片岡ケイコさんのレビュー一覧

主夫のおつとめ! 小説

剛しいら  片岡ケイコ 

こんな座敷童なら、、、

「様々な作風の剛シイラ」って、こんなノリノリなギャグでオカルトも書くんだー


心霊現象の取材をしたくて、座敷童伝承のある屋敷を訪ねた近藤。
しかし、屋敷の主は、屋敷を出て、マンション住まい中。
二人は、座敷童の取材のため、空き家にしていた屋敷に泊まり込むことに。

なんだか、とっても、エッチでかわいいお話。
このタイトルで、この粗筋で、まさか、ホントに座敷童が出てくる、オカルトフ…

0

恋のソナタをもう一度 小説

早瀬響子  片岡ケイコ 

不完全燃焼

大学の同期同士で、三年前に別れてからの再会物です。
ヴァイオリニスト・藤堂克彦(24)俺様鬼畜攻め×元・ピアニストで社長代理・風宮優(24)健気受け

別れた恋人と、3年振りの再会。
病気になった父親の会社を継ぐので、ピアノを諦める訣別の為で、どうしても克彦と共演がしたかった。
克彦には父親の事は秘密にしているので、従兄弟と親密に連絡をする様は、克彦に誤解をさせて……。

誤解が誤解…

0

水の化石 小説

麻生玲子  片岡ケイコ 

シリーズものでした……

『一万年+3日』という作品の続編だそうですが。
第1弾を読まずにいきなり、この第2弾を手に取ってしまった私です(苦笑)
シリーズ物ならそう分かるようにハッキリ、
表紙かタイトルに「2」とか入れて欲しいと思いました。
BLのシリーズ物って、シリーズだと分かる表記があまりないですよね。何故でしょう…

メインカップルの馴れ初めという肝心な部分を飛ばしているので、
この本も楽しめるかどうか…

1

永遠に似た瞬き 小説

麻生玲子  片岡ケイコ 

ついに完結

運命を宿命に変え、恋に目覚めた白川は最強だと思いました。
西野は存分にデレデレすればいいのです(笑)

そして二人は春を迎えます。
春は出会いと別れの季節。
学生が集うアパートを去って行く先輩に、新しく入ってくる新入生。
別れが少し切なくて、ああ青春だな~!という、
むず痒くて優しい雰囲気が作品から滲み出ていて、読んでいて癒されます。
西野と白川の永遠を願わずにはいられません。この…

3

彩度ゼロの奇跡 小説

麻生玲子  片岡ケイコ 

不思議美人の変化に激萌えです

ずっと自分の思うままに行動してきた白川が、
初めて他者の気持ちを慮り、不安に震えます。
今までの白川からは考えられないくらい、
色々な感情を表面に出してきて驚かされました。
変わり者・白川をここまで変えたのが西野だと思うと、胸が熱くなります。

そして白川だけではなく、西野も一回り大きくなったような気がしました。
お互いの成長を促す二人の恋がキラキラで、目がつぶれそうです(笑)

1

一万年+3日 小説

麻生玲子  片岡ケイコ 

不思議ちゃんの魅力にクラクラです

シリーズ物とは知らず、一番初めに二作目「水の化石」を読んだのですが。
それが予想外に面白く、今回シリーズ全てを購入し、一気読み。
こんな素敵な作品がコバルトにあったことに驚きました。
先にレビューを書かれた方も仰っていますが、
まさに「コバルトの隠れた名作」です。

独特の感性を持ち、美人だけど変わり者と大学で評判の白川。
この白川のキャラは不思議ちゃんになると思うのですが、
とて…

5

花嫁は奪われる 小説

鹿住槇  片岡ケイコ 

いやー、面白かったです

明るくポップだけど、キューンと切なくなれる――王道ど真ん中な「花嫁モノ」ですが、花嫁萌えなどまったくない私でも楽しめました。
上手いなァと思いました。

挙式当日に逃げ出した姉のかわりに、花嫁代理をつとめたのが、主人公の弟(受け)。
主人公は責任を感じます。また、実家の印刷屋が新郎の実家から仕事を回してもらう約束をして設備投資をしてた関係もあり、「なんでもする」と土下座して、花嫁代理として新郎(攻…

1

初恋 小説

水原とほる  片岡ケイコ 

三角関係

男同士の三角関係はいいですね。

受けを取りあう二人ともとてもいい人なので、一方が受けと結ばれれば一方が失恋してしまう状況が切ない。

*以下はネタバレを含みますので未読の方はご注意ください*

全体的に隆晴×多伎の切ないお話といった印象。
最終的に結ばれる洋人×多伎の視点で描いていたら、また違う素敵なお話になっていたと思う。
長い間、好きな男の幸せを見守り続けた海の男、洋人。

0

スイートルームでくちづけを 小説

うえだ真由  片岡ケイコ 

社長ムカツク

しょーもないイジメに明け暮れる社長にムカつきました。
主人公が優しすぎるのにも、ちょっと苛ついた。ギャフンと一矢むくいるぐらいの気概のあるタイプのほうが好きなんだよねぇ。
でも、うえだ真由さんらしい丁寧なストーリーに丁寧な心理描写、きちんと仕事してる真面目な人たちのいる小説でした。
優しい結末でした。

主人公は秘書課に配属されたばかりの新入社員(受け)。いきなり社長の第二秘書に抜擢されます。大人…

2

スイートルームでくちづけを 小説

うえだ真由  片岡ケイコ 

人間ドラマ

新人の松雪が超抜擢で、秘書課に配属。
なぜ自分が華々しいエリートコースに乗ったのか戸惑いつつも、
根が素直で真面目な松雪は、与えられた仕事を精一杯こなしていきます。
そんな頑張り屋の松雪を優しく(時には厳しく)指導する先輩の宗悟。

仕事のできる宗悟に憧れる松雪。
一生懸命な松雪を可愛いと思う宗悟。
そんな二人が惹かれあうのは必然でしょう(笑)
二人が愛を深めて行く姿は真面目すぎて…

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