北沢きょうさんのレビュー一覧

眠りの森の、いばら姫 小説

弓月あや  北沢きょう 

茨姫の王子様はちょっぴり被虐趣味がおありかも

心に見えない傷をおって、自分でも気が付かない子爵の攻め様と孤児でスリで生計を
立てていた受け様とのハートフルラブです。

何事にも本気になれず排他的な攻め様は、スリを働く少年を捕まえた時に
小さな仲間を救うべく自分に向かってきた受け様に興味を惹かれ、脅すように連れ帰る
スリの子供を盾に、マイペースに受け様の身の振り方を決めてしまう攻め様に
悪態をつき、なんとか逃れようとする受け様ですが…

4

極道と恋と代償 発売記念ショートペーパー グッズ

愛されてます!

本編後に同居し始めた二人ですが、受け様は攻め様の為に週1で手打ちそばを
作っているので、そば粉の消費も結構速く、買いに行かなくてはと思っていたら
優しい攻め様が自分が買って来ると・・・

初めのうちは攻め様の送り迎えで通勤していた受けさまなんですが甘やかしすぎ
だと自分から申し出、天候の悪い日や特別遅くなる時以外は一人で通勤する事に
残業で少し遅くなった受け様は夕飯の買い物をしながら急…

0

優しくて切ない 小説

名倉和希  北沢きょう 

せつない気持ち、だけど・・・

健気受け大好き人間の自分にとって、智樹はお腹満腹になるぐらい、
一途に想い愛し耐え忍びます。最初はそれだけで十分満足でした。

でも次第に、なんで?どうして?そこまで我慢するの?
一度ぐらい、自分気持ちぶつけてみればいいのにって。。。
読み進めていくうちに智樹の気持ちが辛く、元凶である省吾へは苛立ちが。
そして、遂にある決心をした智樹が従兄弟に自分の正直な思いを伝える時は
涙がとまら…

2

極道と恋と代償 小説

浅見茉莉  北沢きょう 

お礼は身体で?

蕎麦屋とお客として出会った二人がトラブルから再会してすれ違いながらも
恋になっていくラブストーリーでした。

受け様は、亡き父の師匠でもある蕎麦屋の主人に引き取られ、大学まで出してもらい
それでも、少しでも恩返しがしたいと蕎麦屋で働く事に、しかし、蕎麦屋の主人が
亡くなり、実の息子が跡を継いでくれるまで受け様が店を一人で開いている時に
お客として攻め様は毎週来てくれて、自分好みの味だと…

2

どっちがケダモノ? 小説

水音川さら  北沢きょう 

モテはじめたけど相手は男だけ?

受け様の文哉が料理を作ってモテたいなんて考えて向かった先は元同級生の
高槻が講師をしてる人気の料理教室。
チョットだけ様子を見るだけのつもりだったのに気が付けば入会する事に
昔は大人しかった高槻が料理教室に通う美女たちにモテモテな様子に嫉妬と羨望が
そしていいなと思った女の子も高槻狙いで・・・・
そんな教室にはエリートのイケメンが一人、高槻と知り合いらしく、初心者の
文哉の面倒をよく見…

1

いじっぱり姫の恋が実る日 小説

森本あき  北沢きょう 

春平くんの粘り勝ち

シェアハウスシリーズの3作目で最後のカップルのお話になります。
大家の誉さんと8歳年下のワンコ系幼なじみとの恋愛だけど、相愛なのに大人の事情を
理由に素直になれない誉さんのちょっぴり切ないラブストーリーです。

この作家さんは一見するとベタ甘な雰囲気もあるのですが、恋愛って綺麗ごとだけじゃ
ないってたまに結構毒っぽい感じがあるんですよね。
たまに感じる恋のシビアさみたいなストーリーもあ…

2

優しくて切ない 小説

名倉和希  北沢きょう 

双方がかなり愚か者で似た者同士

浮気攻め様と何処までも耐え忍ぶ受け様とのラブストーリーなんですが
どっちもどっちって言う感じである意味似た者同士な感じがしちゃう。
話の流れで行くと、受け様が可哀そうなんて思うのがセオリーかもしれないけど
ここまで、自虐的で攻め様に嫌われたくない捨てられたくないって思う時点で
かなりうんざりするタイプかも、健気とは少し違う気がするのです。
何をしても責められないから攻め様もそれが当たり前…

3

いじめっこの岡田くん コミック

北沢きょう 

いじめっこ

小学生のころ受のことが気になり、ついついいじめてしまっていた攻。
そんな2名の再会物語。

カッコいい攻なのですが、内面は変わらず、
大人になっても、受をいじめてしまう。。。
でも、いじめっこ気質な攻のことが受は好きなんでしょうね。

そして、本編よりも気になったのは、「ふられ男の友幸くん」
いつも振られる役回りになってしまうけど、ワンコな感じが
たまりませんね~。
やさしい故…

0

優しくて切ない 小説

名倉和希  北沢きょう 

思い切り泣くもよし、怒るもよしw

最近の愉快な名倉作品に馴染んでいたため、こんな切ない話も!と驚きました。
多分受けの心情に100%肩入れして読むと、彼の健気さ辛いことがあってもぎりぎりまで自我を出さずに耐え忍ぶ姿に後半涙失くして読めないものがありました。
そして、攻めがこれまた狡い奴なんですが・・・以前何かの本に「一番タチが悪いのはバイよ」・・・まさに愛情にあぐらを掻いて、受けを都合よく扱う姿への腹立ちが優先してしまうと、そ…

3

優しくて切ない 小説

名倉和希  北沢きょう 

ガチ浮気攻め

浮気相手の女性と受けが対面してしまうシーンがあるほどの
浮気攻めです。
私、結構浮気攻めって最近嫌いじゃないほうなんですけど、
でもこれはいまいち満足しなかったなぁ・・・。
なにがいけなかったかって、あらすじ読むと攻めの浮気に
気づいた受けが、距離をとるのかなって思うじゃないですか。
確かにそのとき攻めと遠距離になってたので半年ほど顔を
合わせていないのですが、でも攻めはぎりぎりまで…

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