麻々原絵里依さんのレビュー一覧

恋のミキシング 小説

伊郷ルウ  麻々原絵里依 

あまあまです

今作は今までと違って、学斗一人の視点からではなく、登場人物4名のそれぞれの視点から書かれています(実は登場人物、4名しかいません(笑))。
前作からの主役二人はもう落ち着いた恋人同士という感じで、物語全体にも特に波乱もありません。
藤之宮が信じられないくらいしおらしくなってます(笑)。
藤之宮のためにけじめをつける城ヶ崎ですが、すごくアッサリと物語が進んで、ちょっと肩すかしぎみでした。
こ…

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恋のシーズニング 小説

伊郷ルウ  麻々原絵里依 

結構子供っぽい二人

前作はドラマCDだけ聞いて小説の方は未読で、今回初めてこのシリーズを読みました。
学斗視点で一人称で書かれてて読みやすかったです。
宝翔とのやり取りが、なんだかちょっと子供っぽくって、宝翔も一緒に子供っぽくなるところに笑いました(もしかしたら元々子供っぽいのか?)。
初めは宝翔の自己中心的で無神経なところが鼻についたんですが、だんだん学斗に対する気遣いや優しさも出てきて、印象が良くなりました…

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Chara BIRTHDAY FAIR2010 キャラ創刊15周年記念(禾田・長門・麻々原・円屋) グッズ

毎年恒例!

こちらは、2010年に開催された「Charaバースデフェア 2010」配布小冊子の感想になります。

※ここからは、ネタバレがありますので、未読の方はご注意下さい。

さて掲載内容は

◆「幻惑の鼓動」より

【Perfume】(4ページ)

岡島の香水の匂いがいつもと違う事に気付く天野。
ですが、天野もクラスの女子の香水の匂いをプンプンさせていると葉月にバス…

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HEAVEN 小説

桜木知沙子  麻々原絵里依 

切ないです

すごく切なかったです。
特に前半の紀宏の想いが!!!
なんて健気で奥ゆかしいんだ!!
冬の北海道が舞台に出てくるんですが、まるでそこに降る粉雪のようです。
確かに紀宏も他の人を傷つけてるんですが、それでも嫌いになれない魅力があったと思います。
それに引き換え、攻めはとっても酷い男で、私は普通ここまで酷い男はちょっと嫌いになってしまうこと多いんですが、今回はそんなに鼻にはつきませんでした。…

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FUNKY CITY BAD TIME コミック

麻々原絵里依 

BLというよりも

麻々原絵里依さんが好きで、過去の作品も読んでみたいと思い、読みました。
絵は今とは全然違う絵柄で、言われなければ麻々原絵里依さんとは分からないですね。
BLとしてというよりは、刑事物として読んだ方がいいかもしれません。
恋愛に関する描写はほとんどないです。
メインの2人の片方を口説く男(メインの主人公ではありません)がいるんですが、そこくらいかなと思います。
主人公2人に関しては、恋愛と…

2

ハニービート 小説

神奈木智  麻々原絵里依 

ほのぼの

主人公の2人はボディガードで命がけの仕事をしている割には、全体の雰囲気はほのぼのしていて、あまり緊張感なく読める作品だと思います。
途中でアレッ?と思う展開や設定もあったんですが、まあ、BLはファンタジーだし余り深く考えないでおこうと思えば読めました。
でも、しっかりした推理物を望んでいる読者の方には物足りないと思います。
攻めの頭脳明晰なのに受けに対してはワンコの所とか、受けの仕事では冷静…

1

ぎゅっ!とホールドミー 小説

白城るた  麻々原絵里依 

ある意味評価に迷う...

BLって位置付けじゃなかったら、3作目は萌にしてたと思うんですが、
いかんせん、このサイトはBLサイトですから、
BLとしての評価は中立としときます。
丸川出版を舞台にしたシリーズ4冊目にして最終巻。
これまでの3冊がとことんかわいらしくてキュンキュンするBL作品
ばっかりだったから、ラストに一般向けと言ってもおかしくない
作品詰め込んだものを持ってくるとはビックリです。
って言うか…

1

だからフォーリンラブ 小説

白城るた  麻々原絵里依 

ピュアでほんわか短編集

丸川出版を舞台にした短編シリーズ3作目です。
前半2作は次巻に続編が収録されており、
後半2作は既刊2冊のその後のお話。
短編集だからあっさり読み終わるけど、
ほんわかあったかくなるピュアでかわいらしい作品です。

『経理部 坂元孝(28歳)の場合』
「坂元からセクハラを受けている」という社内相談があったことを
知らされるものの、全く身に覚えがないので本人に確かめようと
当の本人…

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そしてアイラブユー 小説

白城るた  麻々原絵里依 

思いがけない切ない系...

丸川出版を舞台にした短編集のシリーズ第2弾です。
このシリーズ、タイトルが部署と個人名だけというなんとも
チャレンジャーなものなので、タイトルだけではストーリーが
全く予想出来ません。
基本的にどの作品も読み切りタイプで単独で楽しめると思いますが、
3作目の『高橋圭吾の場合』に関しては前巻の続きで、
さらに次巻にも登場するため、先に前巻を読んでいた方が
楽しめると思います♪

『…

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きっとハッピーエンド 小説

白城るた  麻々原絵里依 

ハヤリ?を先取る子連れモノ

もう14年も昔の作品なんですが、子連れ男やもめ設定のお話が
1作収録されていました!
当時にしては珍しいんじゃないかなぁ~?
本のタイトル通り、ハッピーエンドでほんわりあったかくなる
短編3作です。
そのラストのお話がそうなんですよね。
さすがにこだれけ古い作品だと言葉の端々に古臭さを感じるかも...
と思っていたんですが、全くそんなことありませんでした。
たいてい10年以上前の作…

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