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3/15(合計:143件)
烏城あきら 文月あつよ
maruchan
ネタバレ
お仕事に汗を流しながら、ドタバタしつつ仲を深めてきた2人の公私にメンテナンスの時が訪れるシリーズ4冊目です。 シリーズ序盤にも登場していた曲者の大先輩が再登場し、弘に手を出そうとするという。いわゆる当て馬と言いますかスパイス要員なのですが、60過ぎのガテンオヤジとは、なかなかお目にかかれないキャラ設定ですよね。(それにしても、押し倒され襲われかけても、ふざけてプロレス技かけられてるのか?とギ…
相変わらずお仕事部分にもしっかりいろいろなことが起きるお話です。天災にみまわれるし。 ラブ・パートは、この巻ではずいぶんとコメディの比重が増しました。エロ拘束具とかお母さんのボケっぷりとか…! (あれで不審に思わない…というか乗り切れるの謎すぎるでしょ!?) そんな風にハチャメチャ度が増した3巻でした。 しかし、本当に上手にお仕事とエロとシリーズ続刊への伏線とを無理なく詰め込んでいら…
やっぱりこの二人のお仕事の様子を読むのは面白いです。物語の舞台の喜美津化学がちょっと懐かしい中小企業感に溢れているのもよろしい。 お仕事上のアクシデントがあったり、慰安旅行なんてイベントがあったり…。恋人同士としてのふたりの関係も深まって、ニマニマしながら読んでしまいました。 ふたりの対等な大人の男としてのプライドと愛情とがいろいろややこしくてね。 ちゃんと仕事してて、かわいさにキュ…
やっぱり面白いお仕事BL。コメディタッチなのもよいです。 製造業の工場の日々のお仕事の様子の描写が、馴染みのない人にもわかり易く良い塩梅で書かれています。少々古い作品なので、きっとこういった業種に馴染みの深い人が今読むと「古いなー」と思う所も多いのでしょうが。(私も自分の職業に近い業界を舞台にした作品を読むと、細かい所のおかしさに気がつくことも確かにありますが、お話が面白ければ、そういった不…
文月あつよ
こにしそる
何作か入った短編集ですが、どれもタイプの違う作品なので飽きずに楽しめると思います。しかし、反対に全部が好みとはいかないかも?とも思います。 個人的には一番最初に入っている表題作のカップリングが風変わりで好みでした。 全体的にベタな組み合わせは少なく、わりと個性的なカップリングが多いかもしれません。 表題作は地味なメガネくんと強気な美人という組み合わせ。 攻めがキラキラ美人というのが…
ふばば
シリーズの6作目。 5作目に引き続きISO関連で弘の悪戦苦闘・奮闘ぶりと、この忙しいのに(いや、忙しいからこそ?)消火訓練のタイム短縮に熱中する製造部の面々、そしてもちろん前原と弘の情熱、が語られます。 弘は製造部のISOの捗らない進捗状況に焦り、自分ではそうとは思わずに業務を抱え込んでしまいます。ISO認定の期限も迫る中、そこに大口の取引が無くなるかもしれない事、前原が母親の佐知子にカムアウ…
シリーズの5作目。 本作のテーマは「ISO」。今となっては懐かしい。私が会社員だった頃、部署として認定を受ける為、私も自分の業務を文書化したものです…(90年代?) 本作は、一言で言うと「お仕事BLへの回帰」。 今までは、小さな故障や不良品などは慣習的に製造部の中で完結させてきたのに「ISO」という制度の中で全て明文化し、他部署にも情報公開し、という方向性に強烈に反発する製造部の竹中部長。 …
シリーズの4作目。 本作では、喜美津化学の工場は「定期修理」中につき、製品の製造中の切羽詰まったトラブルなどはありません。 2作目、3作目と続いて弘(品証部)が提案している排水系のクローズドシステム、そのテストに伴う機械のトラブルと、本社の営業部の徳永が工場に研修に来る話、そして弘の新居探しがメインとなっています。 ラブ方面では、前原はますます弘に執着して、①毎日毎日家に来てあれやこれや。②…
シリーズの3作目。 今回喜美津化学に降りかかるのは「天災」! 雨が降らず、水不足に陥った喜美津化学は操業停止の危機に… 折悪しく、その時入っていた大口案件が、喜美津の製品が納入されなければ先方の業績が傾くかも、という重要なもの。製造部の部長も一気にスイッチが入ります。 シリーズ2作目でも触れられていた、渇水対策の排水系クローズドシステム構築との同時進行で、製造部と品証部の痺れるような奮闘ぶ…
シリーズの2作目。 喜美津化学は今、操業停止の危機に瀕していた!それは、工場の排出する総合排水の性状が悪化し、汚染物質の濃度が環境の基準値をオーバーしてしまい、未だ原因も分からなければ対策も立てられない、という状況に陥っているため。 そんな時に会社の慰安旅行の幹事を引き受けてしまったお人好しの弘。 本作はそんなこんなで余裕のない弘が、仕事でもHでも前原に「負けてる」と感じてしまい、もやもやし…