宝井理人さんのレビュー一覧

テンカウント 1 コミック

宝井理人 

立て、立つんだ城谷! と。

 ぱっと見の表紙とタイトルから、ボクサーものかと思ってましたが違いました。が、穏やかな中に頑固さが感じられる独特の空気は試合前の緊張に似ていて、これから厳しい闘いが始まる予感に身を乗り出してしまう序章でした。

◆1巻のまとめ
1.潔癖症の城谷と、カウンセラー黒瀬の出会い。
2.黒瀬の特別な雰囲気に心をほぐされ、「治療」を進めて行く城谷。
3.1歩踏み出し、そしてまた1歩。
4.「急に…

10

テンカウント 1 コミック

宝井理人 

表紙で買うとイメージ違うかも。

一話を雑誌で読んでいて、内容も大体知っていたのですが表紙を見て「あれ?方向性変わったのかしら?」と思ったら、そんな事なかったです。
表紙でそういう痛々しい話を期待したら、ちょっと外したと思ってしまうかもしれません。
私は当たりでした!

いい意味で神経症の人の尖った感じがなかったので、ふんわりと読み終えてしまいました。
続きが気になる!
しかし、対象者よりもカウンセラーの方が色々難あり…

2

テンカウント 1 コミック

宝井理人 

次回が待ち遠しい

潔癖症という内容に、人間くささを感じました。
ここまでではなかったけど、以前自分の身近にもそういう人(子供)がいて
結構深刻だったので、なんだか最初は
BLなのに「大変だな・・・」と主人公を気の毒に思うところから入ってしまいました。

いつのころからか覚えていない・・・気が付いたら、潔癖症になっていた。
『この世にあるものはすべて汚い』そんな、城谷は社長秘書をしている。
社長の交通事…

3

テンカウント 1 コミック

宝井理人 

なるほどなタイトル

テンカウント、それに表紙イラストのイメージからもう少し暗い話かと
思っていたけれど、確かに内容は潔癖症・不潔恐怖症でシリアスといえばそうなのですが
潔癖症の城谷が黒瀬といる時間が増える中で見せる可愛らしさに惹きつけられます。
もしかしたら黒瀬もそうだったのではと感じたのですが、現実はどうでしょうね。

タイトルのテンカウント意味が潔癖症の治療につながるとは気がつきませんでした。
城谷が…

5

テンカウント 1 コミック

宝井理人 

こんなにドキドキするとは思わなかった。

「一歩外に出ると、不快なことだらけだ」

嫌いなわけではないのに受け入れられない、
という感情は、
重度の潔癖症の城谷でなくとも、
なんなとく分かる気がする。

謝りながら手帳を消毒する城谷が痛々しい。
そしてそんな城谷の心情を汲み取り、
黒瀬が城谷の心にスルリと触れる瞬間がスキ。
すごくドキドキしてしまった。

ふだん触れないようなところに触れられるというのは、
身体的…

3

テンカウント 1 コミック

宝井理人 

表紙に惹かれて

素敵な表紙に惹かれて、雑誌で最新話を読んでみて雰囲気を確かめてから購入しました。
口絵もすごく素敵です!

まだ一冊目なので、この巻では城谷と黒瀬がお互いをなんとなく意識しながらジリジリしている感じです。
そのジリジリ感も良いのですが、私は潔癖性の治療方法がすごく興味深くて面白かったです。
「テンカウント」というタイトルとはそういう事か!と納得しました。
城谷の周りは同僚の三上も社長の…

4

テンカウント 1 コミック

宝井理人 

「触れそうで触れられない」萌え

こういう繊細なお話は、宝井さんの十八番ですね。期待通りでした。
淡々と細やかにしみいるような雰囲気は本当に素晴らしい。基本的に城谷視点が多く無表情にもかかわらず、物語を動かしているのは黒瀬の気持ちだとしっかりと伝わるところなど、さすがです。
黒瀬の寸止めシーンに象徴されるように、「触れそうで触れられない」萌えにわしづかみにされました。
城谷がぐちゃぐちゃに汚れてもいいと思えるほどの激情を抱く…

4

テンカウント 1 コミック

宝井理人 

続きが気になります。

城谷の最後の台詞に、自分も泣きました。
宝井さんの新作、「テンカウント」お待ちしてました。

臨床心理士の黒瀬と、過度の潔癖症である社長秘書、城谷。
これはこの後の二人の展開がすごく気になります。

冷たさのある綺麗なカラーページに見惚れ、表紙に見惚れ、
作中のシンプルな背景に主人公達から伝わる静かな心情。

この作家さんの描かれる作品は、どれも雰囲気や空気感がとても好みです。

5

「花のみぞ知る」ドラマCD特典描き下ろし小冊子 グッズ

にゃんにゃんかわいいww

特典描き下ろし小冊子は、今回の2人とこの後出る「花のみやこで」の2人が猫だったら…というもの。
「花のみぞ~」ペアはかわいい感じのお話ですね。
お誕生日プレゼントに自分の好きなもの、自分のかわいいと思うものを持ってきた洋一。
けれど、詔太の望むものはそれではなくて。
ここでうやむやにするのではなく、ちゃんと自分の欲しいものを言えた詔太がかわいい。
「花のみやこで」ペアは前者に比べるとアダ…

2

テンカウント 1 コミック

宝井理人 

作家さん買いです

作家さん買いしました
雑誌で部分的に見ていて、どうかな?と思っていたのですが
1巻丸ごと読みなら次の巻が気になる展開で面白そうです!
ゆっくりとした話の流れなので、
これからの話に期待して「萌」1つですが、いい作品だと思います!

表紙についても目をとてもひいていて
今回、帯がいいですね!シンプルで作風にピッタリです!
これは 重版の時にも帯付きになってるといいですよね
次巻の話…

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