穂波ゆきねさんのレビュー一覧

Chara Collection EXTRA 2012 グッズ

いろいろ読めて楽しかった。

読みたい作家さんが書いてたので全サの応募してみました。
気になった作品の感想をいくつか。

「熱い日々」秀香穂里
原作?は読んだことないんですが、今回の読んだだけでもなんだかとても面白かったです。
ツンデレというか美人系の仕事のできる姉さん受と大型ワンコのような攻。
別の仕事が入ったからと一緒にするはずだった取材旅行に出られなくなった2人。
攻は別の人物と現地へ向かって仕事を。
受…

1

イエナイコトバ 小説

羽生有輝  穂波ゆきね 

マイノリティを隠して生きる

一見何でもない事のようだが本人にはとても重要で、体裁だけじゃなくて相手に嫌われたくないから隠していたい、側にいさせてもらうだけでいい。
そんな気持ちが故に傷付いて、すれ違って、そして全てが判明した時に安堵する物語。
とても誠実な物語でした。

美大を出てイラストレーターの仕事をしながら一軒家で絵画教室も開いているのが主人公の七瀬。
彼は仲間の桐谷剛に片想いをしているが、その気持ちを打ち明…

9

うちの巫女、もらってください 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

まだいけそうなのにね、完結はさみしいな。

シリーズ完結編。
といっても、とっくに主役の二人(麻績×葵)は安定カップルの様相で、
脇を含めて、というかむしろ脇がメインの話が
ノリは、同人誌というか小話オマケ編という感じかな。

ずっと気になっていた脇の30代お二人、
麻績の上司のエリート・蓜島と、オヤジ刑事の矢吹。
ようやく矢吹が蓜島が何を感じていたかを、うっすら理解し
唇が触れ合う寸前の距離、みたいな感じまで。
今後の展…

2

うちの巫女にはきっと勝てない 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

焦点は脇の二人!

刑事の麻績と禰宜の葵。
1冊目でまとまって、結構落ち着いた感じではや3冊目。

転勤になるかも?などという話もあったりして
プロポーズもどきもあったりしたのですが、
こちらの二人は、はいはい、仲良くやってて下さい、って感じです。

今回の目玉は、主役の二人そっちのけで脇の30代二人ですね。
待ってました!
麻績の上司のエリート蓜島と、おっさん刑事の矢吹。
最初から曰くありげで気…

1

Chara collection EXTRA 2007 グッズ

『桜姫』です!

今までの方のレビューを拝見して思うに、みなさま『お目当て』がそれぞれ違うんですね~。同じ作品(小冊子)を指しているとは思えないくらい。

私はとにかく『桜姫』です。オンリーワンです。

もともとキャラ文庫の人気シリーズはあまり読んでいない(あるいは好みではない)ので、毎年発行されるこの小冊子もこちらしか持っていません。そもそも応募する気がないんです。興味がないから。
でもこれだけはどうし…

1

うちの巫女、知りませんか? 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

主人公は巫女?

「うちの巫女が言うことには」の続編。
前巻で一応まとまっちゃった麻績と葵の関係は……いきなりHしてたりしております。
ということで、カップルは安定してどうってことなく、中心は事件です。

高清水神社の双子の巫女さんが、オタクの間で話題になり、そんな最中事件が起きる。
タイトルまんまの事件です。
割におもしろかったかな。
このシリーズ、神社、双子の巫女って設定勝ちなところがあるけれど、…

2

うちの巫女が言うことには 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

タイトルに惹かれて……

ルチルのSSを貰うのに、
タイトルから設定的に面白そうと購入したのが「うちの巫女、知りませんか?」、
帰ってみてみたらシリーズ2作目だということで、ヤレヤレと遡ってこちらを購入。

麻績冬真(おみとうま)は、警視庁捜査一課の刑事。
N区で起きた連続殺人事件の聞き込みで、高清水神社を訪れる。
そこで出会った禰宜(ねぎ)の葵に、いきなり礼がなっていないことを叱られ
最初は反発するものの、…

4

虞美人荘物語 ~美男子だらけの下宿人~ 小説

愁堂れな  穂波ゆきね 

サブタイトルから感じる内容と少し違うかも

2年前に亡くなった父親の20年前の日記を偶然見つけた受けになる祐樹。
大学進学で上京する事になった時、父の日記に書かれていた虞美人荘へ
ある目的のために訪れる。

父親の日記に書かれてあった人物に会うための訪れた虞美人荘で出会ったのが
不愛想で横柄な態度の攻めになる隼、モデルをしているイケメンなのに初対面から
何故か突っかかってくるのです。
更にそこで20年前の父親の初恋相手が未だに…

3

虞美人荘物語 ~美男子だらけの下宿人~ 小説

愁堂れな  穂波ゆきね 

いつの間にかの恋

この本、副題が「美男子だらけの下宿人」とか帯には「下宿はキケンがいっぱい/憧れのモデルとひとつ屋根の下」と書いてありますが、それを鵜呑みにしたイメージをすると全然違いますからw
一見コメディタッチを思わせるような雰囲気を表紙と帯で煽りながら、実は内容としては方向は全く違う所にあり、誠実で真面目でアットホームで、18歳の主人公の身の丈にあった物語が展開されます。

祐樹は大学進学のための住まい…

3

あの夏、二人は途方に暮れて 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

ヘタレなリーマンが本気の恋した高校生

リーマンと高校生との年の差カップル、そして初めての出会いが攻めリーマンの
高林が公園で涙して落ち込んでる姿を高校生の秋光が思わず声を掛けた事から始まる。
初対面で高校生に心配されてる高林、でも初対面の態度は結構最悪です。
こっちみんなよ的な態度で、次の再会はもっと最悪、大きな花束抱えて車道に~
それをまたしても助けたのが秋光だが、助けられた本人はやっぱりほっといてくれ態度で
立ち去る寸前…

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