北上れんさんのレビュー一覧

心臓に甘い牙 小説

バーバラ片桐  北上れん 

本来なら接点が見出せないはずの二人なのに…

ヤクザ×親の借金の為に身体を差し出す高校生という設定。

行方知れずの父親が残していった借金の取り立てを止めてもらいたいと単身で暴力団の事務所に乗り込んだ真俊だが、無情にもヤクザ総括の奥浦に借金を帳消しにする代わりにと陵辱されてしまう。
まだ世間知らずな10代とはいえ、そんな無鉄砲な行動だから酷い目に遭うんだぞ!!と思うが、あまりにも両親が不甲斐ないせいで妹を守る為にそうせざるを得なかった真…

5

艶情 つがいの宿命 小説

岩本薫  北上れん 

裏切りではない、神様のくれた独立というおくりもの

前作の時にも少し触れましたが【つがい】という絶対の設定があるので例えば敵同士だろうがなんだろうが少々無理があってもうまくいく流れではあるんですよね。
予定調和という枠です。

主役たちが【つがい】である限り、どうなるのか?という先の読めなさ感よりどういう道筋で着地させるか?がこのシリーズの面白さかな~と思います。

今巻ではアーサーのタカへの心情や狩りのエピソードが相手に引き寄せられる、…

6

よそはよそ、ウチはウチ 初回限定版 コミック

北上れん 

フミちゃん、可愛い

義理の叔父甥の話。
後ろから抱っこの表紙が凄く好きです。
甥のフミが良い子で料理上手で、寂しい一人暮らしにはたまらないだろうなーと思います。
叔父がナチュラルにイチャイチャしてきて、甥っ子もん?と思いながらも受け入れていて、可愛い二人です。
一巻の最後がおおっ!と進展か?というところで終わってるので早く続きが読みたいです。
二人のエロを含まない、ほのぼのイチャイチャは癒されます。ずっとエ…

1

糖酔バニラホリック 小説

川琴ゆい華  北上れん 

糖分ふんだんで、疲れに効くスイーツ頂きました!

『妄愛ショコラホリック』のスピンオフ。
本編の受けの幼馴染みが、今回のメインとなります。
個人的にメインカップルよりも好きなタイプでしたので、このスピンオフは大歓迎!
いそいそと予約して心待ちにしておりました。
攻めと受けの三人称で、きちんと章で分かれております。

**********************
攻めは、幼馴染みがオーナーをつとめるカフェでスイーツ調理担当の建斗、27…

8

よそはよそ、ウチはウチ ビーボーイコミックスKiss×Kissフェア特典② 描き下ろしペーパー グッズ

もふもふ・・・

B5サイズの用紙、片面に描き下ろし漫画が印刷されています。
漫画の文字は手書き文字です。

以下、内容になります。


長塚家の犬のぬいぐるみ、たろうが史央と昴之の行動を実況するという流れになっています。

史夫がもっふもふなたろうにぎゅっと抱きつく「本日のもふもふタイム」(byたろう)を満喫中!

その様子を見た昴之は、自分のネクタイをほどきながら、たろうさんに顔埋めてもモフ…

0

手をつないで、ずっと 小説

真先ゆみ  北上れん 

割れ鍋に綴じ蓋

長い間親友に片思いをしてきた静和。
静和のなかだけで密かに終わった恋。
酒を飲んで、ぐでんぐでんに酔って、強烈な二日酔いになって明日にはバカなことをしたなって笑って忘れたい。
やけ酒のごとく次から次へとお酒を飲みそして帰ろうとしたところ静和は男に絡まれる。
そこを助けてくれたのは、静和がやけ酒をあおっていた店のバーテンダーであり、そして大学の同級生である椿本だった。
酔いつぶれた自分を介…

5

よそはよそ、ウチはウチ(通常版) コミック

北上れん 

とにかく可愛い!

裏表紙の2人+1匹?が寝てるイラストがすべてを表しています。とにかく可愛いです!特に、フミ(受け)は、ふきだし外の手書きセリフまで可愛いです。

5話ラスト部分の叔父さん(受け)が拗ねている?嫉妬?と二人が考える場面でページを割いているのが、互いに互いの関係や相手への感情を探ろうとしているのを感じ、そろそろ次の展開に?と思ったらいきなりのキスでビックリしました。

そして終了。「1」ついて…

2

艶情 つがいの宿命 小説

岩本薫  北上れん 

あ~~~~~~(幸せ)

後編!まってました!凄いワクワクしながら読ませていただきました!
攻め様と受け様はつがい同士だから
お互いが求め合うのもわかるし、つがいうんぬん言う前に
惹かれ合うものがあるから・・・ハッピーエンドとは分かるものの
どうなるの!? どうなるの!??とやきもきしながら読みました!

受け様はまあ攻め様に惹かれている自分とイブとしての自分の立場に悩まされ
攻め様は一族の長としての立場と自…

6

艶情 つがいの宿命 小説

岩本薫  北上れん 

因果はめぐる

 「あなたもいつか、いまの私と同じ気持ちを味わう日が来るかもしれない」

 17年前、迅人をもらい受けに行った賀門が、月也さんに言われた言葉です。敵対する組織のもの同士とか、同性とか、ヒトと人狼の種族の違いとか、全て飛び越えて、つがいがお互いを求めあう気持ち。肉親の情をもってしてもそれをとどめるすべはない。無理に裂こうとすればそれこそどちらか、否ふたりともが命をおとしかねない。分かっていたから…

12

シグナルレッドベイビー コミック

北上れん 

切なさと甘さと

父との繋がりは歌舞伎しかない。
だから笙吾は芸事に没頭した。ひたすらに努めていれば、その時だけは父はこちらを向いてくれる───。

遠い父との関係、何も持っていない自分。
何かを求めることを諦めている笙吾の唯一の存在、和美。
それだけは零れていかないで。そう願う笙吾が切なく悲しいです。

最初から何も持っていないと思えばいい
価値なんてないんだ
隣に来て 俺の手を取って 和美

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