北畠あけ乃さんのレビュー一覧

星とボディガード 小説

たけうちりうと  北畠あけ乃 

星と雪山

薔薇とボディガードの続編。
前作のレビューで「会話がくどい」などと書いたのですが、今作はもっとマイルドになっています。
グレイの性格なんかは変わらないのでどうしてだろう?と思いながら読み返してたのですがどうやらくどい原因はウラジミールにあったような気がします。
とてもいいキャラクターなので駄目なわけじゃないんですけど、「薔薇~」のほうはかなり騒々しかったので…

今作はワガママなイギリス…

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薔薇とボディガード 小説

たけうちりうと  北畠あけ乃 

くどいんだけど面白い

なにがくどいって、登場人物みんなの会話です。
最初数ページで「うわー、面白い!!」と始まり、中ごろで「まさか最後までこのトーンで進むのか…?」となり、そして「最後までこれだったわ…」となる。
何事にも皮肉と比喩を交えるグレイ(攻)
ハイ(の方が多い)とダウンを繰り返すウラジミール
さっぱり日本人らしくないオータ
一番まともだったかもしれないレーナとドクター・ジョン
この他もとても個性的…

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「星とボディガード」番外編 グッズ

ロマンチスト

グレイの顔に似合わないくらいのロマンチストブリが発揮されている番外編かも。
仕事が終わって帰って来たジュン、しかし恋人のグレイとは擦れ違いの帰還。
アパート帰りドアを開けたら「F」の張り紙の箱が目に飛び込む。

そして部屋のドアには「a」、お次が「l」と続き、ジュンは直ぐにその言葉が
自分の名前を表す「falcon」だと気がつき最後の「n」を探すが見当たらない。
グレイが仕掛けた推理の…

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星とボディガード 小説

たけうちりうと  北畠あけ乃 

深みが増した2作目

アメリカ警護会社P3Sが舞台の一味違う海外SPを題材にした作品の2作目。
そこに書下ろしを加え、ますます深みが増した作品でした。
読み物として最高に面白いし人間描写も繊細であり、緊張と緩和のバランスが
とても優れている味わいがある作品ですが、一般的なBLとは明らかに違う匂いがする。
軽く読んで終わりと言う作品では無いので、軽めの娯楽作が趣味の人には回りくどいと
思わせる作品かも知れません…

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「星とボディガード」番外編 グッズ

離れていても

クライアントの依頼により何日も、何週間も出張になってしまうPS3のボディガード達。
ジュンとグレイも恋人同士とはいえれ以外ではなく、ジョンはサンノゼから帰宅したところ。
グレイは休暇が1日、内勤が1日を経て昨夜再びニューヨークへ。
ジュンがドアを開けると小さな小箱にアルファベットの文字「F」
いつも、訓練を兼ねた探しモノごっこをする二人なので、いつものように推理して続きの文字を探す。
「…

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星とボディガード 小説

たけうちりうと  北畠あけ乃 

飼い犬はかわいいダルメシアン!?

警護会社のボディガード同士が恋人のシリーズ。
前作でまとまってますから、前作以上にラブのシーンは少なめ。
しかし、互いに勤務ですれ違いの短い時間を縫ってつかの間の逢瀬を、そして任務を共にする時や、クライアントが片方にちょっかいを出す時、さりげなく威嚇・けん制するシーンなど。
勤務の合間に相手を思い、思いやる時、そんな少しづつ見える愛情シーンでこの二人の絆は強いのだと感じることができます。

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星とボディガード 小説

たけうちりうと  北畠あけ乃 

イラストびみょう

文庫化2冊目
書き下ろしの短編のために購入。
今回は、グレイとケイシー。ケイシー視点。複雑に込み入ったストーリーでしたが、ほのぼのしました。

それにしても、イラストがびみょうです。
もともとノベルズ版のイラストも、すごく気に入っていたわけではないし、今回のほうが話には合うんじゃないかと思っていたんですが、そのわりには妙に地味で花にかけるような? 一冊目のときに、トムがちっとも美形じゃな…

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薔薇とボディガード 小説

たけうちりうと  北畠あけ乃 

再版?!北畠あけ乃先生のイラスト!見たい!見たい!!

ボディガードシリーズは、チクチクと買い集め全作持ってます!ひびき玲音先生のクール、ドライなイラストです!あけ乃先生のイラスト版も、見たい読みたい!…煩悩が、尽きませんです。…たけうちりうと先生も、作者買いの御方です♪(青鯉)も好き!…(セラヴィ・キッド)とか、(セラヴィ・ベィビー)も勢いで再版されて、続編でました!なんてのはマンボウの脳内ドリームなんでしょうか?もっとも、セラヴィシリーズは、CG駆…

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37℃ 小説

杉原理生  北畠あけ乃 

マーブル模様の恋の病

心の中に、マーブル模様が渦巻き続けるような感覚を覚えた作品でした。
水と油のように、決して混じり合わないのに、複雑に絡みあって一つになる。
そして美しく繊細な模様になって、人の心に浸透してくる。
そんな二人の物語でした。
何だか久しぶりに読んでみたくなり、引っ張り出して読みました。
杉原理生先生は、本当に大好きです。


野田が大学生時代、共通の友人を介して知り合った若杉。
生真…

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Chara collection EXTRA 2007 グッズ

『桜姫』です!

今までの方のレビューを拝見して思うに、みなさま『お目当て』がそれぞれ違うんですね~。同じ作品(小冊子)を指しているとは思えないくらい。

私はとにかく『桜姫』です。オンリーワンです。

もともとキャラ文庫の人気シリーズはあまり読んでいない(あるいは好みではない)ので、毎年発行されるこの小冊子もこちらしか持っていません。そもそも応募する気がないんです。興味がないから。
でもこれだけはどうし…

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