牧山ともさんのレビュー一覧

憂える白豹と、愛憎を秘めた男 小説

牧山とも  榊空也 

ガッカリ感が半端ないです…

『孤高の白豹と、愛執を封じた男』の続編になります。今回は、吸血人豹一族の白い異端児・セルリアの過去が絡んだ事件でした。

前作では、呪いのせいで千年以上生きた天才薬剤調合師・千早と意地っ張りで愛想の無いセルリアの最初は仲の悪かった2人が、同じ孤独に共感してだんだん絆が強くなっていったのが見所でした。ただ、近未来やモフモフなどの設定も好きだったのですが、BL色が薄いのだけが心残りでした。だから、…

11

孤高の白豹と、愛執を封じた男~天国へはまだ遠い~ 小説

牧山とも  榊空也 

続編が楽しみです

今月続編が発売されるということで、設定に惹かれて手に取りました。前のレビュアーさん達が言うようにBL色は薄かったけど、設定が面白くてスルスルと読んでしまいました。

呪いのせいで年も取れずに死なない男・千早と吸血人豹一族の異端児・セルリアとの、徐々に信頼関係ができていく過程が萌えました。人と関わるのが苦手で孤独に生きてきたセルリアの素っ気ない返事と、飄々と受け答えしてる千早の、ちょっとコミカル…

3

愛でも恋でも追いつかない 小説

牧山とも  相葉キョウコ 

義理兄弟だからこその遠慮感がいい

義理の兄弟で同居もの。
なんでもそつなくこなす温厚な兄といじらしく少し意地っ張りな弟…。
義理だけど弟と兄の役割がはっきりわかりやすいというか、お兄ちゃんてこういうもの、弟ってこういうもの、て感じの性格が分かり易く出ていました。

そういえば一つ前に読んだ牧山さんの小説も兄弟ものだった気が。
こちらは義理の兄弟だけど、これは義理だからある遠慮感のようなものがあってこそのお話です。

2

せつなさの螺旋 小説

牧山とも  日和あき 

執着攻めが凄い!すれ違い具合が見物

両想いなのに素直になれず、こんがらがって歪んでしまったすれ違いもの。
初めて電子書籍でBL小説読みました。
攻めの執着心、独占欲がとにかく凄い!!
私はそーゆーの好きなのでキュンとしましたが、あまりのすれ違いっぷりに、もー早くどっちか素直になったら?と突っ込みをいれたくなりました。
これだけお互いの想いと行動の真意が真逆に伝わってしまってるのもある意味凄い。。?
攻めが受けを好きになった…

0

薔薇色の禁忌 小説

牧山とも  門地かおり 

禁忌ってタイトルとは程遠い

変態チックな兄弟モノと知っていて読んだのですが、思っていた以上に変態チックでした。

4人兄弟で2カップルのお話。全員仲がよいですが、兄弟それぞれ特定の相手がいます。長男・心は末っ子の直と、次男・塁は三男の幹と。

キャラクター全員が立っており、口調も個性的です。
特に弟にまで敬語の塁なんて、いかにもフィクションっぽいキャラだなぁなんて思ったり。

内容は軽いというか、ノリが若いとい…

3

人気官能作家蒼藤ユウ先生の深すぎる愛情と果てない煩悩 小説

牧山とも  香林セージ 

俺様作家は意外と…w

牧山ともさんは『世界はきみでできている』がとても楽しかったので
また読みたい作家さんとなりましたが今作タイトル長ぁああ!!w
アズ文庫では最長らしいですよww
でもこういうタイトルで興味を持ってしまうのは多少否めませんw

コンビニのバイトをしている陽向は
やや中性的な見た目と細やかな接客が評判で
朗らか且つ素直で人当たりが良い大学生です。
ある日、長身のスタイリッシュなイケメンが…

2

世界はきみでできている 小説

牧山とも  周防佑未 

いろんなことが微妙

弁護士ってだけで萌えポイントなんですが、どうも乗り切れませんでした。

仕事では「悪魔」と呼ばれるほど有能で敵対する同僚には辛辣な言葉を吐いて撃退する悠海。
そんな彼はとんでもない恋愛脳の持ち主で、プライベートでは元同僚で親友の雅敬を溺愛。口説きに口説いているがなかなか手に入らない。

そのプライベートでのしゃべりが、ギャップがあるのはいいのだけれど、どうもしっくりきません。
雅敬との…

2

愛でも恋でも追いつかない 小説

牧山とも  相葉キョウコ 

甘やかされるの、いいなぁーw

『世界はきみでできている』が面白かったので
今回義兄弟同居ものとの事で読ませていただきました!

両親の再婚により兄弟となった弟の希央(25歳)は
祖父の影響で若いながら創作和食店の店長でもあり、
料理研究家としての顔も持ち
忙しすぎる日々を繰り返しています。
それを、義兄の碧生は国内最大大手食品総合商社勤務で
渉外部に所属している28歳ですが
希央の帰宅が毎日遅い為
家事を担…

5

人気官能作家蒼藤ユウ先生の深すぎる愛情と果てない煩悩 小説

牧山とも  香林セージ 

ネタバレ(というほどの大層な内容もない作品)

官能小説家×コンビニでバイト中のDT大学生。
攻めのおこないが強姦魔以外の何者でもないです。これでなぜ許される&受けくんがなびくのかわかりません。受けくんは強姦されて逃げ回ってたくせに、アホの子みたいに毎度毎度引っかかって、この子ほんとに大丈夫かな…と思いました。
攻めの描写もひどい。客観的に見たらまったく大した男じゃないのに、褒め称えられすぎてて、寒い気持ちになりました。自分でも称える、説明…

5

人気官能作家蒼藤ユウ先生の深すぎる愛情と果てない煩悩 小説

牧山とも  香林セージ 

ちょっと…

かなり辛辣気味の意見になってしまいます。
私個人の意見ですので気を悪くされた方がいらしたらごめんなさい。


まず物語冒頭の主人公の説明文がやたらと長すぎます。無自覚イケメン、というか要するに無自覚鈍感イケメンという説明だったと思うのですがとにかく「本人は気がついてないけど周りにはここが魅力的です、本人は気がついてないけど」という感じのあざといアピール?説明文が何個も何個も続いて少しうんざ…

2
PAGE TOP