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北別府ニカ
フランク
ネタバレ
全部で三つのお話が収録されてます。 【待ってて、先生】 ワンコ攻めが好きなのでこれが一番好きです。 受験生×家庭教師 先生の無自覚な色香に惑わされてしまった教え子くん。大学に合格したら俺の童貞をもらってくださいっ!と告白するんだけど、なんともお馬鹿でヘタレで必死な年下ワンコぶりがかわいいったらありゃしない! 【愛とはまなこで見えないけれど】 将棋同好会で出会った太郎と悠人。悠人…
プロサッカーチームに所属するメンバー達、4人、計2カップルのお話が収録されています。 【青春の化身(4話)】 17歳の高校生ルーキー圭人と29歳のベテラン選手・最上のお話。 チームにやってきた圭人は、顔も小さくて可愛らしく爽やかで今時っぽい美少年。そして有能でまさに伸び盛りで自分のポジションを脅かしてくるであろう存在で、そんな圭人を見ていると否応無しに老いを痛感してしまう最上。 …
何よりも圧倒的に【あかねいろ】という作品が好きです。 街はずれの一軒家に住んでいる作家と、夕暮れ時になるとやってくる恋人との関係を作家の甥っ子の視点で語られたお話です。 高校時代、両家の親にバレたときも散々大変な思いをして、それでも別れずに続けてきた二人だけど、増えるしがらみ、世間の目…今後の事を考えて別れを切り出す恋人に対し、「街はずれに家を買ったのも、作家なんて仕事を選んだのもお前とず…
ぴんか
真っ直ぐで可愛い、大人への一歩のお話しv 青春だねぇv……という三作品。 最初と最後の話が、シチュエーションがほとんど同じな上に、 キャラクターが受も攻も見た目が酷似していたので、 一瞬続きの話かと思ってしまいました…… もしくは、スピンオフとかね。 キャラクターの名前が違ったので、あ、違うお話か⁉︎と。 どのお話も、読んでいる途中でくすっと笑ってしまうような、 少しほのぼのの…
ふばば
「麗人」だったんですね。ちょっと意外。Hがどうの、体位が、プレイが、お汁が、擬音が…という話ではなく、もっと心の動きの話でした。(麗人さんに失礼ですね。すみません) そして、サッカー界が舞台で、プロ選手が主人公です。 でも試合風景とかトレーニングの描写は無くて、それでも30近くなってきてレギュラーから外れてくる感じ、高校生のルーキーがチームに入ってくる感じ、自分次第で下のリーグでも輝ける感じ、…
久我有加 北別府ニカ
いわゆる「芸人シリーズ」の一編。 内容は独立しているので、他書未読でも大丈夫です。 中編2編+受け視点の後日談1編で構成されています。(全編関西弁。苦手な方は注意) 「思い込んだら命がけ!」 芸人の卵・穣太郎が、芸人になるための最大関門、人見知りと上がり症を克服しようと接客のバイトを探す、という冒頭。 長身で筋肉質で強面の穣太郎は、面接に落ち続けます。それでもどうしても接客の仕事をや…
leeとsoup
表題作含め5つの作品が収録されています。どのお話も遜色なく好きなのですが、特に思い入れの強い「あかねいろ」という作品についてだけレビューさせて下さい。 何度読み返しても、胸が苦しくなります。 二十数ページの短い作品ですが、半分を過ぎた辺りから毎回視界がぼやけてくるのです。結末はわかっているのに。 同級生同士(27歳)の悲恋が第三者(片方の甥)の視点で語られています。 周囲の理解(主に身…
葡萄瓜
この表題作を生々しさが一切なく糖度200パーセントの 実写作品に仕立て上げる事が出来る映画監督さんが居たら、 評者はとりあえず主義主張を鉛の箱にしまい込んで 褒め称えたい、そう言う読後感です。 何しろ表紙が表紙ですので変な覚悟を持って挑んでみる訳です。 そしたら思わぬ所へ叩き落された上にごろごろと転がされる 訳です。 こんな奇妙なバランスを成立させた作品がおいそれと 実写化されてた…
詩雪
ふたりだけの世界が、甘くてめちゃくちゃ可愛かった表題作(106頁)。ホントにふたりだけの世界なので、ストーリーがどうと考えずに読めてしまう作品かもしれませんね。※以下ネタバレ含む この攻めの足フェチくん・沢口は、好みの美脚を前にしたら、頭がクラっとして、胸がボン!となるのだそうです。ある日友達に女子高生の美脚らしき画像を見せられ、それが理想の足だったので「会わせてくれ!」と頼んだら女装姿の男…
「ごめんねアイスクリーム」「ごめんねダーリン」 菊は、究極のツンデレというよりもやっぱりヒドいわがまま君だと感じてしまった。 ダーリンのヨコはヘタレというよりも、ただひたすら菊に甘い振り回され男。 菊の態度や言葉に一応は傷付き怒ったりもするけど、菊が発動するデレにす〜ぐほだされちゃう。 これは形を変えたDVカップルですかね…… 「思えば遠くへ来たものだ」 レストランの企画会社の地方…