宝井さきさんのレビュー一覧

不遜な華を愛すれば コミック

宝井さき 

ガチ兄弟の下克上はよいです

■不遜な華を愛すれば
表題作。
大正っぽい時代背景の、ガチ兄弟モノ。
遊び人でフラフラしててわがままな美人の長男(受)と、真面目で一本気な性格の寡黙な次男(攻)。
はじめ、長男は妾腹で年の離れた腹違いの三男に懸想しており、軽く手を出したりしてるのだが、実は長男に片思いしている次男がちょっと本気を出して最終的には長男を囲い、自分のものにする話。

高飛車な猫のような長男のわがままに我慢し…

1

恋と服従のエトセトラ 上 コミック

宝井さき  桐嶋リッカ 

ノベルもいいけどこれも良い

桐嶋リッカさん原作のコミカライズ作品、同名タイトルでの小説も好きだけど
これも思っていた以上にいいですね。
小説を原作にした作品だとやっぱり活字の方が良かったと思う事が多いのですが
これは違和感も無くかなり楽しめました。

そもそも魔女や狼男、吸血鬼なんて大好物が設定なのでそれだけでも萌えを
擽るのですが、それに家柄や血筋、雑種に位置づけられている主人公が過去にも
トラウマ的なものを…

2

落椿 小説

四ノ宮慶  宝井さき 

もっと抵抗して欲しかった

エロに焦点を当てた場合は“神”、
情の機微やキャラの関係性などを重視して読む場合は“中立”という評価になりました。
中間を取って“萌え”とします。

簡単に言うと、傾いた組を救うため、組長(受け)自ら、自分の体を差し出すという任侠モノです。

もともと男を惑わす魅力のある若い組長さん。
若頭(攻め)に長年恋焦がれている設定なのですが、商品として差し出すことを前提に、当の若頭に性的な調…

5

背中で君を感じてる 小説

いつき朔夜  宝井さき 

堅実な二人でした!

プロサッカー選手と警備員の恋、それに二人の何事にも堅実に向き合う姿が
とても素敵な感じで最後まで軽薄さの無いラブストーリーでした。
エロは少な目で、物語の内容重視で十分以上に楽しめる作品でした。

二人の初めての出会い、大卒で警備会社に入社した新人警備員の士朗は地元の
サッカーチームの警備を担当する事になるのですが、サッカーと言わずズポーツ全般
あまり知識が無くて、もちろん地元お抱えの…

2

悪華ノ蜜約 小説

本庄咲貴  宝井さき 

人間だからままならない感情に振り回される

被害者と加害者、弁護士と検事、相反するような立場、そんな設定を
背景に描いているシリアスながらもそこはかとなく熱さも感じさせる話でした。

主人公は児童養護施設出身で弁護士になって2年目の二ノ宮、その相手になるのが
エリート検事で凄腕と評判の高い湊。
立場も環境も何もかも違う二人が二ノ宮の施設時代からの友人が殺人事件で
逮捕された事から急接近。
そして、二ノ宮が務める弁護士事務所のボ…

1

「背中で君を感じてる」ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

守護神の休日

本編中、天皇杯をスポーツバーへ観戦に行くお話がありましたが、そこからホテルまでの鬼束の気持ちが綴られたショートです。

仕事明け、本当は疲れていたけど鬼束との約束でスポーツバーへ来た士朗ですが、酒の酔いも手伝って寝てしまうのです。
ゆすっても起きない、やっと起こして歩かせても寝ぼけているのか酔っぱらっているのか足元がおぼつかなく、そんな彼を支えながら車に乗せる鬼束。
そしてとっておいたホテ…

5

背中で君を感じてる 小説

いつき朔夜  宝井さき 

守護神の守護神

地元サッカーチームのイケメン№2の守護神キーパー鬼束と、全くサッカーに興味関心のなかった警備員・士朗との物語。
いつきさんらしい誠実な展開でした。
プロのサッカー選手と一般人の組み合わせではあるのですが、共通点はあるのです。
チームのゴールを守る者と、プレイをする選手をチームを会場を守る警備員。
二人とも守る者同士なのです。
警備員は試合を見ることはできなくて、グラウンドに背を向けていま…

6

落椿 小説

四ノ宮慶  宝井さき 

タイトル通り

極道2代目組長とその右腕で若頭との話。
受け様の組長の淫乱な男を狂わせる性がを調教+エロ多めで書かれてます♪
極道もの好きなのでドキドキ購入。

色々な事情(すれ違いとか)ので、人が変わったように若頭に調教される受けの組長。
男を狂わす性が開花した受けは客を取らされる。
複数人からのレイプありのエロ展開ですよ。
エロ多くていいねw
ただ、すれ違いで愛する人を他人に抱かされる人嫌いっ…

3

悪華ノ蜜約 小説

本庄咲貴  宝井さき 

愛と友情と勝利!

ビープリ初登場の本城作品。
いつもシリアス目のエロエロのイメージがあるので、ちょっぴり柔らか甘目のこのレーベルでどんなお話を描かれるのだろうと、興味がありました。
題名や表紙イラストからも、ちょいエロな雰囲気を漂わせ、あらすじにも愛欲なんて書いてるのでエロエロなのかー?と思いましたら・・・
確かにね、最初は鬼畜風味の愛情も一切ない関係で一体どうやってラブエンドに持って行くのだろうと思わせるの…

2

落椿 小説

四ノ宮慶  宝井さき 

二人で何処までも堕ちる

極道の2代目組長とその右腕でもあり8才年上の幼なじみでもある若頭との
誤解と嫉妬擦れ違い、そして受けである組長の魔性の淫乱な男を狂わせる性がを
エロエロ多めで描かれているストーリーです。

組長がはっきり言えば物凄い淫乱体質、幼い時に悪戯されたことが開花のキッカケ。
しかし、自身のその男を誑し込む性が、幼なじみで密かに慕う若頭を危険な目に
合わせた事を期に、自分の不埒な欲望を必死で抑え…

5
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