宝井さきさんのレビュー一覧

落椿 小説

四ノ宮慶  宝井さき 

何を楽しむか、どこを見るかで違ってくる

作者さん初シャレードは今までと雰囲気がカラっと変わって大人なしっとりとした淫靡なそして厳しい世界。
ヤクザ設定で、主従・下克上・調教など色々がテンコ盛りで見せてくれるそれは同人誌からの文庫化なんだそうです。
こういう話を読む時、その設定背景と萌えのシチュというモノの融合具合というのを見てしまう。

先代が亡くなり後を継いだ新橋一と言われる芸妓である母親の美貌を継いだ息子の晴也が二代目を襲名…

6

社長と息子は恋敵 小説

松幸かほ  宝井さき 

ライトな1冊でした

子供が出てくるものは、好きな方なのですが、
この作品はあまり合いませんでした。
受である睦が、いいこちゃん気質であるため、
何とも好きになれなかったのです。
また、展開も、軽く感じてしまい、
上滑りして進んでいってしまったという印象でした。

百貨店のおもちゃ売りはで働く睦は、
ある日、売り場で1人たたずむ子供、和弘を見つける。
この和弘、実は、百貨店の社長、伊勢崎の息子だったの…

3

社長と息子は恋敵 小説

松幸かほ  宝井さき 

子供が出てくるストーリーはお好きですか?

父親だけが嫉妬丸出しなお話でした?!
それも最後の方に少しだけ…

おもちゃ売り場で働く睦。
そこで社長の息子(和弘)に気に入られ、休みの度に面倒見てる。
物心ついたときには、すでに母親はおらず、
寂しいという感情を知らないまま育ってきてるので
睦の態度に初めて子供の甘えを見せてくれる(可愛い)。
そして社長にもだんだんと気に入られいつの間にか…

付き合うようになるのですが、…

3

社長と息子は恋敵 小説

松幸かほ  宝井さき 

こんな店員さんがいたら毎日通うかも

タイトルほどに恋敵でもないと思うのですが、舞台はデパート百貨店で、
玩具売り場の担当で地方の支店から本店に異動になった玩具売り場が天職のような
受け様と、そのデパートの社長である攻め様が、攻め様の一人息子を縁にした出会いで
次第に互いに惹かれあって、立場や同性故の悩みや不安などを織り交ぜながら
初めは小さな紳士淑女に仕える執事さんみたいな受け様が、攻め様の子供と親しくなり、
まるで保父さ…

3

社長と息子は恋敵 小説

松幸かほ  宝井さき 

甘さひかえめ…?

好きな作家さんなんですが、今回は萌えきれず…。
ストーリーは百貨店のおもちゃ売り場の店員が、社長の子息の子守りをするうち、社長と恋人になってしまう、という、ざっとこんな感じのあらすじなのですが、攻め様である社長を個人的には好きになれなかったです。
受け様がお人好しで子供好きなのをいい事に、いくら子供が望んだとはいえ休日にまで子守りを頼むなんて…それも継続的に。社員で、それも特別に攻め様と仲が良…

3

茨の呪縛 ~目覚めのくちづけ~ 小説

矢城米花  宝井さき 

茨姫と茨木童子

この作家さんの好き嫌いははっきり解れるのではないかと思うのですが個人的には
この手のファンタジーは大好きだったりします。
おどろおどろしている傾向があって凌辱、奇怪なものが多く描かれる。
ありえないファンタジーだから余計に面白かったりするドキドキ感があります。

今回の作品は、茨姫と茨木童子の合体作の想定で、邦日ミックスバージョンです。
茨姫とあるからグリム童話でしょうか、眠れる森の美…

4

ふたりの秘密 コミック

宝井さき 

勿体無いなぁ…

以前読んだ文庫の挿絵が美しいなーと思ったので
今作の表紙も麗しいし
何やら面白そう!というあらすじだったのですが…。

綺麗な絵だからこそ、笑いとのギャップが映えるのかもしれないのに
ギャグの入り方がハンパというのかなぁ…。
すみません;;

あ、表題作はアホの子好きの方には楽しめると思います!
俺様な三上が一人でわたわたして、勘違いと事実の差に慄くところがw
“俺様だけどバカ…

2

ふたりの秘密 コミック

宝井さき 

股間の ヒ・ミ・ツ

やっぱりいいなー宝井作品!
綺麗な絵でコメディ展開するギャップもそうなんですが、今回は表題もとても面白かったのに加え、同時収録の登場キャラ繋がりの【コドモにはまだ早い】がコミカル展開もあり、切ない展開もあり、と色々な色を添えてバラエティ豊かに見せる1冊になっている点がこの本の満足度を増すのです。
萌×2に非常に近い萌えです♪

愉快でしかたなかった表題、これ自分的笑いのツボをダイレクトにつ…

4

ふたりの秘密 コミック

宝井さき 

男の性の悩みは尽きない??w

表題作の主人公は、
頭脳・容姿・家柄すべてが最高レベルの高校生、だけどナニが包○w
弱点はその包○だけ!とあるんだけど、
読み進めていくと、勉強はできるかもだけど、結構~~~なおバカさん!

クラスメイトの大沢が、
人のいるトイレには入らない&付き合ってもキスから先は進まない
ということを知って、自分と同じ包○なんじゃ??見て確かめたい!!と必死になるw

「俺、大沢のこと(同じ…

1

黒太子の純愛 小説

高尾理一  宝井さき 

折り合い

王子の押せ押せな純愛でした。
高尾さんは好きな作家さんですし、
ストーリーも面白く読ませてもらいました。

絵画修復士の有理は、ある国から仕事を依頼できる。
その国には、有理が5年前に恋愛して、
手ひどく振った王子、マクシミリアンがいるのでした。
この振った理由というのは、有理はマクシミリアンが王子という立場
ということを知らずにいたので、隠されていたことに憤ったのと、
また、王…

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