ている夢路の寝顔を見つめることから始まる。 昨夜は、夢路にオロス語と帝国語指南をしていたのに、その内アヤシイ雰囲気となり、情熱的な夜へ。 そんな不埒な事を思い出したら、腰が重くなるクロ。 その後、洗濯をしていて、夢路のはかなげな褌を見ると、またもや劣情が込み上げ。 そんなこんなで、何かにつけて…
kurinn
異国の言葉を覚えるには、その土地で恋人を見つけるのが一番なんですよね。 夢路もそれを実践してて、クロにオスロ語と帝国後を習ってて、さっそく閨で実践しているのに笑っちゃいました。 それにしてもどんだけクロは夢路の事が好きなのでしょう。出会ったばかりの時に「あなたは、女神だ」と言っていたし、夢路に対して崇拝めいた感情もあるのかもしれません。 でもクロの日課を知ると、余りにも絶倫過ぎるのも…