宝井さきさんのレビュー一覧

チキン・ストーカー コミック

宝井さき 

心優しい店員とストーカさん

何作か入った短編集です。

メインはとあるSMクラブを舞台にした連作なのですが、表題作は表紙のお二人。
SMクラブの店員と、スタッフにつきまとう根暗系のストーカのお話です。

ストーカである達樹を捕まえた店員の平良は、ここで働きたいという達樹に喝を入れるためムチで打つ…という展開ですが、別にSMプレイのお話ではありません。
一見怖そうに見えて人をムチ打ちながらオロオロする平良は可愛いと…

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この世の果てまでも 小説

水無月さらら  宝井さき 

とんでもBL

電子書籍で購入。
挿し絵あり、あとがきあり。
表題作の他に、番外編SSが収録されています。

時々、とんでもない鬼畜な話を読みたくなります。
ひぇーーーって、鳥肌がたつような作品。
検索にて本作にたどり着いたものの、しゅみじゃない評価があまりにも多くて購入を悩みした。
男性出産以外、特に地雷のない私。
地雷だった二輪挿しも克服し、リバも異物挿入も美味しく頂けます。
ただ、ストーリ…

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共犯者の甘い罪 小説

池戸裕子  宝井さき 

友情と恋愛とに揺らぐ幼馴染

巴(受け)が主人公です。幼馴染の三角関係がお好きな方にお勧めです。

巴と亮介は両想いなのですが、余命いくばくもない尚弥のために、亮介は尚弥と恋人同士になります。そのこと自体は巴も納得していたのですが、嫉妬に苦しむことになります。そんな嫉妬と、尚弥への友情との苦しみから解放され、亮介と未来を歩んでいくというストーリーです。

きれいにまとまっていたのですが、個人的には、尚弥がイイ子で終わっ…

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ココだけCOMICフォーカス!! EXTRA 2007 グッズ

豪華でココだけなのがもったいない

小説の一場面を、挿し絵を描かれた先生がコミカライズしたものです。
小説1作品について、登場人物等の説明に1ページ、漫画が5~7ページでした。10本中8本が小冊子のための描き下ろしとのことです。

電子書籍のおまけで付いていないかなぁと期待したのですが、ちらっと検索した限りでは発見できず。残念でした。オチがついているわけでない一場面を抜き出したものなので掲載しにくいのかもしれませんが、この小冊…

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セカンドライフ コミック

宝井さき 

前半のどきどきが勿体ない

バーで綺麗な女性に声を掛けられ、誘われるがままワンナイトラブの予定が…。
帰宅した彼女の夫に見つかり最悪の展開へ。
その夫が会社の専務だったことから思わぬ方向へ動き出します。
公私混同で会社のプロジェクトから外され、社員寮も追い出される始末。
クビにだけはされたくないと直談判し、何故か同居生活がスタート。
それまでたった数ページですが、女性とのラブシーンからアダルティな泥沼を匂わせられ、…

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被虐の花嫁は純潔を誘う 小説

西野花  宝井さき 

最初から素直に言いなされと

んむ。激甘注意(´・ω・`)。

虐められるセックスに喜びを感じるという性癖を抱えた受が、
大好きな人を性癖ゆえに避けてきたのに、
大好きな人は強硬手段として受を軟禁し、手籠めにし、
あまつさえ花嫁にするという何プレイよなお話。

虐められプレイに興奮するって設定だけど
たいしてイジメられてないし。
触られたら感じる受はいつもこんな感じだし。
意地悪くされてる時と、優しくされて…

2

秘密の幼なじみ 小説

若月京子  宝井さき 

BL作品の幅広い設定の1つとして見た方がいい

久しぶりに凄い作品に出会いました…。

キャラクター設定としては主人公、攻の幼なじみは好きな部類なんですが脇役キャラクターが大変ぶっ飛んだ性格で実際にいたら友達になりたくなー…と思うほど…。
転校生の設定も大変驚きました、逆に作者さんの発想力凄いなぁと思ったり過去にこういう性格の人によって嫌な思いしたのかな?と感じるくらいリアルな設定や会話でした。(転校生の無神経な思考回路や取り巻きの嫌な発…

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ショコラ文庫2016もふもふフェア おすわり本(表題作 狼さんは、神様?) グッズ

獣の本能を刺激するモノ

本品はショコラ文庫2016もふもふフェアの
特典小冊子で三作の番外編を収録しています。

『慈しむ獣 愛す男』番外編
広夢が神代にある事をねだるお話です。

広夢は育ての親であり
恋心を抱いていた神代に
恋人として受け入れられ
幸せな日々を送っていました。

そんな広夢ですが
たった一つだけ不満がありました。

最初は小さな物足りなさでしたが
神代が気付いてくれるわけ…

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恋愛ビースト 小説

火崎勇  宝井さき 

ワイズと春哉と祐天寺

火崎勇さんの作品を久しぶりに読みました。かつて連続して読んでいた頃はちょっと食傷気味だった主人公一人称の文章がまったく苦にならず、むしろ、犬であるがゆえに人間の常識からするとすっとぼけたことを大真面目に考えるワイズ(賢人)のモノローグが非常に面白かったです。内心は「俺は賢い犬だ(キリッ」って感じの、人間で言えば俺様キャラで間違いないのに(実際とても賢いのですが)、どう転んでも犬なので色々と単純で、…

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愛しいじゃ、足りない 小説

桃野真幸  宝井さき 

年下ワンコ×男前刑事の事件モノ

あらすじ:
自殺した会社社長の事件を追う刑事・成吾(受け)は、同社の顧問弁護士・晃(攻め・年下)と知り合う。
初対面から成吾に親しげに接してくる晃は、どうやら成吾のことを昔から知っているらしく…

成吾は美人で男前な捜査一課の刑事。
20年前警察官の父を亡くし、父の同僚(今の父親)に引き取られたという過去があります。

晃は長身美形の若手弁護士(25歳)。
ハイスペックながら成吾の…

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