摩耶薫子さんのレビュー一覧

海堂くんの受難 コミック

摩耶薫子 

流転の一冊

この一冊、実は状況が状況なら作者さんの意思とは
関係ない理由で封印されていたかも知れない一冊でした。
表題作シリーズは…摩耶さんご自身もあとがきで
描かれていますが掲載誌を刊行していた版元が
雲隠れしてしまったと言う状況がございまして…。
運良く摩耶さんの手元に原稿が戻ってきたので
こうして形にする事が出来た、と言う経緯があります。

作品自体ですが、表題作は女装もの或いは男の娘と…

1

わるい子 コミック

摩耶薫子 

色々と懐かしく

色々と懐かしさを呼び起こす一冊です。
松文館さんがまだB6サイズのBL・ショタ単行本を
刊行していなかった頃の単行本(つまりA5版)であり、
作者・摩耶薫子さんにとってはまだまだ局部描写が
初々しい頃である…と言う、そう言う一冊です。

内容については新装版のレビューが参考になるでしょう。
http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/2…

0

捕囚の王子 コミック

摩耶薫子 

作者さんのナイスフォロー付き

エロ特化作品という部分では作者さんの意図は成功しています。
何と言っても、ほとんど服をきていませんし、95%くらいやってるシーンばかりですから。

お話は王道的よくある、降伏させられた小国の王子が人質として差し出され、大国の皇太子にあんな目や、こんな目にあわされて、淫乱にされて、最後は下剋上もあり?的な展開のお話です。
よく言えば単純明快、悪くいえばひねりがない。
帝国の皇太子アルバール…

2

海堂くんの受難 コミック

摩耶薫子 

気持ちいい事は好きですか?

摩耶薫子 先生の作品は、ショタと痛い(精神的に)系が多いイメージだったんですが、今回は大学生の先輩×後輩。わりとホノボノというか、サッパリとした作品だったかなとおもいます。
「海堂くん、気持ちいいことは好き?じゃぁ・・」
ということで、先輩にグイグイ押されて、押さえこめられてしまうという定番なノリ。けれどもひとつ違うのは、「男だからだめなのか」ということで、先輩は女装をして~・・・というところ…

1

わるい子 コミック

摩耶薫子 

ショタえろ

大人の男に、体を仕込まれていくお話。
タイトルの通り
「僕はいい子なんかじゃないんだ…」
というヤツですね。
最初は嫌がりますが最後には…
ショタ苦手な方にはオススメしませんが、個人的には悪くない。
昔懐かしな印象もあり(笑)

一番最初に収録されている「エンジェル」は、ドラッグで得る快楽よりも愛の方がもっと刺激的!
というお話。
これ結構好きです。
結構痛いような作品印象のある作家さんですが、愛…

3

捕囚の王子 コミック

摩耶薫子 

王道かな。

古き良きファンタジーな耽美作品。
線の太いタッチで、男の人が描いたように見えます。
皇太子と王子の関係好きだけどなぁ…最後まで体を重ねた皇太子の心情を察するに、王子の事はとても好きだったんじゃないかな。どんなに凌辱しても屈伏させても、芯の強さを持ち続けていたので、そこで惹かれたんじゃないかなぁ。。。
ちょっと哀愁を残して終わってしまったので、中立で。もうワンステップ展開があればなぁ…。

3

欲望の紋章 コミック

摩耶薫子 

なつかしのショタエロ漫画

昔なつかしの~なイメージ。恐ろしくエロいです。
王が狙われている恐れがある。このままでは王子もろとも。
しばらく身を隠すために・・・・というお話。
最初から主従×ではなく、身を隠すために連れてこられた屋敷の主人に手篭めにされ続ける王子が健気。自ら咥え込んでエロエロ攻撃。
複数の客を取らされたり。もう、なに?やられすぎて頭おかしくなった?と思うほどに。
最後は、ちゃんと真面目な顔をしていた…

2

ヴァーチャル・ラバーズ コミック

摩耶薫子 

ヴァーチャルには夢がある

ちょっと古い作品ですね。
ダイヤモンドコミックスだな~~~という作品(どんなだ)
結構エロに視点を置いてるためか、エロなイメージしかないかな~~と言う感じ。
昔はこんなだったな~という。
でもまあ、わりかし楽しめたかなというイメージではありますね。

0

スター・フェリーは眠らない 小説

堀川むつみ  摩耶薫子 

拍子抜け

……いえ、本編はとても充実しているんです。
前作『タイムレコーダーは眠らない』から更に
良い感じになっておりますから。
只、ここから更に話が続きそうな振りがあるにも
拘らず次が出ていないのです。
或いは続編は読者の心の中に在ると言う事なの
かも知れませんが。

0

タイムレコーダーは眠らない 小説

堀川むつみ  摩耶薫子 

まあ、そんなもの(笑)

リーマンものでもかなり可愛らしい感じの
リーマンで…実際20代前半のリーマンと
言うのはそう言うものです。時々例外は
存在しますが。
トーンとしては決してベタ甘と言う訳ではなく、
締める所はきちんとスパイスが効いて
引き締まっています。

0
PAGE TOP