宝井理人さんのレビュー一覧

花のみぞ知る (1) コミック

宝井理人 

タイトル・絵がとても良い

宝井理人さんの絵はすごく好きなので買ったのですが、
こちらの作品は序盤に有川(攻め)のキャラが大コケしています(^_^;)

大学の講義室の人がたくさんいるところで有川が御崎に好きだと告白するのです。
あれじゃ「罰ゲームの告白?」「嫌がらせ?」「頭のおかしい人?」などと思われてもおかしくない。
天然キャラよりもっと酷いし、なんだかいかにも作られたキャラですという感じが残念でした。

3

花のみやこで コミック

宝井理人 

数多の花に包まれて

前作「花のみぞ知る」の番外編とスピンオフ…ということで購入しました。

悲恋とハッピーエンド、対照的なふたつの恋が行き着いた形にそれぞれ泣かされたのはわたしだけではないはず。
今作「花のみやこで」は「花のみぞ知る」と同様に『締め』が秀逸でした。タイトルの意味をうまく交え、じいんと胸に染み渡ってくる、読んでよかったと思えるようなモノローグです。なので個人的に書き下ろしは必要なかったかな…と。き…

8

花のみやこで コミック

宝井理人 

繋がって離れて交わって

私、前作『花のみぞ知る』は心にグッと来るものが無く、こちらでの評価も一番下のものにしています。
読んで居ても何かこう、決定打のようなものが無くて、ふわっとしたまま終わった感覚だったのです。

そのスピンオフ『花のみやこで』。
とても綺麗な表紙、アングル、桜の花。
色使いがセピアっぽく切なさを感じさせる二人、おみくじ、指の先。
どれをとってもじわりと目頭が熱くなるような感覚に、既に心が入…

9

花のみやこで コミック

宝井理人 

悲恋だけど

花のみぞ知るのスピンオフ作、実はそのシリーズを読んでいないでの初読み。
前作を読んでいるときっともっとさまざまな情景が浮かんでくるのでしょうが、
この1作でも十分楽しめるし、切ないながらも美しい情景が目に浮かぶ、
愛する心の切なさが身に染みてくるような素敵な作品でした。

シリーズ本編の祖父たちの恋を描いているのでしょうが、時代的な背景が色濃く残り、
今のように何でも好きに出来なかった…

3

花のみやこで コミック

宝井理人 

「のみぞ」ももう一度楽しめる

「花のみぞ知る」既読です。
前半のスピンオフは未読でも楽しめると思いますが、後半はのみぞの続きなので、既読で良かったです。

前半はハッピーエンドではないけど、悲恋というほど悲しい結末ではなかったです。
でも切なかった。

後半は切なさを乗り越えてのハッピーエンドなので、一冊読み終えた後味がすごく良かったです。

【以下ネタバレ有り】

「花のみやこで」
一度だけの夜も晶の結…

8

「花のみやこで」特典ペーパー グッズ

無邪気さは罪♪

『花のみやこで』特典ペーパー。
幼き日の基晴と晶のお話。

素敵な庭を見てウットリする晶に、
「偉い人になったら僕が晶に庭をあげる」
「ずっと一緒に暮らしたらいいんだよ」
と軽々しく言ってしまう基晴。
驚いて赤面する晶に対して待っていた基晴の言葉の続きとは――と進んでいきます。

最初の「えっ」は単なる驚き。
2番目の「えぇっ」はどうしたらいいのか分からない照れ。
最後の「え…

0

花のみやこで コミック

宝井理人 

切なくて泣きます

花のみぞ知るのスピンオフですが、あの辻村先生にこんな過去があったんですね。

いやもうやられました。読み終わった次の朝も朝食を作りながら二人のことを考えちゃうくらい……。他に選ぶ道は無かったのかななんてどうしようも無いことも考えてしまいました。
でも結ばれなかった二人のお互いを想う気持ちは私なんかには経験し得ない深いもので、きっと誰にも手が届かない触れられない唯一のものとしてずっと二人の中に…

7

きみが好きだった 小説

凪良ゆう  宝井理人 

タイトルが全て

単行本になるほど人気作家さんになったのだと感慨深い感じがする1冊ですね。
内容的には片思い三角関係未満、この本のタイトルがまさにそのまま描かれているような
作品で、乙女思考はたまたロマンテック思考の作品が好きな腐には楽しめるかも。

個人的にはそれ程感動する事もなく、淡々と読み終えた感じでしょうか。
家庭環境が複雑って言っても両親の離婚騒動でどちらの親にも引き取りを渋られた
攻め様の従…

7

花のみやこで コミック

宝井理人 

何もかも、花のみぞ知る。

漫画を読んで涙が出たのは久々です。
「花のみやこで」のラスト、穏やかな空気からの
最終ページの辻村先生のセリフ「とってもうれしいです」
でもう堪えられなかった…。

何が、どこがと言えないのですが、この時代設定だから
こそ有りえる全編を通した切なさが積もり積もって、
最後2ページで決壊しました。穏やかな顔をしてるのが
余計に…!ああ…!(泣)

「花のみごろに」は、女装好きには…

6

「花のみやこで」特典ペーパー グッズ

こんなところで…。

「花のみやこで」特典ペーパーです。
幼き日の基晴くんと晶くんですよ。
非常に2人ともかわいいんですが、この展開だとこの時点では晶くんの片想いですね、残念。
てっきりプロポーズ的なことを基晴くんが言ってくれたのかと思ったのに…。
なんてオチがついてるんだ!
お手伝いさんて!!
無邪気というかなんというか…。
こんなところでさりげなく身分差かよーみたいな。
それくらい住む世界が本来違っ…

0
PAGE TOP