北上れんさんのレビュー一覧

溺れる人魚 小説

いつき朔夜  北上れん 

桂、コノヤロウ。

足の痛みによって水泳選手から離脱している眞生はスイミングクラブで講師のバイトをしていた。
そこに現れた、派手な見た目で優雅に古式泳法を使う桂に目を奪われる。
鍼灸師である桂は眞生の病にひたむきに向き合ってくれて、眞生は徐々に心を開いていく。
けれど桂は他にも手を出していることを目撃してしまい、眞生は桂を遠ざけて──。

チャラ男、本気の恋に落ちる。そんなお話です。
ミイラとりがミイラ。…

4

ホネヌキにされたい コミック

北上れん 

大型わんこ

◆ホネヌキにされたい・うちの子について◆
飼い主ラブ!な大型わんこと、躾は命!な飼い主のお話。
ウザいぐらいのわんこ・篤史くん。
保科の一挙一動に呆れるくらい喜び凹む。
分かりやすすぎる篤史に保科は冷たくあしらったりもするんですが…何だかんだ言っても甘やかしてるところがなんだかカワイイです。
忠犬っぷりと仕事のギャップは王道の萌えでした。
家事機能搭載ヒト型愛玩犬。わたしも欲しいなぁ(…

0

よそはよそ、ウチはウチ 初回限定版 コミック

北上れん 

ほのぼのからの終盤にかけての萌えが!!

読み終わった後、えええええ!!!これ続き!?
続きを・・・!続きを早く!!ってなりました(笑)
2013年発行なんでもう続編出てるかと思ったらまだなんですね。

これはかなり好みです。

序盤から中盤までの展開はちょっとBLってことを忘れてしまうくらいふつうのほのぼのした漫画なのですが、日に日にお互いの存在が特別になっていく事に戸惑いつつ、そして抑えきれず(やば、書いててにやける)・・…

1

艶情 王者の呼び声 小説

岩本薫  北上れん 

オードブル

北上れん先生の絵が素敵で思わず購入。
見るからに重厚そうな雰囲気で、ドキドキワクワクしながら読んでみたら・・、

あれ・・・・?物足りない・・・・。

お話自体は面白かったです。
岩本先生の作品によく出てくる、権力と力がある俺様傲慢攻めも好きだし、強気美人受けも好きだし、人外モノ設定も好きなんだけれど・・、

うーん、とにかく、登場人物(特に受け)の行動範囲が狭すぎます。
状況設…

3

ホテル・ラヴィアンローズ 小説

高遠琉加  北上れん 

染みる作品

みっつのお話しが入っています。

◆青◆
──青い。
読み終わって、思わずそうつぶやいてしまうほど、タイトル通りのお話。
少しずつ大人に近づく高校生。
けれど少年の心をまだ持ち続ける彼らの逃避行。
このまま、ずっと──なんて無理なことは分かってる。
いつか終わりがくることも。まだあどけない彼らの精一杯の背伸びが描かれています。
胸がきゅっと切なくなる。
滝口が守ろうとしたものは…

3

キューピッドガーデン 小説

日生水貴  北上れん 

ほんわか

好きなものは機械や珍獣、苦手なものは小さな子ども。
そんな相模唯人に課せられたのは、二週間の保育研修だった。
そこで出会ったのは、保育士の一ノ瀬洸。
無駄にキラキラしたモデルばりの男前で子どものお世話もスマート。
園児も一ノ瀬を信頼していることが見て取れて、唯人はその存在を眩しく思う。

真面目が取り得、対人関係もうまく結べず言葉もうまくない自分とは大違い。
一ノ瀬の一面を知れば知る…

1

みちづれポリシー コミック

北上れん 

すれ違いばっかの二人。

ひとり占めセオリーにて、微妙に当て馬役だった西岡センセーのお話。

大学時代の同級生である二人。
頭は悪くないのに、トロくて足りなくてあまいものが大好きで子どもみたいな西岡のことがかわいい。
西岡が好き。
けれど友人のままのほうがずっと一緒にいれる。──叶う望みはないのだから。
そう思って気持ちを殺していた。

西岡にちょっかいをかけてくる平野が気に入らず、だけど羨ましい。
西岡…

1

吉原艶情 小説

沙野風結子  北上れん 

異国人の陰間

ちょっと珍しい設定。でも、ラブストーリーだけでなく物語の進行がしっかりしていて、相変わらずの沙野さんという出来、非常に読み応えがあって私は大変満足しました。

舞台は鎖国時代の吉原。受けは堅物で恋をしたこともない特高。ひょんなことから売れっ子陰間、しかも異国人に助けられ、体の関係に。。
最初は反発しつつも、心の交流をするうちに引かれていく。王道展開ながら、ラブストーリーだけで終わらないのが沙…

1

心臓に甘い牙 小説

バーバラ片桐  北上れん 

つまりはメロメロなんですね?

父が勝手に作った借金を取り立てにくるな!
意気込んでヤクザの事務所に怒鳴り込みに来た真俊。
しかしそんな道理は当然通らず、妹を差し出すか、自分が身体を投げ出すか。
妹には手を出させない。
真俊は自分の身体を投げ出し、毎晩奥浦のもとへ通う。
身体は奪われても、心までは屈しない。
けれど快感に溺れてしまう自分が恐い。
憎い。目の前の男が憎い。
そう思っていたはずなのに、労りを見せてくる…

4

恋愛できない仕事なんです 小説

砂原糖子  北上れん 

それでもするんです、恋愛。

これはかなり自分のツボをついた作品でした。
強気で美人、腕っ節も貧弱じゃないよ!な本名とガサツで少し生意気、でも一途で男前な塚原。

薬物取引がるとの情報を得て張り込み捜査をする二人。
いよいよ突入となり本名と塚原も建物へ。
そこで男をひとり取り逃がしてしまう。

本名さんの見事な背負い投げが決まるも、その無茶さに塚原は本名を咎めるんですが本名は気にもせず。
けれど係長が窘めると素…

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