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S・稔也 鳳巳乱
葡萄瓜
何とも今見返すと不思議な判型です。 現在の様な軽装のノベルス版ではなく、かと言って 耽美小説レーベルで用いられていたハードカバー版 ノベルズ仕様でもない。 B6版でハードカバー、そして中編が一編収まる程度に 抑えられた紙幅という当時としても画期的な版型です。 このエクリプスと言う小説レーベルは中々に へそ曲がりな部分があった様で、後日刊行された雑誌が A4版であったりもしました。 …
marun
これもファンタジーの部類でしょうね。 天才的な彰人は人嫌いで広大な敷地の別荘で密かに研究を 続けている変人です。 そしてその彰人を博士と敬愛を込めて呼びお世話しているのが 孤児で6歳から引き取られて現在一緒に暮らしている尚です。 この彰人には20歳の時に体外受精して兄へ里子に出している 子供がいたのですが、3歳で亡くなっているのだが現在も 生きている事になっている。 それは天才的な…
鳳巳乱
トオコ
青年編と少年編は、違う雑誌に掲載されました。 青年編である表題作の方は、青年誌に掲載です。 時は天保、江戸の町に礁舶という名の闇医者がいた。 腕はいいが、変わり者。 若いのに白髪である。(毒を飲んだためという理由あり。) たった一人の妹・おようのことを何よりも大切にしていて、彼女のためならどんなことでもします。 盗み、強請、そして殺人。 幼い頃、母親から虐待されていた二人。 …
佐々木禎子 鳳巳乱
むつこ
明るくてエロいラブコメディが二本。トラウマ系のネタをちょこっと組み込んます。 トラウマ系のネタは、いかにもありがちでとってつけたようで浮いてたので、いっそないほうが良かったような気がしました。 あと、わざとだろうけど、すべてをたった一日の出来事とするには、無理がありすぎるような気がしました。 受けのアホアホっぷりは突き抜けてて面白かったし、こういうタイプって大好きなんですけど。