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10/20(合計:196件)
本仁戻
トーゴ
ネタバレ
ビバ早乙女が1冊にまとまった5巻。 「うぐいす」 タイトル通り、鶯の少し若かりし18のころ。 早乙女との馴れ初めと女心を分かっている感にきゅんとしてしまいます。 初めての男が早乙女なのが更にキャアアとなりながら、鶯と早乙女のセンチメンタルを振り切るような情事の始まりが今に繋がってるんだとしみじみしてしまいます。 そして早乙女編となる「早乙女」 早乙女が恋して止まない青猫パパへの恋慕。 …
久しぶりに探偵らしいお話しへ戻り硝子蝙蝠と対決する「夜鳴き鳥」 暴漢に襲われる青猫を助ける蜂王子に刑事だったことを思い出します。 蜂王子とのフラグは策略なのか迷走なのか。 やはり思い悩んでしまうところです。 そして歌舞伎の舞台と現実が交錯する「鵺狐」 艶っぽい話しに引き込まれながら、抑圧された情念が静かに静かに立ち上ってくる感覚を覚えます。 ガラリと表情を変える彬夫の「ちゃんちゃら可笑…
てっきり硝子蝙蝠とのめくるめくだと期待していたのですが。 まさかの小林虎人の下克上!! 17歳になった虎人の思春期とそんな虎人にそわそわしてしまう青猫に生唾ごくりと、どきどきしてしまいます。 ラストは青猫の見る夢なのか、夢であって欲しいと思う夢なのか。または…。 絶妙の力加減で黄色い悲鳴と桃色吐息が混ざり合って痺れてしまう「アドニス」 そして「青少年」へ。 タイトルに次こそは、とページ…
洵と虎人。 両手に花の青猫の姿に至福の喜び。 そうして始まるお話しは不穏な気配がしますが、軌道修正された洵との新しい関係に悲しくも優しい気持ちになります。 ただ、その分蔑ろにされてしまう虎人に何を意味するのか。 蜂王子の人情にややこしく思いめぐらせてしまいますが、虎人の堂々とした発言に納得の「僕の先生」 そして「青猫への挑戦状」では噂の華報倶楽部で私生活を晒され続けるモテモテな青猫へ降り…
これが初の本仁作品となります。 表紙を見た瞬間、青猫恭二郎の目力に射抜かれてしまいました。 1話完結となり「マリアの涙」「マノ・ア・マノ」「青の下着〈ブルゥのパンツ〉」では青猫の人物紹介的なお話しとなります。 助手である虎人の毒舌、蜂王子刑事の良心。 何より怪盗硝子蝙蝠との対決を軸に展開されていきます。 そして美貌と類まれな頭脳だけが取り柄の、我が儘で傍若無人で甘ったれで非力な男の魅…
ふばば
この一冊を開く事は、今となってはBL世界(特にコミック)でもあまり見られなくなった「ザ・耽美」を存分に堪能する時間を得ること。 「ヴィスコンティの映画のように」 『大募集!(一名)みそ汁の上手い家政婦(できれば美少年)』 この1ページ目からどうやって怒涛の耽美へなだれ込むのか見当もつかないはずなのに、応募してきた三須(みす)くんの憂い顔を目にした瞬間からページを手繰る手はもう止まらない。…
山藍紫姫子 本仁戻
楓花
旧版にはないデビュー作の『神よ、この悩める子らのために』とCD収録時の本仁さんの漫画も収録。 装丁も豪華な感じです。(箱入り) あとがきには山藍さんがBL小説家の道に進んだ切っ掛け的なことも書かれておりますー。 ■ラ・ヴィアン・ローズ■ 攻め:大鳥 登(病院院長)、真澄(大鳥院長の息子で勤務医・24歳)、右月 皓一(会社経営者)、征治(右月皓一の息子) 受け:横田 一眞(27歳) …
拓海
美少年のためならどんな願いも叶えてくれる、素敵なサイトを運営する男たちの熱いお話です。いや、熱すぎて方向性がおかしくなってて笑えます。 働いてるのも、自称94歳の会長を筆頭におかしな人ばかり。 おまけに、週に一度の裸日(ヌーディ)があってメンバー全員裸で過ごします(大事なところは隠してます) 依頼内容も、ほんとはチェリーボーイの穴下ろしをしたいのに(そこから間違ってます・笑)、依頼さ…
ココナッツ
事件はかなり猟奇的。 でも、山藍さんの作品ですからね(笑 まあ、お馴染みでしょう。 ただ山藍作品の中では、外国人で外国舞台というのが気にならないようなら薄い(本当に)ですし、導入にはよいかもしれません。 ******************** スタンレーはバージルシティ警察署の刑事、32歳。 記憶力抜群で、これまでも野生の勘で事件を解決してきました。 受けのロスフィールドは…
元々は山藍さんが書かれた小説版のスタンレーを注文したつもりでした。 しかしわたしが間違えて、届いたらコミカライズ版だったよ!ということが手にするきっかけでしたが、やー、久々に本仁さんの作品を読みましたが、生意気な言い方ですが相変わらずお上手ですね! 本編内容はしっかり原作をなぞっていて、原作がいくら薄い(本当にペラっとしてます)といっても小説を一冊にマンガでまとめるのは難しかっただろうなあ…