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89/96(合計:951件)
橘紅緒 宝井理人
satoki
半ば冗談から始まった期間限定の恋人関係。 美形で誰にでも優しい芹沢と、王子様な見た目に反してごく普通の男の子の弓弦。この二人の関係がちょっとずつちょっとずつ近づいていく様子がとても丁寧に描かれていて、それだけできゅんきゅんしました。 もちろんエロも好きだけど、たまにはこういう繊細でもどかしい話が読みたくなるんです。 男同士とかそこはスルーなのかと、最初ちょっと気になったけれど、途中からど…
真崎ひかる 宝井理人
ネタバレ
絵本作家で、死んだ恋人に逢うために夜の公園に日参しちゃって、相原さんったらなんてオトメ。そうかーオトメ攻めかと思っていたらまさかのヘンタイさんだった。 物腰が柔らかいだけにこわいわ。 でもこのギャップは嫌いじゃないよ。 攻のキャラクターはおいておくと、良くも悪くも繊細なお話だった。 二人の恋の他に割と大きな柱になっているのが、両親に弾くことを反対されている啓杜のピアノです。 プロ…
杉原理生 宝井理人
茶鬼
杉原作品の持つ透明感、それは主人公の淡々とした姿もあり、ともすれば情熱を感じられずに飽きてしまうこともあるのだが、今回はその透明感をまさに題名の如く「音無き世界」でうまく映像雰囲気をイメージさせて、帯文句「気づくと、夢中になっている」な具合にのめり込ませていました。 何より、その淡泊さを1部と2部に分け、攻め視点、受け視点の構成にしたことにより補い、より入りこめる作品にしてくれています。 二段…
miicha
「世界が終わるまできみと」で杉原さんにはまって何作か続けて読みました。 が、ちょっとスロー展開ラブに自分がじれてきたのか(オイ)、 ここ何作かはちょこっとだけスルーしてきました(汗) でも、久しぶりに読むと 「やっぱりこの文章の美しさはときめく~」 とばかりに一気にスルスル読めてしまいました。 杉原さんの場合、正直、キャラ萌えより文章萌えの度合いのほうが高いのかな…。 (自分の場…
yukichaaaan
驚きました、たった1週間の出来事を描いた作品がこんなに中身の詰まったものとは・・・!! 描写がひとつひとつ、拾い上げたように細かく繊細に描かれています。 ゆっくりと、時間をかけて読みすすめたい作品です。 遊び半分、冗談半分、ではじめた交際がどんどんお互いを蝕んでゆく。 本当の恋は、恋のはじまりは、きっとこんな些細なこと。 こんなはずじゃなかった、こんな思いつめるもの? 少女マンガに…
ともふみ
個人的には前巻はピンとこなかったんですが、「このBLがやばい~」に選ばれていることもあり、最後まで読もうと購入。 で、やっぱりうーんな印象。 コマの運び方に起伏がなくて、なんとなく雰囲気が良いコマがいっぱいあるけど、あくまでなんとなくだなあ、というのが正直な感想でした。 雰囲気漫画というか…サラサラーと読み終わってしまった。 宝井さんのあまやかでふわふわした空気感たっぷりの絵柄はとても…
1週間限定の付き合いを繰り返す後輩と、モテるけどいつも振られる先輩が、何となく付き合ってみることになっちゃったという面白そうな設定。 このお付き合い、果たして一週間でホンモノの恋になるのか?ってお話ですね。 淡々とした文章で綴られる主役二人の間にある微妙な距離感に、どきどき焦れ焦れさせられる、ってのが原作者の橘さんの小説の魅力じゃないかと(個人的には)思ってます。 そんな橘小説の、不鮮明…
なつめ
一週間きっかり付き合って別れるを繰り返してきた後輩の芹生。 軽い気持ちで月曜日に告白しちゃった弓弦。 日曜日が迫る時二人はどうなるのか? やはり空気感が好き。絵がすごい上手いというわけでもないけど、青々としたイメージがあって澄んでいるような感じがするんですよね(個人談) あと原作付きってやたらモノローグが多い印象なんですが、この作品はとてもスッキリしていたのも良かった。 弓弦が自由奔放という…
月曜日の1番最初に告白してきた相手と必ず付き合い週末に必ず別れると噂されている、弓道部の後輩芹生。 弓弦が軽い気持ちでした告白により、付き合うことになったふたりだが… ストーリーと絵柄がマッチしていて透明感のある雰囲気が素敵でした。 大きな起伏があるわけでもないしエロもないんだけど、ナチュラルな日常の中で、少しずつ、でも確かな感情の変化が感じられたのでかなり満足でした。 だからこそキスシーンだ…
雀影
なんというか、 長い割に、情報量少なくない? お話内の経過時間的には、じっくり丁寧に、且つ繊細に、それぞれの心情やら何やら描いている、って言うのはよくわかる。 キャラの、繊細な表情も、絵柄も、雰囲気に合っていていい。 でも、なんだか、物足りない。 これだけの長さのものを読んだ気がしない。 多分、コレって、主人公の頭の中がスカスカ? 脊髄反射で生きているみたいな弓弦に、自分のこ…