本間アキラさんのレビュー一覧

恋愛小説は書けない 小説

雨月夜道  本間アキラ 

宇宙人にもセオリーがある

奇人・変人な攻め/受けキャラは多いけど、そんなキャラ本人の視点の話で、自分の思考回路を理路整然と説明している話ってなかなか珍しいんじゃないでしょうか?

モデル並みの容姿でゲイの人気小説家・透哉。
その奇怪な言動故に編集からも煙たがられ、愛犬・ゆずしお相手にひとりごとを言うのが日常の彼ですが、彼視点で行動を追っていくと、突飛な行動にもちゃんと意味があるのです。

女性キャラの上手い台詞が…

7

兎オトコ虎オトコ(1) コミック

本間アキラ 

可愛い!面白い!

コメディ風で、勢いもあって凄く面白いです!
そして虎と兎の二人が可愛い可愛い!!受けの卯月は虎(野浪)相手にびくびく怯えてる様が可愛いんですけど、ビビリでは無い気がします。(自分でビビリって言ってるけど・・・笑)

怪我をしてる人がいたら見捨てられないし、相手がどんなに怒っていても、他の患者さんのことを思って、「病室では煙草を吸わないで欲しい」とかしっかり意思を伝えるところが、恐いと思いなが…

4

兎オトコ虎オトコ(2) コミック

本間アキラ 

やっと!

再読。前巻ではすごくいいところで終わっていましたが
やっと2巻目に突入です。

自分の心を乱す野浪と、自身の想いを断ち切るため
体を差し出す卯月。
途中で邪魔(オペの呼び出し)が入ったけれど、
野浪は約束のことや次の機会のことも口にせず
卯月を放しました。
いつも強引なくせに、卯月が本当に嫌がることや
悲しむようなことは決してしないのですよね……。

そして組の抗争・跡目争い…

9

兎オトコ虎オトコ(1) コミック

本間アキラ 

対照的な二人に萌え!

再読。ストーリーもキャラクターも良かったしとにかく大好きです。

大学病院勤務の医師、卯月は、小柄で童顔な小動物系。
被弾したヤクザを放っておけず助けてしまったのが幸か不幸か……!?
この猛獣系ヤクザ野浪さんに惚れられてしまいます。

強引な虎(野浪)に震え上がる兎(卯月先生)。
無理矢理コトに及んでしまう事も出来るのに、惚れた弱みで無理強い出来ず
「じゃんけんに勝ったらやめてやる…

4

花丸漫画 Vol.7 コミック

羽生山へび子  崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵)  新井サチ  本間アキラ 

おおおー!3作品

毎号毎号読み応えあります♪
他のアンソロが2ヶ月に1度が多い中3ヶ月に1度なんでちょっぴり中身を忘れてそう~って思っちゃうんですが、案外に覚えていて。だけど新しい号が出るときは前号を引っ張り出してきてまたそちらも読み直してみたりと、更に読み応えが(汗)

さて、羽生山へび子さんの新連載開始です~♪
ロックンロールなトラック野郎が主人公ですよ!!う~ん、、今回もリーゼントが光ってるぜ☆ギター…

1

「恋の話は金曜の夜に」 茜色デイズ番外編ペーパー グッズ

都村×侑で

激しく続編希望。

英慈と直也が出来上がった後、二人のデートに無理矢理都村と侑が割り込んでくる話。
プラス、大学時代のノートの暴露話。

学生時代も、社会人になってからも、二人がお互いに恋しあっていることは、見る人が見れば、すっかりバレバレだったのに、本人達はそんなこと、恋している相手が第三者にはばれていることにちっとも気付いていなかった。
そりゃそうよね、二人とも自分の気持ちを隠すこ…

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茜色デイズ 小説

夏乃穂足  本間アキラ 

ヘタレな恋の物語

幼なじみジレジレ系は基本好物なんですが、、、

友達だと思っていたのに、この気持ちは友情以上、
もしかして、恋なのか?
ってじっくり悩んで、って所まではお好みの範疇だったけど、、、

私の好きなお話は、恋だって認めたからには、そこから恋を実らせるための努力をしていくようなお話で、
その点からいうと、ちょっと。
それでも、前半の「レモンとはちみつ」の方は、まだ「恋を自覚した」所までの…

2

茜色デイズ 小説

夏乃穂足  本間アキラ 

映画を見ているみたいな作品

夏乃さんは最近お気に入りに仲間入りした作家さんです。
最初に読んだ本がドMとドSの...だったので
作風が松雪さんのようなコメディっぽい感じかと思ったのですが、
次に『くろねこのなみだ』を読み、
本来せつない系が得意な作家さんだったんだと知りました。

茜色デイズは他の方々も書かれていますが、
まーなんともじれったいお話です。
お互い好きな事が読者には手に取るように分かるのに
お…

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「恋の話は金曜の夜に」 茜色デイズ番外編ペーパー グッズ

それよりも。

その後の2人、と都村と侑ですね。

…なんだかんだで恥ずかしい感じにデキ上がってるところが楽しいです。
直也のノートの話聞いて、つい赤くなっちゃう英慈とか。

ですが。

それよりも。

侑ですよ、侑。
本編の時から結構好きだったんですが。
例の彼氏とはもう別れたんですね。
で、ふーん。
なるほど。
それはそれで面白そうです。
都村の方も侑に弱音吐くとか意外で。
結…

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茜色デイズ 小説

夏乃穂足  本間アキラ 

焦れったいお話でした。

ずっとずっと片想いして。
それが片想いだと長らく気づかないままに、そばにいたいと思って。
想って想って想って。
それでも、「親友」の枠を超えてしまうよりもと、「親友」という場所を選んだ直也。
けれど、それは同時に英慈が誰のものになっても笑って祝福しなくてはいけなくて。
長くツライ片恋をすることになった直也。

見てる方にはそれぞれの感情がダダ漏れともいえるわかりやすいお話だったのです…

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