宝井理人さんのレビュー一覧

花のみやこで コミック

宝井理人 

繋がった…!

宝井理人先生の「花のみぞ知る」のスピンオフ作品で、花のみぞ知るの受けの学部の先生(辻村先生)と受けのおじいちゃん(蓮見さん)の話しです。

私はスピンオフとは知らず、「花のみやこで」を読んだあとに「花のみぞ知る」を読んだのですが、とてつもなく面白かったです。

「花のみやこで」を所見で読んだ段階では、『辻村さんと蓮見さんの話』ってだけで終わってしまって、最後の意味深な名簿と研究室に訪ねて来…

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桜ノ国~キルシュブリューテ~ 小説

水無月さらら  宝井理人 

大正時代の青春

読了から暫く経っても、ふと思い出してしまう、独特の雰囲気のお話です。大正時代が舞台になっていること自体が珍しいと思いますが、二人の持つ奥ゆかしさと激しさが何とも切なく、大変萌えました。たまに出てくる直截な表現にもドキドキしました。宝井理人さんのイラストにも儚さや若い情熱が感じられて良かったです。

文弥の生い立ちに加えて時代が時代なので決してポップな印象のお話ではないのですが、とてもロマンティ…

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花のみやこで コミック

宝井理人 

桜の季節の恋の行方

​ 『花のみぞ知る』のスピンオフ。御崎と有川の背中をさりげなく(いや、わりとあからさまに)後押ししていた辻村教授の若かりし日のエピソードです。
 いや~、『花のみぞ知る』を何度も見返してしまいましたよ?だって、これ本当に辻村教授???イケメン過ぎでしょっ!!!宝井先生はスピンオフのことは最初は考えていなかったのかな?いや、教授の本編での意味ありげな後押しには、過去のエピソードも頭にはあったはず……

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花のみぞ知る (3) コミック

宝井理人 

​ インパクトに欠けますが

 2巻の終わりから想像して、3巻はサクっと有川の部屋から始まるか、過去のエピソードを挿入してくるかなーと思っていたのですが、有川の部屋へ向かう電車の中からでした!宝井先生はもどかしくじれったく描くのがお上手ですね!
 電車のシーンが更に少女漫画的だった分、その後のHシーンが想像以上にエロくて、おおおぉ~っ!となりました。絵柄と雰囲気も壊さないでエロい…(*゚∀゚*)イイネ!!
 ストーリーとし…

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花のみぞ知る (2) コミック

宝井理人 

有川が王子過ぎ!

​ 1巻は優しげな二人と花が印象的な穏やかなお話だったのに、2巻は最初から波乱含みな幕開けです!
 波乱の元凶の川端の登場で物語に深みが出てきました。御崎と川端の過去のエピソードが少女マンガのようなストーリーの中でやけにリアルに感じて、川端は嫌な奴だし不気味に描かれているので気持ち悪くすらあるのですが、その分有川が素敵に見えてしまいます。1巻では天然王子様なんてレビューしてしまったけれど、川端と…

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花のみぞ知る (1) コミック

宝井理人 

​ 天然王子様とドジっ子美人

 BL界に旋風を巻き起こしている『テンカウント』。流行に乗り遅れたまま、未だに手を出していない私。こちら『花のみぞ知る』のシリーズは全部買っているので宝井理人先生の作品は好きだったはず。これいかに!?と思い、久しぶりに読み直してレビューします。

 BL初心者でもBLを知らない人でも思わず手に取ってしまいそうな繊細で美しい表紙。私がこちらを購入した理由も、間違いなくこの表紙に惹かれたからだと思…

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テンカウント 1 コミック

宝井理人 

うーん……

正直好きではありません。好評価が多いので言いにくいのですが、絵はもう芸術作品なみに美しくほんとうにすごいと思います。しかし読んでいて潔癖という設定はどこにいったの?と置いてきぼりをくらいました。攻めも攻めで本当に潔癖を治してあげる気があるのか、ただ自分の性欲抑えられないからやってる感じで後味悪かったです。

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テンカウント 2 コミック

宝井理人 

もう大好きです

友達に勧められて読んだのですが、最初見たときとても絵が綺麗でビックリしました。表紙の色遣いやトーンなど、すごくマッチしていていいなと思いました。
また、黒瀬くんのさりげないドSさがとても好きです。心にグリッときました。1巻ではあまり展開が変わらなかったのですが、2巻に入って急に内容がグレードアップしたところがこの作品の一つの魅力ですよね…。次が楽しみすぎます。

自分が思うに、やはり受けが潔…

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宝井理人イラスト集 MIRROR コミック

宝井理人 

永久保存版です

宝井先生が漫画家になられてから、9年間のイラストが詰め込まれたイラスト集になってます。
セブンデイズ、花のみぞ知る、テンカウントのイラストから文庫本の表紙絵、グッズ絵など。
また、デビュー当時と現在の絵柄の変化も見ることができて、絵を勉強してる私にとっては刺激になりました。
終盤には質疑応答やお仕事現場の画像など載っています。
宝井先生がお好きな方は持っていて損はないと思います!

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恋はドーナツの穴のように 小説

砂原糖子  宝井理人 

数年後の彼らが見たいな。

田舎のドーナツ屋さんを舞台に、
ゲイゆえに傷を抱えて日々働くくたびれた店長・倉林と
イケメンだけれどテンションの低い高校生のバイト・凛生の
一回りも違う年の差もの。

家族にもどこか鬱屈したものを抱え、
勉強やスポーツに打ち込むわけでもなく、
来るもの拒まず去るもの追わず、過ごしていた凛生が
初めて恋をして、戸惑いながら必死にがっつく様も、
高校生に迫られて躊躇いながらも引き込…

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