穂波ゆきねさんのレビュー一覧

デュオ ~君と奏でる愛の歌~ 小説

愁堂れな  穂波ゆきね 

ピアノだけじゃない“同じ世界”

芸大レッスン初日、
音楽を司る神様ではないのかと思う程
ギリシャの彫刻に似ているような見栄えのする容姿と
誰にも出せない音色で人を虜にしてしまう遥(はるか)に
「友達になってくれないか」と言われる、こちらもまた悠(はるか)。
今迄自分の才能に絶対の自信を持っていたのに
天才の意味を思い知らされたような気持ちに。
遥に惹かれているのだけれど、中退して海外へ逃げます。

その後、遥も…

3

同い年の弟 小説

菱沢九月  穂波ゆきね 

菱沢さんと穂波さんのタッグときたら!!

『年下の彼氏』が大好きだったので、
書店で見かけて1も2も無く手にとりました♪
新書よりお高い書籍の為、違うコンビ(?)だったら躊躇っていたかもしれない。

表紙で胸を打ち抜かれ、口絵カラーでぶっ倒れるかと思った程、
穂波さーーん!!ていう感想です(伝わりづらい;)

勿論、菱沢さんの繊細な文章で、ぐいぐい物語に入れました。
冒頭の、大学講義中、居眠りをしている義弟の
シャンプー…

7

アイソポスのひそかごと 小説

崎谷はるひ  穂波ゆきね 

崎谷作品らしからぬセレブロマンス


「アイソポス」(=イソップ寓話の作者)のタイトルに惹かれました。
アイソポスは古代ギリシャ人、話が上手なので奴隷から語り部になったとされるんだが
読み進めるうちにどんどん脳内の????が増殖してくる作品であった。
中身はもんのすごい既視感イッパイのイタリア貴族と不幸受け。
えらいユルユルにした岩本薫といったところか?
いや、どこがアイソポスなんだ…イソップ寓話は「アリとキリギリス」

5

ブラザーコンプレックス 小説

椎崎夕  穂波ゆきね 

筋金入りのブラコンの結末

タイトルが示すように、兄弟禁忌ものかと思ったら、実は血の繋がらない兄弟で、
大好きな兄が自分の兄になった経緯を知れば全ては受け様の望んだ結果なんていうお話。
ドロドロ感のない、ちょっと爽やかにも思える義兄弟もので、この手の設定が
苦手な人も抵抗なく読める感じではないでしょうか。

内容は、3人兄弟で、長男の攻め様が大学進学と共に家を出ていたが、両親が仕事で
長期不在することになり、高校…

5

アイソポスのひそかごと 小説

崎谷はるひ  穂波ゆきね 

崎谷さん的ロマンスBL

読む前は、設定が作風からかけ離れている気がして『?』だったのですが、あとがきを拝見して納得。作家さんがロマンス小説に嵌まってらしたそうです。それで『王道ロマンス風味』なのね。

兄に次いで両親も亡くし、天涯孤独になった上、生活にも困っている真次(受)は、兄の子を生んだという外国人女性に亡兄と間違えられて、彼女の連れに怪我をさせられてしまいます。
結局、誤解はすぐに解けるんですが、そのトラブル…

5

アイソポスのひそかごと 小説

崎谷はるひ  穂波ゆきね 

崎谷先生×穂波先生というだけでっ

よもや崎谷先生の作品で穂波先生の眼福イラストが見れる日がくるとはっクッ
申し訳ありませんがそれだけでもう、星4つです。
崎谷先生には珍しく本格王道にチャレンジといった所なんでしょうか。
シンデレラストーリーになるんですかね。天涯孤独になった美人で童貞の受様を頂く攻様。
受様は攻様の妹の彼氏の弟になるのですが、妹と兄の間に出来た天使ちゃんとは叔父と甥の関係になるみたいですが、結婚する前に兄が…

2

アイソポスのひそかごと 小説

崎谷はるひ  穂波ゆきね 

あっさりし過ぎてるかも

個人的な感じ方なのですが、この作家さんのイメージは結構エロい雰囲気で
恋情強めな気がしていたのですが、この作品はかなりあっさりしています。
別に内容が悪い感じはしないのですが、何処かコミカルで分厚い割にあっさり読める。
それに、これも個人的に思っていたのですが、この作家さんの作品には女性が出て来て
エロ引き上げ感があるような登場の仕方が多い感じがしていたのですが、
この作品にはエロ絡みの…

2

アイソポスのひそかごと 小説

崎谷はるひ  穂波ゆきね 

キラキラした設定

崎谷さんの最新作、楽しみにしていました。
結構厚めの本だったのも、嬉しい。

攻が、イタリア人貴族ということで、キラキラしたお話でした。
私は、愛人ものっていうのは、あまり好まなくて、
よっぽど気にならないと読まないのですが、なかなか楽しめました!

天涯孤独になってしまった真次は、死んだ兄のイタリア人の元恋人、パオラと
その元恋人の兄、グイードと会う。兄とパオラとの間に子供がいた…

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Chara Collection EXTRA 2012 グッズ

手に入れてよかったです。

大きさもあり、厚さもありで読みやすく凄く満足です。
まだ、本編を読んでいないものが多々ございますので、読みたかったのもだけ3本。
これが読みたかったので応募しました!
まずは樋口美沙緒先生『狗神の花嫁』。
本編のあとの日常のひとこまを藤目線で書いたお話です。過保護になりすぎた狗神がつまらないことで比呂と喧嘩するのですが、犬も食わない夫婦喧嘩に付き合わされる藤です。相変わらず仲の良い2人が読…

5

年下の彼氏 小説

菱沢九月  穂波ゆきね 

優しい話

 塾講師の石田楓は、幼い頃に両親を亡くし、育ててくれた祖父母は他界し、唯一の肉親である妹は外国へ嫁いでしまっていて、広い自宅に一人暮らしをしていた。
 そんな楓が唯一楽しみにしているものは、七つ年下の大学生、同じ塾にバイトで入っていて、今はカナダに留学している鴻島涼平からのメール。
 カナダから送られてくる写真付きのメールは、楓の心を和ませてくれていた。

 そんな涼平が留学してから一年。…

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