北沢きょうさんのレビュー一覧

夜の泉の、ラプンツェル 小説

弓月あや  北沢きょう 

王子と姫と魔法使いの話

『うたかたの人魚姫』『眠りの森の、いばら姫』に続くお姫様シリーズ3作目。
『眠りの~』の攻の腹違いの兄・周(あまね)のスピンオフです。
前作カプが結構登場してはいちゃついているので、既読だとより楽しめると思います。


主人公の周は、美人絵を得意とする、新進気鋭の人気画家。
弟からパトロンとして紹介された伯爵家の嫡子・公威は、周の絵の大ファン。
絵だけでなく、周の美貌にも惚れた公威は…

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メガネのキミがスキ! コミック

北沢きょう 

独占欲故の嘘

義兄弟ものでとっても可愛くてキュートな兄が大好きで、子供の頃から可愛くて
苛められる兄から苛められる理由を問われ、咄嗟に付いた嘘が、不細工だから。
なんとも辛辣なお言葉ですがそれをすっかり信じて俯いて顔を隠し伊達メガネまでして
不細工だと思い込んでいる兄はすっかり地味で影が薄い人になっている。

そんな時に学校の保健医に可愛いと言われるがすっかり不細工だと子供の頃から
思い込んでいる兄…

1

ドSの帝王 小説

ななおあきら  北沢きょう 

身体を使っても任務遂行

現代の忍びとでも言うべき任務をおった受けである蓮とその任務対象である
攻めの両角との互いに不本意な身体から始まる関係。

名家なのに、世間にその存在が知られるのがダメと言う秘密の家に代々仕え、
今回も当主の急死でお家の存続が危ぶまれている中で、当主が外に作ったご落胤を
次期当主に相応しい人物を探し出し、当主としてふさわしいか見極め護衛と身辺整理、
その動向を監視する為に両角の側に近づく…

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メガネのキミがスキ! コミック

北沢きょう 

激にぶメガネっこ

兄を独占したいがため、お前は不細工なんだと刷り込み、不細工を隠すためメガネをかけさせいつも俯いているように仕向けた弟(攻め様)と、そんな弟を信じきっている純情で超鈍い兄(受け様)のお話です。受け様は本当のところは美少年なわけですが、攻め様の刷り込みの努力の甲斐あってか、完全に自分自身を不細工だと思い込んでいます。かわいそうに、攻め様のせいでちょっと卑屈なんですよ。でもコメディテイストなので、重くな…

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ドSの帝王 小説

ななおあきら  北沢きょう 

全ては誤解から♪

この本のタイトル、よくあるんですがフォントからしてもカバーイラストからしてもコメディ系なのかと期待。
何と言っても、このカバーイラストの背景、作中に出てくるいやらしい言葉(?)が実は羅列してあるのですよ♪
思わずまじまじと見てしまうw
それに北沢きょうさんのイラストといえばキラキラ主人公なんですが、今回ショタっぽい子が!?
これもちょっと珍しいのかな?と手に取る決定打になりました。

2

とめてとまらぬ恋の道 小説

chi-co  北沢きょう 

安心して読める3P

答えて姐さんでオススメしていただいた3P作品。
全体的にかわいい雰囲気が漂っていて、最中に無理やりに近い描写はあるが酷いものではないし、最後もハッピーエンドで楽しく読ませていただきました。
攻めの二人は最初から受けのことを恋愛感情では好きではなく、お気に入りの同期という立場で、そこからどんどん惹かれていく描写もちゃんと書いてあって非常に萌えました。

ストーリーから少しそれますが…
それ…

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プラチナBOX2011 グッズ

ここに続きがn[g

こちらは、プラチナ文庫の全サ小冊子の感想になります。
他の作品は未読なので、いとう由貴さんの作品レビューのみ書いています。

※未読の方はネタバレがありますのでご注意下さい。


■いとう由貴「誘い」より


『happy happy day』


前回(セレクトフェア2011小冊子)のレビューに書きました弟(攻様)のキスマークのお話の続きになっています。

弟...

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有閑御曹司と恋の事件簿 小説

榊花月  北沢きょう 

ガッツリ仕事描写が見たい

財閥御曹司で留年大学生の攻め(23歳)が立ち上げたプライベート・ポリス(私設警察)。
攻めに誘われる形でその組織に参画し、相棒として任務にあたる元SPの受け(28歳)が作品の語り手です。
表向きはペット専門の探偵事務所として営業していて、受けはその代表、攻めはその調査員という名目。

面白くなりそうな設定なのですが、命の危険があるようなアクションシーンや
裏社会に潜入するような任務をじっ…

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有閑御曹司と恋の事件簿 小説

榊花月  北沢きょう 

お子様探偵みたい

財閥の御曹司ながらはみ出し者で小学生の時にエリートコースから離脱&挫折した攻め様
そんな攻め様に街の私設警察をする相棒に一方的に決められた元SPで怪我が元でSPを
それこそ離脱した受け様と二人で依頼された事件を裏稼業的に解決していく話。

表向きはペット探しをするペットレスキューで裏は秘密裏に警察ではなかなか解決出来ない
事件を大小関係なく引き受ける、一種の世直し稼業みたいな雰囲気でした…

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極道と恋と代償 小説

浅見茉莉  北沢きょう 

こういうのもあるんだ…。

極道に面倒事。
助けてもらったお礼といえば、身体で払え!
………そんなお話なのかと思ってたら、そうではなく。

元々、受・一哉がやっていた蕎麦屋の常連だった攻・極道の橘高。
ある窮地から一哉を救うことになるのですが、そこに下心みたいなのはなくて。
けれど、それでは気がすまないとお礼をしたがる一哉。
物や金銭は受け取らない橘高は、一哉を引かせるために「じゃあ、身体で」というような言葉を…

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