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16/20(合計:196件)
本仁戻
むつこ
このノリ、ハマったらめちゃくちゃ楽しいんだろうなぁと思いましたが、どうにもこのノリについていけませんでした。 本仁戻さんの作品、基本的には大好きなもんで、そんな自分が残念でした。 ラブじゃなくて友情をつきつめた作品かな。 セックスもなければキスもない。恋心もないです。 本来なら天敵であるはずの天使と悪魔のコンビがタッグを組んで、テンション高くケンカしたり戦ったりしてます。 私が苦手だったのはこの…
大学生編が収録された最終巻です。 周りを巻き込んですったもんだした挙げ句の大円団、とても良かったです。 お互いに好きで、しかも相手が自分を好きなことを知ってるのに、うまくいかない。 しかも、双方に女の恋人がいる。 煎じつめれば「素直になればいい」というシンプルな話なんだけど、この二人はそこにたどり着くまでに壮大な遠回りが必要だったんだよね。 女性がガンガンストーリーに絡んでくるし、主役ふたりとも…
それぞれに彼女がいて、さらにそれぞれの彼女公認で付き合ってる主役カップル。 二巻、ここにきて、暫定攻め(リバーシブルなので「暫定」がつくw)の大学生の彼女のほうが独占欲をあらわにしはじめて、四人のバランスが崩れはじめます。 この彼女のこと、BL読者の9割までがウザく思うだろうな~と思いつつ読んでましたw 個人的には一番正直で好きだなと思いました。好き=応援したい、ではないんだけどねw そういう意味…
面白いなぁ本仁戻さん。 独特のシュールさ、ユーモア、アダルトな世界に引き込まれてしまう。 シチュエーションがかなり珍しいです。 まず、受けにも攻めにも彼女がいる。 両者ともその彼女たち公認で付き合ってる。つまり、W二股なのだ。 あり得なそうな設定なのに、読むとすんなり納得…を越えてリアリティを感じます。 さらにリバーシブルにいっちゃう。 「彼女」と「彼氏」の差別と区別の違いやら、愛と恋の違いや…
メタフィクション的なギャグ満載なんだけど、私の趣味じゃなかったです。 ギャグが分からないんじゃなくて、分かるんだけどつまんない、という。ノリが合わない。 当時のビブロス読者にとったら面白かったのかもしれない。あるいは「合う」人にとったら面白いのかもしれない。 本宮戻さんの作品でこういう感想になっちゃった作品は、はじめてでした。 ストーリーですが、 全国各地の不良や問題生徒を集めて、更正に力をそそ…
やばいやばい、喧嘩ばっかりしてるヤンキーたちの友情に、思わずグッときてしまったじゃないか。 臭いけど臭くない友情、「二人で走れ!!」ってセリフにポロリ。 二巻まではウンコ以下だった柏兄弟、やっと三巻にきていいところを見せてくれた(更にあのムカつくメガネ女が捨てられてイエイv)――と思ったら、今度はそれが原因ですれ違うことになってしまって、なかなか上手くいかない主役二人でした。 でも、最後の最後に…
ヤンキーたちの青春物語の二巻です。 他校の不良と喧嘩したり、いかにもヤンキーですw しかし柏兄弟がとことん鬼畜だな。 攻めは柏(兄)に惚れてて、受けは柏(弟)に惚れてるので、二人は互いの心を癒すためにセフレ状態を続けてるんだよね。 柏兄弟の鬼畜っぷりは、独特の無神経さに裏打ちされたものだから、なおさらタチが悪いです。 こんなアホ兄弟のことなんて捨てちゃって、もう主役ふたりは早いとこ心も繋がるラブ…
ヤンキーたちの青春物語、って感じのお話。 お互いに好きな相手がいるんだけど、一緒にいて楽しいからと、ノリでエッチしちゃった二人。 受けのほうはひたすら痛かったけど、我慢。なぜなら、肉体的には痛くても、二人で過ごす時間はやっぱり楽しいから。 でも途中でケンカをします。 お互いに相手に、 攻め→「俺をその気にさせもしねぇで てめぇばっか気持ち良くてヨ てめぇはアレ マグロだ」 受け→「てめぇのHは痛い…
アホレベルの高すぎる一冊でした。 ああもう続編出ないかなー、読みたいなー。 本仁戻さんの卓越したセンスとか構成力とかに脱帽です。 「スポンサーに逆らうんですね OPEC(石油輸出国機構)」には、大噴出しました。 この作品のアホさって、作者さんが頭が良くないと絶対に描けないアホさだと思う。そういう意味で、限りなくアホレベルが高いと思います(誉めてます!!)。 連作短編ですが、一番好きだったのは『d…
夜半
耽美っていうのがイマイチよく分からないままに手に取った本です。 サンクチュアリに踏みこんだと思いました・・・! 官能的で、神秘的。ストーリーとしても全体的に暗いんだけど、一種の華やかさを垣間見る瞬間がある。 表題作は、耽美とユーモアの共用がとても斬新で面白い世界観です。 私が一番印象深かったのは「ロマンティック」。 気が狂う程の嫉妬と救われない愛への執着。耽美という枠でな…