北沢きょうさんのレビュー一覧

朝長風月、書道家です。 コミック

北沢きょう 

どこを向いてもイケメンだらけ

…な一冊です。

「朝長風月、書道家です」
主人公(受け)の朝長進次郎は『顔は一流、腕前は三流…のネガティブ書道家』です。
でも、性格は素直というか子供っぽいというか。
『あなたは才能がありますよ』と言ってスカウトしてきた芸能マネージャーの織田にドキドキして。
短編のせいなんでしょうかね〜、色々急な展開が立て続けに。
織田が実は超絶イケメンのタレントだったり、進次郎が早い段階で織田に…

2

獣王の貢ぎ嫁 小説

華藤えれな  北沢きょう 

やっぱり不思議な読後感

華藤えれな先生の作品は、何を読んでも読後しばらくはぼっーとその作品の雰囲気の中に浸ってしまうのですが、こちらの作品もまたまた浸ってしまうほど作品に惹き込まれていました。

天涯孤独の身で暴力・レイプによる身体障害まで持ってしまったうえに、獣王に生贄として嫁ぐことになった受けさんの紫生も、獣王として恐れられ400年も生きていて本当の意味での生贄だった攻めさんのキリアンも、どちらも健気で不憫でこち…

8

獣王の貢ぎ嫁 小説

華藤えれな  北沢きょう 

豪華な舞台設定のミュージカル風?

華藤さんが得意とするヨーロッパを舞台としたファンタジーです。
公爵で獅子王で妖精界の魔王で冥界の王で青髭な攻めであるキリアンと、辛いことがあってもわりと置かれた場所で咲けちゃう受け紫生。二人とも悲しい過去を背負っているので、最初は流されて婚約したのかと思っていましたが、実は違ったのですね。

華藤さんの描くヨーロッパの雰囲気はとても魅力的なのですが、皆様おっしゃるように設定が飽和状態で、物語…

1

獣王の貢ぎ嫁 小説

華藤えれな  北沢きょう 

史実織り交ぜたファンタジー

アイルランドが舞台のファンタジー。
史実にあるスペイン無敵艦隊のエピソードから着想を得た物語で、中東欧の伝承も盛り込まれており、単なるケルト神話路線にとどまっていないところに工夫を感じます。

あらすじ:
アイルランド北西部の港町に住む紫生(受け)は、「妖精島」に棲む獣王・レンスター公爵のもとへ生贄として嫁がされることに。
島で出会ったレンスター公爵ことキリアン(攻め)は、噂とは異なり優…

10

獣王の貢ぎ嫁 小説

華藤えれな  北沢きょう 

おとぎ話風BLです!

アイルランドを舞台とした、どこか懐かしく温かい印象のおとぎ話のような作品です。
神々と妖精と言った、ケルト神話の世界ですね。プラス「美女と野獣」と「蒼髭」。更にスペインの無敵艦隊と盛り沢山です。

孤独な公爵×健気な天涯孤独の少年といった、正におとぎ話の鉄板といった所。
「そして二人はずっと幸せに暮らしましたとさ」と締め括りたくなる、素敵な作品でした(*´ω`*)


内容は、アイル…

7

年下王子の誘惑ウェディング 小説

逢西ひな  北沢きょう 

外見も中身も完璧な男

海外セレブと恋愛するシンデレラストーリーかのようなタイトルですが、内容は普通に同僚との恋愛ものです。
タイトルにある通り、攻めは年下で先輩後輩にあたる関係です。
最初は攻めの御崎のキャラクターが受け入れにくくて苦手に感じました。
しかし、最後まで読むと次第にかっこよくなっていく御崎に胸を打たれます。

御崎は最初から青山が好きで毎日猛アタック&セクハラ三昧。
攻めの行動が過激すぎるとい…

4

三食昼寝花嫁ツキ。 小説

榛名悠  北沢きょう 

これは良い花嫁モノ!

「花嫁モノ」でオススメいただいた作品。泥酔の末に一夜限りの関係を持ってしまった相手とすぐさま再会し、何故か彼の婚約者役として(ときどき女装しながら)過ごすことになってしまった主人公・夏樹が奮闘するドタバタラブコメです。

とても可愛くて面白い一冊でした。受の夏樹はもちろん、個人的には攻の彰悟が可愛かった!!夏樹の女装姿に感心し、胃袋を押さえられ、やがて素の夏樹に本気で恋してしまう彰悟ですが、夏…

5

DOLCE コミック

北沢きょう 

イケメンレストラン

丸ごと1冊表題作シリーズなのですが、前半と後半で別々のカップルのお話が収録されています。
北沢さんは好きな作家さんなのですが、今回は少し細かいところが気になりました。
レストランのオーナーの動機がいい加減とか(面白いんですけど)、攻め様がいきなり受け様を襲うきっかけも何もそこまでしなくても…という感じでしたし。
ということで、キャラにも余り魅力が感じられませんでした。

後半の森永x花野…

0

グリーン・ピース コミック

北沢きょう 

可愛い学生が一杯

2006~2007年に雑誌に掲載された、3つのお話が収録されています。
主人公達は中学生~高校生で、全て学生モノ。
そのうち2つのお話が幼馴染モノでした。

表題作は男子校の農業高校を舞台にしたお話。
家が近いのと偏差値の問題で別に興味はなかったけど農業高校に来た学生と、祖父が牧場をしていてそこを継ぎたいために遠方から寮に入って通っている学生とのお話です。
小坂部君はモサい男子校では珍…

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浪漫豪奢 コミック

北沢きょう 

作品の雰囲気が好き

北沢さんの初コミックスだそうです。
表題作シリーズは、大正初期を舞台にした少し切ないお話です。
時々見られる絵の拙さが初々しさを感じさせました。
病気の奥さんの存在や、主人にも結構はっきりと物言う鳴人や、主従関係が途中でうやむやになったように感じたことなど、色々気になる事はあるのですが、ジーンとくるシーンが散りばめられてますし、鳴人が世話焼き女房の様になってからは子供達とじゃれてるシーン等、…

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