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木原音瀬 北畠あけ乃
しの
ネタバレ
今の作品よりも痛さがなくて眩しさみたいなのがあって、けども木原作品らしさはたっぷり詰め込まれていて、本当に大好きなお話です。 だからといって初々しいかというと、そういう新人らしさみたいな不安定さは既になく、超一流の作品だと思うから、木原さんはデビューしたての頃からすでに「木原音瀬」だったんだな…と、本当に尊敬します。 当たり前とか言わないで!他に言葉が見つからないくらい、本当にこの作品を読んで…
英田サキ 北畠あけ乃
だむ
私立探偵の陣内×美貌のやくざ・天海の話。 まず設定だけでありがとうございます状態。こういうカップリング設定が好きな方は買って損はないと思います。 このお話の最初は「腐れ縁」の天海が、厄介な仕事を陣内に持ってくるところ。陣内を殴る蹴る脅す、ドアを破壊する…、断ると更に厄介で、しかも報酬は破格とくれば引き受けてしまう。このように始まっていきます。 天海は強い人間です。冷徹で、富も地位もあり、望め…
九葉暦 北畠あけ乃
けもけもぱぷ
イラストがスキで購入。 いろいろと突っ込みどころがあり、ストーリーや展開もわかりづらいというか、キャラクターに共感しづらいこともありまくりなんですが、それでも、わけがわからないなりに妙に萌えました。 いったい、どんなツボを押されたのか、自分でもよくわからないし、人にも勧めづらい作品なんですが、わたしは好きです。 でも、人には勧めませんね。 シャイノベルズの新人らしい、ゲテモノ、珍味って…
茶鬼
木原さんの絶版作品は、バカ高い値段がついていて二の足を踏むのだが、ビブロスのものは絶対再販が出ると信じていたので、待っていたかいがありました!! デビューノベルスになるとういことで、初期作品なんですが、「性格の悪い男」というのが少しイタさを含んで、これが木原作品の原点なのか、と思うのと同時に、その奥に秘められた優しさも感じ取ることができて、今読んでも充分に古臭さを感じさせない、とてもよい作品でし…
ユッキ
新装版だけど、前回の旧作とあとがき以外は同じ内容で書き下ろしもありませんでした。しかし、久々に読んでも「水のナイフ」は木原作品で一番好きだと再確認しました。高校教師と生徒という設定はありがちですが木原マジックにかかれば新しく息吹が芽生えます。格好良く勉強も出来る優等生だが最悪な性格の年下(攻)×チビ不細工教師(受)というお互いに何かしら欠点のある2人に萌えました。真骨頂と言うべき歪んだ性格のキャラ…
麻生玲子 北畠あけ乃
アイナン
体だけの関係から、心も欲しくなる、一途な気持ちの友美、 初めのころの、八代は、体の関係は、男性とでも自分は、 結婚も出世もほしい、普通の男性。 でも、体から始まった関係も、しだいに惹かれあい、 見合いであった、女性よりも友美を選んでしまう。 せつないけれど、素敵なお話でした、やはりイラストの北畠先生の影響が、 おおいにプラスされていると思います。 初めの主人公は、友美の目…
姶良
デビュー作、というだけあって今の木原さんの作風の片鱗を見せてはいますが、それにしても柔らかかったです。 ふわふわしてる! 痛さが少ない! とりあえず「水のナイフ」を読んだ時そう思いました。 なんだこの甘さ! 木原さんって最初はこういう感じで書いてたんだ、と驚きが(笑) 「セカンド・セレナーデ」はやはり木原さんらしい痛さが感じられましたけども。 本人があとがきで少しこぼ…
華藤えれな 北畠あけ乃
雀影
華藤さん定番の、京都・伝統芸シリーズ。 今回は、能の宗家のお話ですが、別レーベルの京都シリーズとは設定が違います。 それにしても、出だしから、読んだことあるような…と思っていたら、前半部分は雑誌に発表済みで、後半部分を書き下ろしての刊行 道理で、読んでいるわけだ、 っていうか、雑誌発表時は、自分内で絶賛、華藤さんブーム中でコンプリ熱の高まりのまま、雑誌にも手を出していたような、、、 前半…
「能」を舞台にした京都の風情がたっぷりと味わえる、その情景もうかんでくるとてもしっとりとした味わいのお話でした。 何となくデジャブ感もある作品なのですが、華藤さんの味わいが広がります。 能の柏倉流の後援をしている会社の社長が亡くなり、その後を継いだのが、颯希と高校時代恋人だった喬一郎で、愛人も父からそのまま引き継ぐと、颯希も愛人にします。 「これは復讐だ」という喬一郎と、胸に想いを秘めた…
いつき朔夜 北畠あけ乃
イラストが好きで読みました。 いろいろ、もどかしさも感じたけど、いいお話でした。