穂波ゆきねさんのレビュー一覧

はじめてのひと 小説

椎崎夕  穂波ゆきね 

泣けた……

帯『好きになってはいけない、恋してはいけない相手だなんて、知らなかった-』

やばい時期に読んでしまいました、もっそい泣けました。
身内が入院して同じ様に弱っていって病院で亡くなってからそう時間たってないので、無茶苦茶泣けました。
自分も真巳の様にもっと優しくして面倒みてあげれば良かったなあ。
仕事の忙しさとかにかまけないでもっともっといくらでも優しくしてあげれば良かったともう号泣。

6

街の灯ひとつ 小説

一穂ミチ  穂波ゆきね 

ヘタレワンコ攻めがツボでした

導入部、あまり乗り気でない同窓会に顔を出した主人公が、見覚えのない同窓生に出会う。
自分は彼の事を全然覚えてないんだけど、彼は主人公の事をよく知っていて・・・
そこから展開する、彼等の接点・しがらみ、事情、
原風景の描写もあいまって、視覚に訴えかけてくるお話でした。

自分的にヘタレワンコ攻めになる方喰がドストライク!
もじもじ、うじうじしていて、若干変態ストーカーめいていて、ずっとあ…

1

街の灯ひとつ 小説

一穂ミチ  穂波ゆきね 

学生の頃を思い出した

 恋愛部分とか、エロとかも好きですが、やはりこの方の小説は、誰もが感じていてもはっきりと意識していなかった心情を、言葉に表しているところが好きです。

 学生の頃は、クラス内ではっきりグループが分かれていて、違うグループの人とはほとんど交流もなく卒業していきますよね。
 大人になれば、全然学生の頃にはしゃべらないような相手と、交流するのが当たり前で、世界も広くなりますが、学生の頃はそうはいか…

3

街の灯ひとつ 小説

一穂ミチ  穂波ゆきね 

“受ざまぁ”な展開でした

受の性格を好きになれるかどうかが、この作品の好みを左右すると思いました。
私はちょっと微妙…(笑)
プライドが高いけどコンプレックスも強い、なんとも脆そうな主人公(受)。
しかも攻に対して思わせぶりな態度をとったり逆ギレしてみたり。
そういうのを含めて共感できたり、かわいいな~と思えたりすると勝ちなんでしょう(笑)

同窓会で見覚えのない美形の同級生と再会した初鹿野(はじかの)。
し…

11

僕の悪魔-ディアブロ- 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

こっちも泣けるし~っ(T T)

2作目を先に読んでしまった為、1作目を読むとマウロの存在が
私が思ってたよりも「こんなもの??」って感じでなりません。

2作目でも、名前(お墓も)が出てきたりで
結構重要なキャラだったのかと勝手に想像してたのですが
あっけなく死にすぎ??
もう少し、何らかのアクションがあって亡くなるってるのかと。
(銃撃戦で里玖を庇ってとか…)


それはさておき、2人の出逢いはこういう感じ…

8

憂える天使~アンジェロ~ 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

このキャラ(クラウディオにフェランド)良い!!

前作をまだ読んでない(積本)くせに続きから読んだ私…
でもこの1冊だけでもまぶたがはれた~(T T)

こういう素直で健気で自分を卑下するキャラって、行き過ぎると、
うっとおしいキャラにもなりうるんだけど里玖は良い~vv
だからこそ、闇を抱える周りのキャラ達が里玖に惹かれてしまうんだろうね。

年の差っていうのにもやられてしまいました。

そしてクラウディオにフェランドというキ…

11

凛! -RIN-(3) コミック

神奈木智  穂波ゆきね 

桂が強くなったなぁ…としみじみ思う完結でした。


もともと強さはあったんだけど、さらに磨きがかかったというか。
なんというか、桂の心の中に「自信」があるんだってのを感じました。
自分に対する自信というよりも、自分にとって大切なのはなんなのかとか、守るべき人は誰なのかとか、そういう自分の選択に対する自信という気がします。

当て馬さんとの弓道場での遣り取りを読みながら、しみじみ「凛」という印象を持ちました。

ただ香一がなぁ…最後ま…

1

凛! -RIN-(2) コミック

神奈木智  穂波ゆきね 

立ち止まらないところが好き。

3年生が引退して、部を引き継いだ香一と桂の、夏合宿がメインストーリー。

香一のカッコよさがですね…、もうたまらんとですよっ><
なんだあれ。当て馬には勿体無いだろっ!
本気スイッチが入った香一は本当にカッコよかったけど、香一の魅力は「いつも本気」じゃないところなんだよね。
わりとサクサク立ち回って、うま~くすり抜けて、けど何も考えてない訳じゃない。むしろよく周りを見てる。
とっても隙…

2

凛! -RIN- コミック

神奈木智  穂波ゆきね 

もうっキュンキュンするっ!

すごくすごく真っ当な青春ラブストーリーを読んだ気がします。
甘酸っぱい感じとかがぎゅっと詰まってました。

受けがあがり性で、先輩におまじないみたいにギュッとしてもらうんですが、それがもう可愛いやらドキドキするやら萌えるやら……。
そんな感じなんで女々しい子かなと思いきや、すっごい一本芯の通った、ホント「凛」とした子で、カッコよかったです。

そんで私は、お友達の香一君がすっごい好きで…

4

はじめてのひと 小説

椎崎夕  穂波ゆきね 

涙が出ちゃうのはズルイヨー!

大洋図書での二カ月連続刊行の二冊目は何と二段組み!!
思わずビビって、中々手を出せないでいましたがこれが読んでみると案外スラスラと一気にいってしまえました。
面白く読むためにあらすじも一切見ず、チラ読みも速読も止めてじっくりいきましたが、この作戦は正解。
派手さはないけれど、丁寧に綴られているので二段組になってしまったんだな、と思いますが、
主人公と祖父の関係、
主人公と喫茶店のマスター…

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