北沢きょうさんのレビュー一覧

物言わずとも愛語る 小説

伊達きよ  北沢きょう 

タイトルの意味

『春になるまで待っててね』が凄く好きで
こちらの作品も購入しました。

もーすっっっっっっごく良かったです!!!
読み進めていくとわかるのですが、
タイトル通りモノを言わなくても愛を語るお話です。

異世界トリップモノで、異世界の王子と人生を入れ替えられた莉央と
獅子王のアルヴァロとの恋のお話です。


魔法国家の第15王子のリォルと入れ替えられた莉央ですが、
顔は同じだけ…

4

赤獅子王の運命は純白オメガ 小説

貫井ひつじ  北沢きょう 

オメガバ

ひつじ先生だしきょう先生だからマストバイ。だったんだけど、ミリも人にならない攻めにちょっと惚れられなかったので申し訳ないです、中立にしました。本編230P弱+あとがき。オメガバ好きな人ならいいのかな?

ヒト族の納めるニアレイズ国より、獅子族が統べるシリオン国へ身一つで人質として送られてきたエリシャ。王に謁見叶ったのですが、会うや否やディオン王にうなじを噛まれて・・と続きます。

攻め受け…

3

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

受けを甘やかす攻めが好き

とても良かった。
プライドが高くて負けず嫌いでちょっと性格の悪い受けと、キャリア採用で中途入社してきたデキる後輩(同い年)攻め。
序盤の、攻めがいけ好かない受けと、受けに片思いしている攻めの温度差が面白かった。
そして攻めの気持ちに気付いて優越感から調子に乗っていく受けと、そんな受けを甘やかすのが満更でもない攻めのギリギリの会話もスリルがあって面白かった。受けがくれた付箋メモを保管しているシ…

3

新米錬金術師の致命的な失敗 小説

水無月さらら  北沢きょう 

錬金術

きょう先生挿絵なのでマストバイ。錬金術のちょっと苦手な部分があったので萌にしました。もう一度出会おうと長く頑張るファンタジー話がお好きな方でしたら嬉しいのではと思います。本編240Pほど+あとがき。

30年ほど深い森の中で、屋敷コビトのオリヴィエと黒猫のヴァランタンと暮らしてきたリュカ。人恋しいという感情が芽生え、よし!と女の子を生成しようと考えたものの、完成して出てきたのは、10歳ぐらいの…

1

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

性格悪くないと思う。

安西さんの作品は、自分の中で神かそうじゃないか、結構はっきりと分かれがち。

この作品は

(1)性格悪い受けらしいけど、許容範囲かどうか。
(2)受けがノンケなのに、男相手(しかも嫌いな男)に「抱かれることを許す」ようになるというBLファンタジーを、どれだけ違和感なく読めるか。

という二点が不安だったのでスルーするつもりだったのに、発売から3ヶ月ちかく経ってもまだランキング上位に…

4

買った天使に手が出せない 小説

キトー  北沢きょう 

月を見て物思いに耽るにはまさにかぐや姫


従者とのやりとりが楽しすぎ

早くに両親を亡くしがむしゃらに妹を育ててきた零(受け)。
最愛の妹の結婚式が無事終わり感無量の零を襲う飲酒運転の車。
死んだと思ったのに気がついた時には知らない馬車に乗せられていました。
なんとなく体も縮んでいるし周りは日本人じゃない。そのまま奴隷市場で性奴隷として売られ、地元の大富豪ダイヤ・シダーム(攻め)にお持ち帰りされてしまいます。
夜の世話をす…

0

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

ケンカップルかと思ったら純愛でした

ハイスペックで仕事できる攻めと勝手にライバル視して喧嘩腰で競う受けが、いつしかお互いの存在に別の思いを自覚していくというような展開を期待して手に取りました。

タイトルのイメージから、男たちがケンカしながら結局くっつまでのあれこれを楽しむのかなと思いましたが、全然違って甘い純愛もの系でした。

イラストは個人的にちょっと残念でした。
北沢きょうさんの絵は好きなのですがお話のイメージに合わ…

1

初恋の棘は甘く 小説

井上ハルヲ(オハル)  北沢きょう 

酔って卑屈ウザ絡みする男はちょっと

受けが攻めに対抗心をバリバリ燃やす警察の同期カプ。
受けの藤崎の中ではレイプの過去がずっと尾を引いているが、加害者の玖珂の心理描写は藤崎のそれとは重みが釣り合わない。この両視点見える書き方が逆効果になってしまい、終始モヤモヤが付きまとった。

藤崎は見た目のせいで舐められ続け、卑屈な思考が癖になっている。途中まではそれも仕方ないと同情していたが、酔ってその鬱憤を玖珂にぶちまけるシーンで一気に…

0

金獅子王と孕む月 小説

西野花  北沢きょう 

西野ワールド

いつもの西野ワールド、エロ場面多めのエンタメ。
ラーシャが、オークの玩具にされて、凌辱され続ける場面から始まる。
そして、獣人の獅子に助けられて、気を失う場面で切り替わる。

上の攻めに何故、オークが??あれ、ちょっと変ですね。

次ぎの場面で、ラーシャが獣人王に種をもらう役を長から言いつかる。

そして回想場面で、過去の説明。
絶滅寸前のイェンネ族には、男性でも孕める月人と普通…

0

新米錬金術師の致命的な失敗 小説

水無月さらら  北沢きょう 

師匠の執着愛

輪廻転生というのかな、錬金術によって蘇りがグルグルしてるお話でした。
生まれ変わっても生まれ変わっても、弟子を愛し続ける師匠・ヴィクトール。一途なのか執着なのか…すごいです!
今まで読んだ執着攻めとは違った感覚でした。


ざっくり言うと、師弟間で人体錬成し合って、造ったり造り合ったりのストーリーです。
これを理解するだけで、この作品の8割理解したようなものです(笑)


ヴィク…

4
PAGE TOP