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一穂ミチ 穂波ゆきね
茶鬼
今作は「街の灯~」の主人公・初鹿野の勤める研究所の歳は上だけど同期の研究員・築(きずき)のお話。 相手の名前は新(あらた)。互いの自己紹介をする場面で「新築だね」なんて発言が出て、この主人公の命名はひょっとして狙ってる?なんて思わずニヤリとしてしまう。 築は研究者らしく、理論的に物事を考える人のような気がする。 明るく社交的な家族に対して、自分は人づきあいが余り上手くなく、その家族とつい…
杉原理生 穂波ゆきね
雀影
結局の所、これが私の一番好きなパターンなんだと、改めて納得するようなお話。 これこそ、私の好きな杉原さん。 親友だとしか思っていなかった相手に、ふと、告白されて、逃げられて、再会して、 ずっとわだかまっていた思いが、何であるかに徐々に気付いて、 自覚したら、今度こそは逃がさずにちゃんとつかまえる。 片思いだと諦めていた物が、実は両想いで、たまたま恋愛感情に気付くタイミングが合わず…
高峰あいす 穂波ゆきね
marun
今回の受け様は、これでもかってくらい自分を卑下して まわりの人間に気を使っている主人公です。 一歩間違えたらイライラしすぎるくらいなのですが 初心な天然も入っているのであまり気になりません。 攻め様は、投資会社社長で仕事人間、そのせいで 本人的にもまわりにもゆとりも関心もない生活をしてます。 そんな時、お節介な友人から男の子相手に散歩しながら 過ごす変わったクラブに入会させられ、急き…
ネタバレ
心に見えない傷を抱え笑顔で全てうやむやにして 掴みどころが無い風に装う傭兵経験有りの警護員の受け様と 傲慢俺サマで、素直になりきれない攻めさまとのロマンス。 受け様は、傭兵設定なのにちょっと弱すぎでもう少し リアル設定して欲しかったかも。 だっていくら後方支援の食糧補給部隊でも、隊長だからね。 危険察知能力がある設定だけだと弱いかなぁ~ 攻めさまは、自分が作ったプログラムの為にテ…
鹿住槇 穂波ゆきね
M
高校生の甥っ子・馨と突然同居する事になった。 馨の両親の離婚問題が片付くまで、という条件なのだが、肝心の馨は全てを突き放したような調子で話し、呆れるほどドライで気ままで、信司は苛立ちすら覚える。 ところがある晩、信司はあどけない馨の寝顔に、かすかな涙の跡を見つけてしまう。 驚きと共に、馨への愛しさが膨らんでゆき…… という話でした。 まぁ、実際には、そんな馨の素直…
むつこ
制覇しちゃいました。 ぜんぶ良かったんですが、漫画版が一番でした。 漫画版の何がいいって、穂波ゆきねさんの絵がとにかく素晴らしいんです!裸が色っぽいったらない。背中のラインとか、のけぞる首筋とかに、いちいち見惚れてしまう。 穂波ゆきねさんは原作つきの漫画をよく描かれてますが、たまにハズレもあるので、彼女にじゃんじゃんこういう素晴らしい原作作品を描いてもらいたい!とせつに思います。 ストーリーは、…
いつも杉原理生さんの作品はジワジワとした熱を感じる恋愛もののようなイメージがあるのですが、今回もまた温度は決して高くはないんだけどジワジワと温度というより染みが広がって行くようなそんなイメージを受けました。 色々と親友から恋人に変化するお話がありますが、これは決して突飛でなくて、実に登場人物達が等身大で、一緒に考えながら進むお話だったと思います。 グループ企業の営業担当と、企画担当の社員と…
usamomo
再会ものです。 設定はとてもいい感じなんだけれど、攻め視点なので切なさがなかったです。 それがちょっと残念でした。 あの時気付けなかった恋がゆっくりとしたペースで近づいて行く・・・。でも好きだ!!と気付いた時からまっしぐらだった攻めの行動は結構好きでした。 重機メーカーの本社の企画部門で働いている塚原進一。 社内ネットワーク新システムを立ち上げるために同期の塩崎と後輩の岩見は…
fiona0109
色々なお話の後日談ですが、よかったものをいくつかご紹介します。 *麻々原絵里依 「双子横丁」(「初恋横丁」番外編) あっくんが引っ越してから、そこに入りびたりの修との仲を疑うミミとモモ。 夜中に家を抜け出して、あっくんの新居に行って調べようとする双子の二人だが、うろうろしているところを警官に見つかって・・・ *水名瀬雅良 「キミの建物と本音」(「ラヴァーズ・ポジション」番外編) …
菱沢九月 穂波ゆきね
他人が傷つくくらいなら、自分が傷ついたほうがいい。 子供の頃に両親を失った石田は、年下の妹が結婚して家を出てからはまるで隠居したおじいさんのような心境です(まだ27歳なのに!)。 他人には限りなく優しいけど、自分には何も望まない。 そういった、石田の心境がとてもよく理解できて共感することができました。 友人の数は決して多くはないけど、周囲にいる人達は皆、よく石田を理解していて温かく見守…