北沢きょうさんのレビュー一覧

海運王とバージンクルーズ 小説

眉山さくら  北沢きょう 

絶倫で野性的な海運王

タイトルだけならセレブなクルーズってイメージで贅沢三昧かと思いきや
野性児さながらのサバイバル海運王&ちょっとだけ貧乏の匂いが(笑)
成り上がり系の海運王なのですがかなりの猛獣さんでした。
受け様は研究員らしかなる程天然系でぽやぽや系さんでしたが
初めて出会った時に取引の道具だと思われて身体を差し出します。
攻め様は慣れていると誤解して・・・
でも、受け様が知らない内に淫乱誤解は解けて…

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うたかたの人魚姫 小説

弓月あや  北沢きょう 

貧しい家の子で健気な少年

挿絵目当てで買いました。北沢さんにとっては初の文庫の挿絵だそうです。

物語は、大正時代。良家の嫡男とその家に男妾として連れてこられた異形の少年の恋物語。
その良家の嫡男には家同士が決めた婚約者がおり、その姫君との結婚が無事済み、お子が誕生するまでという契約で、貧しい家族を助けるため志野は買われてきます。
こういう設定はBLにはよくあると思うのですが、ただ、嫡男が自分のために連れてこられた…

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もう一度キスから 書き下ろしショートストーリー グッズ

甘えん坊さん♪

いやぁ~この事後番外編、実にいい!!
あの峰岸が、こんな甘えん坊さんだったなんてwww

同居を始めた二人ですが、どうも過去、大杉が峰岸の前から姿を消してしまった事がトラウマになっちゃったみたいなんですw
「一人住まいの家は寂しい」というけど、元々一人ならいいのだけど、二人になると、自分が帰った時に相手の姿がないと、また自分が何か粗相をして大杉はいなくなってしまったんでは!?って不安になる…

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もう一度キスから 小説

火崎勇  北沢きょう 

我慢しちゃいけない、見栄張っちゃいけない、きちんと言葉で伝えなくちゃいけない

相手が奥ゆかしく、自分にベタ惚れなのをいいことに、その愛情にあぐらをかいた結果、初めて気が付いた大切な失くしたくない者。
そんな傲慢な攻め視点で描かれる作品は、ともすれば攻めの言い訳にも見えなくもないのですが、彼の後悔と根性入れ替え、そして恥も外聞も捨てて、ありのままをさらけ出して土下座して謝る姿に、気分爽快とはいえないまでも、ちょっとイイな~と萌え頂きました。
きっと彼は、もう二度と彼を悲し…

4

Chocolat bunko After Story collection vol.1 グッズ

どれも良かったよ~♪ありがと~♪

忘れた頃にやってくる応募者全プレ小冊子、ショコラのアフターストーリー集は豪華版でした!

ショコラ文庫創刊から前半期発行のうちの13作品のショート集。
うち本編7作品は、橘には珍しい新刊オンタイム既読のタイトルで、それらのちるちる評価は“萌え”以上ばかり^^
その評価を1ランク上げても良いと思えるショートもあったし、本編未読だけど、このショートから購入を考えている作品もあるんです~!
ま…

3

緊縛に愛して 小説

甲山恋子  北沢きょう 

あおっちゃダメです!

緊縛師と聞いて、エスエムスキーの血が騒がないはずがありません!
しかし・・・全然そんな緊縛モノじゃありませんでした。
あくまでも職業が緊縛師だっただけだという・・・そこでついガッカリしてしまったのですが、緊縛苦手~という人には全然無問題な恋愛のプロセスが面白いお話なんで、イケると思いますw
しかし、緊縛師なのに緊縛の絵もないし、緊縛エチはラストだけだけど、あくまでも具体的じゃないし、表紙はエ…

1

溺れる体温 小説

菱沢九月  北沢きょう 

シリアスサスペンスはお好きですか?

今作品は大人向けでのお話だったとあとがきでも書かれていますが、
まさに、そんな雰囲気です。
エロ場面がなければ2時間サスペンス系とか冤罪や時効の
ドキュメンタリーとかがイメージとしてしっくりくるかも。
まぁ、犯人と思われる人は亡き兄の親友で兄の意思を継ぐような形で
受け様も新聞記者になり時効まじかな事件の真相解明に躍起になる。

そんな中で知り合ったのが新聞社で利用する居酒屋の青年。…

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かわいい彼 小説

清白ミユキ  北沢きょう 

ちょっと臆病なワンコのようで可愛い

ほんとに可愛いくてカッコいい年下の攻め様でした。
二人ともトラウマ持ちなんですが暗くなり過ぎることも無く
切なくて甘めのストーリーになっていました。

親友の兄と恋人だった受け様が自分のせいで親友と恋人の
双方を傷つけ、その傷が癒えていない受け様に別の親友から
弟を預かって欲しいと頼まれる受け様。
親友の弟で高校3年の攻め様との同居は攻め様がかなり
気を使っているのが見えて受け様は…

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ブルームーン、ブルー 小説

夏乃穂足  北沢きょう 

2つの恋の話

両親が亡くなりライター業で生計をたてている要〔攻〕は、疎遠であった祖父からの遺産で祖父の住んでいた屋敷を引き継ぎそこに住む事になります。
書斎にはやや不似合いな、置かれている鏡。
その鏡を満月の夜に、要が覗いた時に時間を越えて要は、彼の曽祖父である清巳と出会うのですがまだ清巳は少年。
目覚め夢かと思った要ですが、再び満月の夜に鏡で時を越えると次は少年から3年たった姿の清巳と巡りあい互いに恋に…

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かわいい彼 小説

清白ミユキ  北沢きょう 

遠慮がちな年下ワンコも可愛いですね♪

すっごく可愛いお話でした。
甘いし、ほのぼのって言っていいのか?分からない過去を持つ二人なのですが、それを軸にしながらも前向きな攻めを愛しいと思い最後にはちゃんと自分のトラウマも克服しようと頑張る二人が結構気に入りました。

遠慮がちな年下ワンコも可愛いですね♪

親友の弟をしぶしぶ居候させることになった日和。

なんでも親友が一緒に弟と2人で暮らしているのですが、海外出張が決まっ…

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